ホンダ・インサイト、189万円

 インサイトのエンジンは1.3Lで88ps/5800rpm、12.3kgm/4500rpm、モーターは14ps、8.0kgm。対するトヨタ・プリウス(現行モデル)の1.5Lエンジンは76ps/5000rpm、モーターが68ps、40.8 kgm。インサイトはエンジンが中心でモーターはあくまでもアシストであり、トータルで低燃費、低CO2排出を目指す。積極的にモーターで走ろうというプリウスとは大きく異なったデータである。

 インサイトがプリウス同様ガソリンエンジンとモーターとのハイブリッドでありながら、低価格を目指したことが両者の違いを際立たせる結果となったのかも知れないが、思い起こせば初代インサイトのモーターも2代目同様の低出力で、云わば黒子。これがホンダのハイブリッドに対する基本的なスタンスということなのだろ。

 いずれにせよ、ホンダがF1を撤退してまで取り組むという「環境性能」がマーケットで受け入れられるかどうか、ホンダの将来はこの一台にかかっていると言っても良いほど重要なモデルなのである。果たしこのインサイト、売れるか否か。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、今が盛りの枝垂れ梅。昨年の写真を確認したら、同じ咲き具合は23日でした。つまり今年は2週間以上早く身頃になっているということです。やっぱり暖冬なんですね。
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