エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

歌舞伎町ダムド

2021-04-12 13:59:13 | 
誉田哲也 著  中公文庫  2017年 2月25日 初版

歌舞伎町セブンを読み終えた後、たぶん、続きものというかシリーズなんだろうなと思って『歌舞伎町ダムド』を読みたいと思っていました。
まぁそれなら、3冊出ている『ジウ』から読めよ、っていう人もいるだろうし、私自身もそれがベストだと思ってますが。

こっち系にはまるのはちょっと怖いかも知れません。
めちゃくちゃバイオレンス。
ストロベリーナイトから始まる同じ著者の姫川玲子シリーズもかなりゲロゲロ・・・なシーンも多くて無理っ!と思って本を閉じたこともありました。

東警部補のでてくるジウ(しつこいけど未読)歌舞伎町セブン、ダムドもなかなかのゲロゲロものです(苦笑)
こんなのばかり続けて読んだら人格変わりそう(笑)
昔、任侠映画が盛んだった頃、見終えて劇場を出てくる男性がみな肩をいからせてオラオラ・・・で出てきたものだったというのを聞いたことがありますが、その感じ分かります(笑)

セブンのメンバーは、テレビドラマであった『必殺〇〇人』みたいなものだよね?
己の為の殺人集団ではない。 
とはいえ、すご腕殺人集団であることには間違いがない。
その彼らと対極にいる新宿署の東弘樹警部補。
ことにセブンの『手』である陣内陽一(欠伸のリュウ)との間のヒリヒリ感には読んでいてぞくぞくします。
ジンさん、いいなぁ(笑)

こういう本こそ絶対にカバーをかけておきたいのに無印のカバーは使えない←しつこい!!




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