熊本地震の罹災証明書は4段階です。
全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。
約8割の一部損壊被災者には、行政の支援も義援金もありません。
一方、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、税金が2兆円ほど使われるようです。
豊洲新市場は、坪単価220万円の建物が税金で造られたそうです。
熊本地震で甚大な被害が出た南阿蘇・立野地区に立野ダムが造られています。
総工費1,000億円です。阿蘇大橋が崩壊した立野地区に、立野ダムです。
国は、心配ない大丈夫だ、立野ダムは予定通り造ります。と言っています。
めちゃくちゃに税金を使っているのに、一部損壊被災者には、支援がまったくありません。
今日の熊日新聞をスキャンしました。
(一部損壊被災者の支援ゼロの表です。)
全壊認定の場合は、最大300万円です。
内訳は、
(複数世帯員の場合-基礎支援金・100万円、住宅建設、購入・200万円 合計300万円) 補修は100万円。
(単身世帯員の場合-基礎支援金・75万円、住宅建設、購入・150万円 合計225万円) 補修は75万円。
最大300万円は、住宅の購入、建替えが条件なのです。
建替えも購入もしなかったら、
基礎支援金100万円と義援金80万円、日本財団見舞金20万円だけです。
最大300万円、義援金80万円、日本財団20万円、合計400万円。家は建ちません。
税金で建てる豊洲市場の建物は、坪220万円です。
熊日新聞の記者さんも、最近やっと、支援制度が分かってきたようです。
数ヶ月前は、支援制度を理解していない記者さんが記事を書いていましたね。
4段階の罹災証明も分かっていなかったようです。
あと一息で、記者さんが一部損壊被災者の現状に気がついてくれます。
マスコミ人なら、ペンの力で、
行政の支援も義援金もまったく無い、一部損壊被災者を救わなければ・・・・・・・・!!
南阿蘇・立野ダム
総工費1,000億円で甚大な被害のあった立野地区にダムを造ります。
画像はネットサイトから無断借用です。
阿蘇大橋の崩落現場です。
阿蘇大橋の崩落現場。
阿蘇大橋の崩落現場。
阿蘇大橋の崩落現場。
ここに、1,000億円をかけて立野ダムを造ります。
立野ダムを考えるホームページ ←クリック。
自宅が全壊し、家を無くした被災者には100万円の支援金です。
南阿蘇・立野被災地には、1,000億円の立野ダムです。
被災地に追い打ちをかけるように自然が荒れ狂い、なにか
おかしい。世の中もおかしいけど気象もおかしい。
いつもganさんのブログをみると胸が痛みます。
日赤にあつまった膨大な義援金は一体どこにいってるのでしょうか?といつも思います。
隣の県に住む私たちには何ができるでしょうか?
今回の台風はおとなしく通り過ぎ去ったようです。
おかげさまで、熊本市内は、風、雨ともお印程度でした。
お見舞い有難うございます。
それにしても、揺れが止まりませんね。
地震、豪雨、台風、ストレスがたまるばかりです。
コメント、ありがとうございました。