新しいエチュードは、先輩たちが後輩に書くことになった。
私がそれを担うことに。
「M子どうするの?」
「ラルくん出演で!」
「また、"悲鳴"あるといいんじゃない?克服させないと!」
同期の仲間たちは、それぞれに、エチュードを作成する私に"注文"してくる。
指導者は、自由に書いて欲しいと伝えてきたが、実は次回公演の指針にしたいから…と、プレッシャーのかかる言葉も添えた。
演者皆の演技力が試せるようなモノが書けるんだろうか…💦
「せんぱ~い!私、ラルくんと絡みたいです~!」
L子が私の手を繋いできた。
…ふだん、手を繋ぐほど仲良くしたことないのに💦そこまでして、ラルくんと絡みたい?💦
「先輩、お疲れさまです。」
「大変ですね!」
M子とS子が笑顔で話しかける。
う~ん、たぶん、ラルくんの件だけでなく、次回公演のアピールとして、切実なんだろうなぁ…。
プレッシャーが半端ない💦