「M子、絶対不正してるよ。」
「…う~ん、だけど、どうやって『A』って書いたくじを残すんだろう…アンコ、どう思う?」
仲間は、昔から謎解きが好きだった私に謎解きを求めてきた。
「わからない…けど、例えば…、くじを重ねておけば?」
「重ねる…。『A』の上に『B』を重ねて…、上から順番に取れば…、あり得る」
「でも、混ぜられたらダメだよね」
「…そうだね…。」
「くじを入れる器が小さいと、混ぜにくいよね…」
「確かに…。器が小さい方が、重ねやすいし…」
先輩たちの推理合戦が楽しそうだ。
まぁ、不正であったとしても、そこまでして演じたい役があるって、熱心です。
ラルくんの相手役を演じたい~💓なんていう下心が無ければね…💦
不正の真意は置いといて…。
さて、休憩も終わり、件のエチュード台本が配られた。