大根の皮のきんぴら

今年は大根も安いからよく買ってくる。
安いと思うともったいない使い方をしてしまう。

先日も柚子大根を作ろうとしていて、かなり分厚く皮を剥いてしまった。
捨てようかなーと思った時に思い出したのが、ある番組。

民放ドラマは根性なしでまともに見ないし、連ドラは時計代わり。　大河は見たり見なかったり。
しかも夜10時以降でないとだめ、という人だから、BSとEテレの単発ものやら、旅番組をつけていることが多い。

ブログを書くにあたって、その番組名も分からなかったので調べた(笑)
『やまと尼寺 精進日記』というものだった。
３人の尼さんが山寺で暮らしている様子を撮ったもの。

途中からだったので、めっちゃ曖昧なんだけど、３人でお正月のおぜんざいやら七草がゆを作っていた。
畑で貰った野菜を工夫して無駄なく使ったり、柚子仕事もしていた。

大根もね、皮ですら捨てずに干していた。
多分、それが頭に残っていたから。

この皮、捨てないで食べよう！って。

洗い物したりお米をといだり、他の事をしている間に、ヒーターの前で大根の皮をちょっとだけ干してみた。
それを刻んで醤油、味醂、酒、七味で炒り煮した。

ビンボーくさいっちゃあビンボーくさい(笑)
でもね、箸休めの一品にはなった。　　たまには尼さんの境地にもなる楽母でした。