先月3本映画観たから今月は自重中。
でもまだ『風に立つライオン』と『into the woods』が控えてるね。
アメリカン・スナイパーはイラク戦争の時代を描いたもの。
実在した人物の生をなぞったものだというけれど、なんて重いんだろう。
イラク戦争の事は勿論知ってるけれど、実際、戦場がどんな様子だったのかは全く分からない。
ニュースで流れる場面も遠巻きの空爆だったりで、現実感がなかった。
この映画で初めて戦争のほんとの痛ましさ、おぞましさを知った気がする。
戦闘シーンがものすごい。
やっぱりね、おかしくなっちゃうんだってば!
そりゃそうだよね。 生きるか死ぬか、殺るか殺られるか。
ギリギリの中で戦時だからとはいえ、何人も殺したり仲間が目の前で撃たれて死んでいくのを見るのだから。
160人余りを殺してレジェンドと呼ばれた主人公もしかり。
愛国心から国の為、と思って海軍の特殊部隊に志願したのに、いつの間にか精神を病んでいく。
見守る家族も堪らなかっただろうと思う。。。。
結末は悲惨すぎるから書かないけれど、やっぱりね、人が人を殺しちゃいかんのだわ。
戦争だとしても。
いまだに惨たらしい殺戮を繰り返しているところがあるけれど、平気でやれているのならそれはもう狂っているとしか思えない。
9.11がアメリカ社会に与えた影響も、遠く離れた島国にいる私には計り知れないものがある。
戦争ものって大嫌いで、その時代が出てくると朝ドラでも途端に興味を失ってしまうんだけど、やっぱり自分の想像力を具体的にするためにも悲惨な事実は知っておかねばならないと思いました。
この映画、戦闘シーンすごかったわ。
リアル、っていうとリアルを知らない私だと嘘っぽいんだけど、見ていてドキドキしました。
最初は、愛国心から狙撃を躊躇わなかったのに、子供を撃ってから思い悩んでしまうのよね。
ゆっきーさん
戦争映画って、教訓的過ぎると思うんですよ。
朝ドラとか、どれもみな同じような描き方だし。
この映画もそうなんですけど、ただ、あまりにもイラク戦争の現実を知らなかったのでちょっとショックでした。
ISでもそうだけど、この映画でも同胞の殺し方でも残酷すぎるんです。