エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

宮廷神官物語 九

2020-01-05 19:33:53 | 
榎田 ユウリ 著  角川文庫  令和元年 12月25日 初版

今作は6つの短編集。
試験勉強中に知り合った下働きの少年との出会いから、試験に合格して神官書生となった天青の学園小説・・・というか、青春時代を描いたエピソード集。

今までの、宮廷での権力争いも描かれておらず、安心して読める(笑)
天青が慧眼児としての力を発揮することもなく、また、あの赤いひと房の髪をもつ美貌の(といっても男性だが)神官、鶏冠の女装での出番もあって、面白かった。

3月25日に、このシリーズ10作目と、同じ著者の妖琦庵夜話の新刊が同時発売。 覚えていられそうもないので(笑)さっそくカレンダーに( ..)φメモメモ

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