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高里椎奈 著 角川文庫 平成29年 8月25日 初版
9作続いた『うちの執事が言うことには』に次ぐ『うちの執事に願ったならば』の第2弾。
相変わらず不慣れな19歳の烏丸家27代当主と不本意ながら?当主の執事となってしまった23歳の衣更月コンビの物語。
当主、烏丸花頴は美大にも入り、学生と烏丸家当主としての役割をこなしている。
もともと烏丸家にいた家令(ハウスチュード)鳳に心酔して鳳のようになりたいと思っていた衣更月には主であるべき花頴が頼りなくて、当主としての自覚や責任、ふるまいが気になりつつも、精一杯完ぺきな執事になるべく努めあげようとして、少々ぶつかることもある。
花頴も、衣更月もツンデレ(笑)
本当はお互いを認めつつあるけれど、あくまでも当主と執事という立場においてきっちりとした線引きがなされているから、ツンの部分しか見せない。
衣更月の『ツン』がつぼ(笑) ドSかっ!って思う(笑)
この物語を読んでいてわかるのが上流階級の辛さってやつ。
何不自由のない恵まれた環境にいて、誰からも羨ましがられる生活をしている、と思われているけれど、実際は、自分が何気に望むと周りに迷惑をかけるんだ、ということを若い当主は学んでいったりもする。
ふっと、皇族方も窮屈な思いをしてるのかな~なんて。
私的にどこかに行きたいと思っても『じゃ、行ってきま~す』というわけにもいかず、そこには護衛の人、警備の人、例えばどこかにお泊りあそばすとして(笑) 食事のお毒見からなにから、陰で相当な人の尽力があるわけで、、、それがわかれば『どこそこ行きたいですぅ』なんてことも言えないんだろうなって。
それがもともと皇族として生まれ育ったならともかく、そりゃあやっぱり民間から嫁いだら気持ちを保つのも正直難しいかな、なんて、某お妃様のことを思い浮かべたり。
そういう、普段考えもしないようなことを教わるから読書って止められない。
9作続いた『うちの執事が言うことには』に次ぐ『うちの執事に願ったならば』の第2弾。
相変わらず不慣れな19歳の烏丸家27代当主と不本意ながら?当主の執事となってしまった23歳の衣更月コンビの物語。
当主、烏丸花頴は美大にも入り、学生と烏丸家当主としての役割をこなしている。
もともと烏丸家にいた家令(ハウスチュード)鳳に心酔して鳳のようになりたいと思っていた衣更月には主であるべき花頴が頼りなくて、当主としての自覚や責任、ふるまいが気になりつつも、精一杯完ぺきな執事になるべく努めあげようとして、少々ぶつかることもある。
花頴も、衣更月もツンデレ(笑)
本当はお互いを認めつつあるけれど、あくまでも当主と執事という立場においてきっちりとした線引きがなされているから、ツンの部分しか見せない。
衣更月の『ツン』がつぼ(笑) ドSかっ!って思う(笑)
この物語を読んでいてわかるのが上流階級の辛さってやつ。
何不自由のない恵まれた環境にいて、誰からも羨ましがられる生活をしている、と思われているけれど、実際は、自分が何気に望むと周りに迷惑をかけるんだ、ということを若い当主は学んでいったりもする。
ふっと、皇族方も窮屈な思いをしてるのかな~なんて。
私的にどこかに行きたいと思っても『じゃ、行ってきま~す』というわけにもいかず、そこには護衛の人、警備の人、例えばどこかにお泊りあそばすとして(笑) 食事のお毒見からなにから、陰で相当な人の尽力があるわけで、、、それがわかれば『どこそこ行きたいですぅ』なんてことも言えないんだろうなって。
それがもともと皇族として生まれ育ったならともかく、そりゃあやっぱり民間から嫁いだら気持ちを保つのも正直難しいかな、なんて、某お妃様のことを思い浮かべたり。
そういう、普段考えもしないようなことを教わるから読書って止められない。
やっぱり人って、その立場にならないと分からないことが多いよね~。
女優が窮屈なのは知ってるけど