「ganさん、久留米市美術館にルノワールの絵が数点来てるよ、見に行かない?」
のお誘いの電話でした。
久留米市美術館 ←クリック。展示されている主な作品が載っています。
「オゥ~!見に行く!」 の二つ返事で、同級生3人で久留米市美術館に行ってきました。
ルノワールの絵を熊本県立美術館が数十年前に15億円で購入しました。
15億円の絵を1,000円で見に行きました。千円で15億円の感動でした。
最近、県立美術館の学芸員さんに、15億円の絵の価格を尋ねると、
今は、35億円ぐらいはしています。の返事です。
当時の県知事さんの英断に感謝ですね。(笑い)。
熊本県立美術館所蔵・胸に花を飾る少女 (ルノワール)。画像はサイトから無断借用です。
初めて見たルノワールの絵でした。15億円の感動でしたね。
あの15億円の感動をもう一度で、久留米市美術館に行ってきました。(笑い)。
久留米市美術館。
ブリジストンの石橋氏が、何に使われるのか分からない税金を納めるより、
寄付した方が良いと言って久留米市に寄付された美術館です。
久留米市内の全ての小学校に25mプール、その他もろもろを寄付されています。
お元気でしたら、今年は、久留米市内の全ての小中高校にエアコンを寄付されていましたね。
名画が奏でる8つのフーガ。9月9日まで。
入場券を購入するとき、シニア(65歳以上)です。
と言うだけで、シニア入場券を、即、くれました。
三人で、顔を見られただけでしたね~!と大笑いでした。
身分証を拝見しますと、言ってくれるのを期待していたのですが。
昔々、何の予備知識もなく、初めて久留米市美術館に行ったとき、
青木繁の『海の幸』に、圧倒され感動で心が震えました。
美術の教科書で見た28歳で亡くなった天才画家、
青木繁の「海の幸」が展示されているのを知りませんでした。
時間つぶしに入った美術館に「海の幸」です。感動しましたね。
数年前に、「海の幸」は東京の石橋美術館に移されました。
今回は里帰りされていませんでした。残念。
画像はサイトから無断借用。ごめん。
青木繁(1882~1911)。彼の代表作となった「海の幸」(石橋美術館所蔵)。
坂本繁二郎(1882~1969)、古賀春江(1895~1933)は、
独特の幻想的な画風を確立した久留米の有名な画家さんです。
それぞれ有名な作品が数点、展示されていました。
すわるシャルパンティエ嬢 (ルノワール)。(石橋美術館所蔵)
画像はサイトから無断借用です。
ルノワールの作品は他に、
カーニュのテラス、すわる水浴の女、青い帽子の女、が展示されていました。
本物は感動しますよ。
青木繁・・「海」 (石橋美術館所蔵)。画像はサイトから無断借用。
黒田清輝・・針仕事。 (石橋美術館所蔵) 画像はサイトから無断借用。
岸田劉生・・「裸婦」、坂本繁二郎・・「放牧三馬」、その他もろもろ、
東京の石橋美術館所蔵の作品が96点持ち込まれています。
本物を見ると感動します。高校野球と同じ心が震える感動です。
高校野球じゃないですが、今日は9時から大谷投手です。