「いくらなんでも…、M子がそんなことするかな…?ラルくんの留守に勝手に家に入る…なんて…💦」
「…だけど、ラルくんとエチュードをしたくて、2度もくじ引きの不正をしたくらいだよ…」
「いや、M子じゃないよ!」
ラルくんは、声をあげた。
「…なんでそう言えるの?」
「動物好きな人に悪い人はいない!」
「……💦」
「…まぁ、気持ちはわかるけど…。」
「ラルくんのいいたいことは、よくわかるけど…。実際、くじ引きの不正は、してると思うし…。あれは、他の仲間を欺く"悪いこと"だと思うよ。」
ラルくんは、黙ってしまった…。
M子が、くじ引きの不正のせいで、ストーカーではないか…という話しになってきた。
それからラルくんは、相変わらずストーカーに悩まされていた。
家の中のモノを意識的に色分けしたりして並べておくと、やはり動いていた。
「警察に言ったら?」
「え?もしも、M子だったら、どうするの?」
「どうするの…って言っても、ダメなことはダメなことだし…。」
「…そうだよね。」
「…どうしよう…。正直、こわいよ💦」