エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

准教授・高槻彰良の推察 6

2021-08-06 16:03:02 | 
准教授・高槻彰良の推察 6  鏡がうつす影

澤村御影 著  角川文庫  令和3年 7月15日 3版

シリーズ6作目。  叔父の渉についで従兄弟の優斗登場。 彼との会話から高槻彰良の母親がどんな人物でどうして異常をきたしていったかが分かった。

今作は3編。
お化け屋敷と人面瘡と紫鏡の話。
お化け屋敷って中学生ぐらいだったのか? もっと前か? 友達と入ったことがある。 入ってすぐにお化けが出てくるのが並んでいた場所から見えた。
もう、絶対ダメ。 怖くて入れない。
ぐずぐずしていたら、後ろの列が長くなったのか私たちが入る時にはお化けが遠慮してくれた(笑)

やたらと暗くて狭い道を迷路みたいに歩かされたような気がする。その細い道も下に何か仕込んであるらしくぐにゅぐにゅしていて気持ち悪かった。
ギャーギャー叫んだけど、実の所お化けはそんなに見ていない。
友達の背中につかまって目をつぶっていたから(笑)
今じゃ、お化けより人間の方がずっと怖いのを知っている。

人面瘡もどういうわけか知っている。 恐怖漫画が流行っていた頃かな、楳図かずおあたりで知ったのかな??

作品に出てきた怪異とか伝承というのはほとんど知っているけれど、紫鏡というのは知らなかった。

それにしても、読めば読むほどドラマ化されたら伊野尾慧クンが高槻彰良に扮するそうだが、私は斎藤工のほうがイメージに近いと思うんだけどなー。

     

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