はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

床鳴り

2016-10-09 08:55:26 | 日記
みなさんこんにちは。

このお天気で運動会が順延につぐ順延と聞き、保護者の皆様の苦労をお察しします。

私も打ち合わせの予定が上記理由で二転三転しドタバタです。

さて、今回は床鳴りについて…

木を使ってお家を建てる以上「100%防げます」と言えないのが床鳴り。

床がギシギシ鳴ることですね。

原因は色々ありますが多くは木が乾燥して変形することにより隙間などができてその隙間分動いて擦れたりする音です。

季節によって鳴ったり鳴らなかったりもします(湿度の関係で)

さて、これは瑕疵(欠陥)になるのでしょうか。

法律上は床鳴りは瑕疵にあたりません。

よって保証の範囲外となるケースが多いようです。

実は法律上瑕疵にあたらない項目は結構多くて

・結露
・カビ
・クロスのしわ
・地盤
・シロアリ
・内部建具の変形、破損
・外部建具や外壁の変形破損
・電気、ガス設備の取り付け不良、作動不良

など結構なことも瑕疵にはあたりません。

では、何が瑕疵なんだよ。というと

・基本構造性能の滅失
・防水性能の滅失

以上の二点のみです。

法律上はここだけ保証すれば会社側は問題ないのです。

しかし、このような内容をきちんと説明もせず安易に20年保証、30年保証、挙句の果てには60年保証なんて話も聞こえてきます。

どこまでが○年保証されるのか、きちんと理解したうえでご選択ください。

ちなみに当社は床鳴りに関しては保証の項目に入れております。

基礎の立ち上げを60cmにし、床下に入り作業しやすい空間を確保しています。

20年前と言えば携帯が一般的には普及していない時代です。

20年前にシャープや東芝といった日本を代表するような大企業がこのような苦境に立たされていることを誰が想像したでしょう。

もしかしたら何十年も先の保証なんて契約するときの気休めでしかないのかもしれません。

コメント
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