はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

住宅性能のメリット

2020-10-04 09:16:22 | 日記

みなさんこんにちは。

お施主様にお呼ばれしました。

お食事処を検討している方で、試食をしてもらいたいとのこと…

私も毎日調理するのでちょっとやそっとの内容じゃ驚きませんよと会場にうかがったら…

食べたことがないオシャンティーな料理の数々

なんかソースの説明をしてくれるのですが聞いたことのない単語が飛び交います。

ワインの説明も…このあたりから酔い酔いで気がつけば結構な数の瓶が空いてる

参加者全員酒豪でした

さて、日頃から一条工務店の回し者かというくらい「家は性能」と言っているはち。

今回はちょっといやらしくお金に絡めて見てみましょう。

・耐震等級

これが最高等級3だと、例えば地震保険が半額になったりします。

35年換算で約35万円くらいお得(住宅の規模や金額にもよります)

耐震等級を高めるのはさほど費用を要しませんので、3を目指してみるのもいいかも…

・高気密高断熱

ここはお金のかかる部分です

ここからが高気密高断熱と言っても差し支えのない基準ぎりぎりの家と、現在の一般的に提供されている最高水準の家の差はとんでもなく開いています。

比較すると最高水準レベルの家は高気密高断熱を謳ってもかろうじて許されるレベルの家に比べて冷暖房費は約1/5

両住宅の断熱材、施工手間の価格の差はおよそ100万円。

死ぬまで暮らすであろう住宅。

毎月の冷暖房費の差額を1万円で見積もると50年で600万円

実際には冷暖房を我慢したりするケースもあるでしょうからそこまで金銭的負担が開くかは分かりませんが、せっかく新築するなら我慢する生活とはおさらばしたいものです。

また、高性能住宅はローン金利の優遇があったり補助金が受けられたり…

こちらもトータルで数百万円にもなることがあります。

一生涯で得られる利益(失わなくて済んだ出費)1000万クラスにもなる場合が

断熱だけは目先の金額で判断せず、むしろもっとお金を出してもいいからより上の提案はないか?という姿勢の方がいいでしょう。

劣化対策等級

こちらも多少お金がかかるものの費用は50万円くらい。

流石に10年毎にメンテナンスを繰り返す方は少ないので15年ごとにメンテナンスをするとして、45年で約600万円~1000万円くらいの費用がかかります。

これが極力メンテナンスフリーの材にすると同じく45年でかかる費用は200万円~300万円

まぁ、初期段階で予算削減のために仕様を落とす方はメンテナンスにもあまり費用かけない傾向にありますので実際にここまで出費に差が出るかというとそうでもないことがほとんどですが

ただ、一世代限りの家になってしまい、お子様やお孫さんも住宅取得に莫大な費用を要する可能性が高まります。

いい家は喜んで引き継いでもらえ、次の世代の資産形成に重要な役割を果たします。

家を建てる時は自分が寿命を迎える時、家がどのような状況になっているかまで考えて検討された方がいいですね。

とにかく仕様を落としてもいいから安く安く建てるんだが許されるケースは

子供のいない人生設計

暑さ寒さは我慢でしのぐ

災害にあったらあきらめる

今の家賃よりローンの方が支払いが安い

に当てはまる方ですかね…

あっ私だ

コメント
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