明日の国会で、財務省の官僚が決裁文書の書き換えを認めるそうです。
「分かりやすく書き換えました」 と、認めるのです。
官僚独特の分かりにくい文章を、政治屋さんでも分かるように、
分かりやすい文章に書き換えました、と認めます。
改ざんでは無く、書き換えです。
朝日新聞も、せっかくのスクープを「書き換え」の見出しで、失敗しましたね。
「決裁文書の改ざん」と報道すれば良かったのに、残念です。
他のマスコミも「改ざん」と言いません。「書き換え」で統一していますね。
なぜ、改ざんと報道しないのでしょう~?
書き換え・・・・改ざん、 ニュアンスも意味も違います。
「すみません、分かりやすく書き換えましたが、内容は同じです」
と、官僚に説明されて、この問題は終わりです。
自殺者まで出した決裁文書の改ざんですが、
「分かりやすく書き換えました」で終わりです。
それにしても、
誰の指示で書き換えたのでしょうかねぇ~?
責任はだれがとるのでしょうかねぇ~?
官僚には、不正の指示をはねつける「勇気」がないのです。
それはそうです。「勇気」があっても飯が食えませんから。
人生いろいろ、自己責任の世の中です。
「正義」の文字も消え去り、生きて行くのが精一杯の世の中です。
「正義」などクソ食らえの世の中です。生きていくのが一番です。
『分かりやすく書き換えましたが、内容は同じです。』
これで、一件落着、世はこともなしです。
夢と希望の無い、自己責任の世の中が続いていきます。