ご同輩

円山の野音では飲食も自由だし、トイレも自由。

ビールを飲む人が多いので割と頻繁に人の動きがある。

そこで。

トイレに行ったものの元いた自分の席が分からなくなってウロウロ困り顔の人を何人も見かけた。
実際、私も数年前に経験した（苦笑）
殊に暗くなるとだいたいこのあたりだったな、と思っても一筋違うだけでもう分からない。
明るいうちは連れの着ているものの色でも判断できるだろうけれど、暗くなると見つけにくいし、どこをみてもじーさんばーさんばかりなので(笑)　ほんとに大変なのだ。

携帯を鳴らすわけにも行かないし、電源を切られていたらバイブも分からない。
一緒に行った夫も、私の帰りが遅かったら多少なりとも気にしてくれて、ちょっと振り返ってくれるとかきょろきょろでもしてくれたらいいのに、じっとしてるしね。

以来、凝りて(笑)　席はどんなに若い番号で早く入れてステージに近いところが空いてたとしてもトイレから《見つけやすい》《分かりやすい》席、というふうに決めている。
サイリウムライトも持って行ってるのは歌に合わせて振るためでもあるけれど、万が一分からなくなってもそれを目印に戻ればいいから(笑)

スタッフさんが何人もいるけれど、彼らに私の席はどこでしょう？と聞くわけにも行かない自由席。
大まかにブロックで、A・B・Cという具合にしておくとか、ベンチの色をみな同じグリーンにしないで、色分けするとか、足元に何列目、という表示でもあれば仮に迷ったとしても絞り込めると思うのに。

何人も迷っていた中で、本当にひとり、かなりうろたえて泣きそうになっている人がいて気持ちが分かるだけに私もすごく気になった。

あの方も来年もし参加するなら、私のように分かりやすい席を確保するとか、ヒカリモノを持って行くとか工夫することをお勧めする。