あの百田尚樹さんがはじめて恋愛小説を書いたそうです。
原作を読んで、『フォルトゥナの瞳』 を見てきました。
新潮文庫の裏表紙に、あらすじが書いてあります。
幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は
友人も恋人もなく、自動車塗装工として黙々と働くだけの日々を送っていた。
だが突然 『他人の死の運命』 を視る力を手に入れ、生活は一変する。
はじめて女性と愛し合うことを知った木山慎一郎の
『死の迫る人を救いたい』 という思いは、無常にも彼を窮地へと追いやり・・・・・・。
生死を賭けた衝撃のラストに心震える、愛と運命の物語。
と、文庫本の裏表紙にあらすじが書いてあります。
2019年2月15日 封切り。
愛か死か、その選択に あなたは涙する
僕には君の運命が見える。
百田尚樹の小説を映画化したラブストーリー。(熊日新聞をスキャン)。
フォルトゥナとは運命の女神。
その瞳を持った人間は、死を目前にした人間が透けて見えるという。
愛する人の ”死の運命” が見えたとき、あなたはどうしますか?
・・・・・・・・・・・
二人の運命の結末は秘密にしてください。(予告編から)。
【映画の感想】
原作を読まないで見に行った方がいいです。
原作と少し違います。
原作は、文庫本の裏表紙に書いてあるように、
火事で両親と妹を失くし、天涯孤独になった木山慎一郎君です。
映画は飛行機事故で両親を失くし、天涯孤独になった木山慎一郎君です。
原作の木山慎一郎君は、全く自分に自信が持てない社会人です。
焼け死んだ妹を助けることが出来なかったと自分自身を責めるのです。
好意を抱く同僚の女性から愛の告白を受けても、
自分に好意を持つ女性などいないと思う木山慎一郎君です。
しかし、
映画の中では、それなりの自信を持ったどこにでもいそうな社会人でしたね。
映画より、原作の慎一郎君の苦悩が深かったですね。
結論、原作を読まないで、映画を見に行きしょう~!
原作を読んでも、映画を見ても、涙を流すことは無かったですね。
こんなネガティブブログばかり書いていますから、
私自身も、冷血人間になったようです・・・・・・・。