来年、2019年10月1日から消費税が10%になります。
全国民が期待した民主党政権時代に、三党合意で成立した消費税増税法案です。
国民の期待をみごとに裏切り、消費税を上げただけの民主党の記憶は、半世紀は消えません。
貧民層には消費税8%がきついのです。それが来年は10%になります。
政権交代を成し遂げた民主党が唯一成立させた消費税増税法案でした。
消費税増税法案の成立と共に、民主党(反自民勢力)が消滅し、
自民党一党独裁政治になりました。
野党消滅で、半世紀は自民党一党独裁政治が続きます。
さて、日本の政治を左右する消費税の歴史です。
①.1989年竹下登内閣によって始めて導入され、税率3%でスタートしました。
始めて支払った消費税の記憶は鮮明に残っています。
500円ランチを食べ、会計するときに15円足りませんと呼び止められました。
あれが、最初の消費税3%でした。
②.1997年、橋本龍太郎内閣時に、3%から5%へ引き上げられました。
消費税を5%に引き上げた橋本内閣は、次の選挙で惨敗でした。
5%の記憶は残っていませんが、あれから景気が悪くなり、
小泉・竹中改革が追い討ちをかけ、世の中が変わってしまいました。
そして、
消費税5%の15年後、2012年8月10日に、
消費税を8%に上げる法案を民主党野田内閣が作りました。
馬鹿な内閣です。
自民党が仕組んだ民主党消滅法案に気が付きませんでした。
消費税増税法案を作った民主党の野田総理は、
2012年11月16日に衆議院を解散し、
同年12月16日の衆議院議員総選挙で民主党は消滅しました。
三馬鹿トリオの民主党政権は、わずか3年3か月でした。
民主党が作った法案どおり、
③.2014年4月1日から、8%へ引き上げられました。
その後、
民主党が作った消費税10%法案を、安倍さんは2度も延期しています。
トリプルスコアーで石破さんを退ける安倍さんです。
半世紀は続く自民党一強政治です。
消費税10%で、私を含めた年金だけでは暮らせない下流老人と
生活保護所帯が、また増えます。