「市長の品格」を考える、教材

ケース1
名古屋地検特捜部は18日、愛知県西尾市の建築許可などに絡み業者から現金600万円を受け取ったとして収賄容疑で同市長中村晃毅容疑者逮捕した。

ケース2
 兵庫県警捜査2課は19日、宝塚市の公園墓地整備事業に絡み業者から100万円のわいろを受け取ったとして収賄容疑で同市市長阪上善秀容疑者を逮捕した。ちなみに宝塚市では前市長も2006年2月に収賄容疑で逮捕されている。

ケース3
 火砕流で43人が犠牲となった1991年の雲仙・普賢岳噴火災害当時、長崎県島原市長として陣頭指揮を執った「ひげの市長」こと鐘ヶ江管一さん(78)の防災講演が1000回に達した。講演は市長退任後の1993年から始め16年間で10万人以上に語ってきたが、当時の思いを忘れないようにと、付け髭(「山よ鎮まれ」と願を掛けて伸ばした髭は1992年12月、市長退任の翌日に剃り落としたとのこと)と防災服で通しているという。(2月20日付読売新聞記事から要約)

疑問1
 今日の記事の趣旨には直接関係ないけれど、尾西市長は地検に逮捕され、宝塚市長は県警に逮捕されたとの報道。地検と県警、どちらにも逮捕の権限があるんだろうか。それともどちらかの記事が間違っている?


 例によって記事本体とは何の関係も無い今日の一枚は、郷秋<Gauche>が大好きな春の花、スプリング・ブルースター。でもこれは郷秋<Gauche>が勝手につけた名前で、本当の名前はオオイヌノフグリといいます。小さな花です。所謂雑草です。でも近づいて見るとこんなに愛らしいんです。皆さんもやたらに踏みつけないように気をつけてくださいね。
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