ビデオジャーナリスト、銃弾に倒れる

 ビデオジャーナリスト、長井健司さん(AFP通信社の契約記者)が、ミャンマーの軍事政権による反政府デモ弾圧の取材中に銃撃され、死亡した。

 郷秋<Gauche>、このニュースを目にして、まず思い起こしたのが35年前のベトナム戦争。そして、沢田教一をはじめとする、戦場で亡くなった、多くのカメラマンたちのことであった。35年を経てなお、真実を伝えようと身の危険を顧みず現地に赴き、そして銃弾に倒れるカメラマンがいるというこの現実。嗚呼。

 こころざし半ばにして銃弾に倒れた長井健司さんに、謹んで哀悼の意を表すると共に、深い悲しみに内にあるご遺族、ご友人の皆様に、大いなる慰めがありますことをお祈り申し上げます。

今日の1枚は、緑から黄色へと移ろう、桂の木の葉。
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