みなさんこんにちは。
台風一過です。
まさか長野県で堤防が決壊するとは思いませんでした。
ああいうニュースを見ていると水害に対する住宅の無力感に絶望します。
水害を避ける基本はハザードマップで水害や土砂災害の警戒区域に家を建てないこと。
しかし、日本は平地が少なく、川に沿って道路や鉄道、住宅街が開発されてきました。
そして警戒区域でない土地は価格もそれなりに高額になりがちで…
珍しく他社を褒めますよ
一条工務店は「耐水害住宅」の公開実験をおこないました。
これ、動画で見るとすげぇ…んですよ
家の中から水中が見えます。
「耐水害住宅」は玄関ドアや窓ガラスの隙間から水が入らないよう、パッキンを取り付けたほか、壁面には防水塗料・シートを使用。
床下の換気口は水位が上昇すると自然に閉じるよう工夫し、トイレや風呂などの排水管には逆流防止弁を付けています。
室内に浸水しないと水が引いた時すぐ元の生活に戻れますからね。
しかし水が全く入らないということは…その部分の気密は完全ということに。
おそろしい性能の住宅です。
実際にはパッキンや塗装の類は劣化していきますので何十年もほったらかしでそのような性能を維持し続けるのは困難と思われますが、建ててすぐ水害で建て替えといった切ない自体はまのがれそうです。
耐水の技術も今後他社も追随せざるをえないでしょう。