原田マハ 著 新潮文庫 令和4年 11月15日 6刷
今、原田マハさんと原田ひ香さんの本を同時に読んでいて、ああ、ややこしい(笑)
原田さんのは「カフーを待ちわびて」からずいぶんと間があいて、去年「旅屋おかえり」からの気持ちよい涙のこぼれるようなものを何冊か続けていたので、この『常設展示室』は、それらに比べると色合いがちょっと違う。
でも、もともとキュレーターでもある著者なんだから、こういう絵画を始めとするアートを絡めたものこそ本領発揮なのかもしれないね。
WOWOWだったかな、名画を訪ねて、、みたいなタイトルで原田さんが美術館や名画を案内してくれる番組があったと思う。
すごいよね、芸術にも造詣が深くて本も書けるって。
この常設展示室、は6つの短編集。
6作中5作までは有名な絵画が物語をうまく誘導しているけれど、最後の作品だけは特別有名な画家の作品は出てこない。
でも、この最後のが一番泣けた。
そして、ついつい有名画家の作品を集めたような企画展にばかり足が向いて、美術館にしても博物館にしても常設展会場はさらーっと流しがちだけど、今後は常設展示のものもよく見ようと思った。 どこで、胸を射抜く作品に出会うかもしれないし。
解説で上白石萌音ちゃんが素晴らしい文章を書かれている。
彼女、賢いんだなーって。
どうぞ、本屋さんで、萌音ちゃんの解説読んでください。
きっと、本を買いたくなるから(笑)
今、原田マハさんと原田ひ香さんの本を同時に読んでいて、ああ、ややこしい(笑)
原田さんのは「カフーを待ちわびて」からずいぶんと間があいて、去年「旅屋おかえり」からの気持ちよい涙のこぼれるようなものを何冊か続けていたので、この『常設展示室』は、それらに比べると色合いがちょっと違う。
でも、もともとキュレーターでもある著者なんだから、こういう絵画を始めとするアートを絡めたものこそ本領発揮なのかもしれないね。
WOWOWだったかな、名画を訪ねて、、みたいなタイトルで原田さんが美術館や名画を案内してくれる番組があったと思う。
すごいよね、芸術にも造詣が深くて本も書けるって。
この常設展示室、は6つの短編集。
6作中5作までは有名な絵画が物語をうまく誘導しているけれど、最後の作品だけは特別有名な画家の作品は出てこない。
でも、この最後のが一番泣けた。
そして、ついつい有名画家の作品を集めたような企画展にばかり足が向いて、美術館にしても博物館にしても常設展会場はさらーっと流しがちだけど、今後は常設展示のものもよく見ようと思った。 どこで、胸を射抜く作品に出会うかもしれないし。
解説で上白石萌音ちゃんが素晴らしい文章を書かれている。
彼女、賢いんだなーって。
どうぞ、本屋さんで、萌音ちゃんの解説読んでください。
きっと、本を買いたくなるから(笑)
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