通称“象の檻”と呼ばれている、米軍読谷村楚辺通信施設です。
この檻のような物は、アンテナだそうです。
一時期、新聞などに取り上げられて話題になっていたようですが、今はどうなっているのでしょうか。
なんで話題になっていたのかというと「軍用地契約」の強制使用期限切れに関することなのです。もともと米軍用地というのは、そこに人が住んでいようがいまいが関係なく、強制的に米軍が接収して軍施設を作りました。でも、そこにはもともとの所有者がいて、米軍はその土地を「借りている」わけです。米軍は、その地主達と(強制的)賃貸契約を結んでいるのですね。
その契約期限というのが、それぞれ違うのですが、この象の檻の地主の一人との契約が1996年に切れたのです。その地主は、自分の土地の返還を求めて仮処分を申請し、それが裁判所で認められ、米軍の使用は「違法」ということになり、地主の立入り・土地の使用が認められたはずです。
あれから10年経った現在、ここは立入禁止になっていて、まだ米軍が使用しているように見えます。マスコミも無責任だから、煽るだけ煽っておいて、その後がどうなったかは、知らん顔なのね。
あ、もしかして、あのアンテナは、こんなこと言ってる人を見つけ出して「処分」するための物なのかも・・・
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↓アンリ・デュティユー管弦楽曲「檻」