富田元治のブログ

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ヒメヒゴタイ

2012年10月15日 | 九州の山歩きと山野草

ヒメヒゴタイを初めて見ました。

被子植物 キク科  ヒメヒゴタイ です。 

環境省の絶滅危惧ⅠB類、熊本県の絶滅危惧ⅡB類です。

ヒゴタイの半分ぐらいの大きさで、花の色を紅紫色にした感じです。

紅紫色が綺麗です。良く目立ちます。

アザミ、タムラソウと全く違います。ひと目でヒメヒゴタイと分かります。

 

ヒメヒゴタイの形態と生育環境 (熊本県レッドデーターブックから)

日当りのよい草原に生える越年草。茎は直立し、

高さ30-150cm、上部でよく分枝し多数の頭花をつける。

葉は長さ12-18cm、羽状深裂または全縁。花は8-10月。

頭花は径12-16mm。総苞片には淡紅色の付属体があり、つぼみも花も美しい。

花冠は長さ11-13mm。

阿蘇周辺にも咲くようですが、見ませんね!!

平尾台に咲く ヒメヒゴタイ


ミシマサイコ 被子植物 セリ科

環境省の絶滅危惧Ⅱ類、熊本県の絶滅危惧ⅠB類です。

熊本県のレッドデーターブックには、

熊本県内では、金峰山を始めとして各地で確認されているが、

現在、生育が確認されているのは阿蘇地域のみである。

阿蘇町、南阿蘇村(旧長陽村、旧白水村)、西原村などで確認されている。

南阿蘇村では100個体以上が生育するが、

他の生育地では少数の個体が点在する程度である。

野焼き・採草などの中止による遷移の進行によって、個体数が減少している。

と書かれています。

平尾台に咲く ミシマサイコ

南阿蘇周辺では、探してもなかなか見つかりません。

数年前まで、俵山にも咲いていたんですけどね・・・・・・・。

これは、盗掘より環境の変化でしょう~?

理由・個人的には、花には見えません。(笑い)

 

植物用語、チンプン・カンプンでしょう~?

植物用語辞典て、あるんですね。

パソコン用語辞典と同じで、眺めているとその内、頭に入るかも~?

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