ムラサキセンブリ・・・・環境省、熊本県、いずれも絶滅危惧Ⅱ類 です。
被子植物 リンドウ科
形態と生育環境 (生育状況)
1年草、越年草。センブリに似ているが、茎は太く、暗紫色を帯び、高さ50-70cmになる。
葉は線状披針形で長さ2-4cm、やや密に対生、花は淡紫色、
花冠裂片は幅広く、長さ1-1.5cm、濃紫色の脈がある。
熊本県内では、阿蘇地域にのみ分布する。
現在、生育が確認されているのは、阿蘇市(旧阿蘇町、旧一の宮町、旧波野村)、
産山村、高森町、南阿蘇村(旧白水村)、西原村などであるが、
どの生育地も少数個体が点在する程度である。
野焼き・採草などの中止による遷移の進行のため、個体数が減少している。
(以上、環境省、熊本県のレッドデーターブックから)
センブリ
ムラサキセンブリ(絶滅危惧Ⅱ類)
ムラサキセンブリとウメバチソウ
ムラサキセンブリ
ムラサキセンブリは薬草になりません。薬草になるのはセンブリです。
ムラサキセンブリは、熊本県の指定希少種です。
採取すると、罰金100万円が課せられます。ご注意を!!