エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

空也十番勝負 荒ぶるや

2023-01-12 20:27:22 | 
佐伯泰英 著  文春文庫  2023年 1月10日 1刷

空也の十番勝負のうち九番までが済みました。
武者修行を終えて高野山の生まれた村に行って、姉のような存在の霧子と落ちあい江戸に帰るはずだったのに、(前作で)八番勝負を終えて京都の街中に寄ったのが間違いで(笑)

結局もう少し、武者修行を続けることになって。
はよ、高野山に行って江戸に帰りよし(笑)

磐音やおこん、想い人の眉月姫もまってるやん。。
なんでそうじらしじらししとんねん。。。

などと思っても、著者としたら十番勝負までなんとか引っ張らないといけないのでいろいろお膳立てがいるんでしょうねぇ(笑)

今回も圧倒的な強さで、薩摩からの最後の追手を討ち果たします。
というか、今回の相手はそんなに強かったんだろうか。
闘いの場面描写も少なかったような気もするし。

ともあれ、次の完結編は5月9日発売だそうで、これを読み終えると『居眠り磐音』から続いた長ーい時代物に一区切りつくことは間違いありません。



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