唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
VWが世界一
新聞等の報道によれば、2014年度の世界新車販売で、VWが1019万台(グループ会社を含む)を販売し、前年まで首位であったトヨタ自動車の1016.8万台を上回り、年度ベースでVWが初めて世界首位に立ったとの事。しかし、2014年暦年ベースではトヨタがやや上回っていたとの報道もあり、果たしてどちらが真の王者なのかは2015年末の数字を見ないと何とも云えないが、今や世界最大の市場となった中国でVWが優位に立っていることを勘案すれば、2015年(度)もVWが首位の可能性が高い。
さて、そのVWとトヨタの販売車種を見てみると、日本国内での販売実績だけの事とは云え、VWが10車種であるのに対してトヨタは30車種近くを製造販売している(商用車を除く)。勿論日本に入って来ていないVW車、日本では販売されていないトヨタ車もあるので判断は簡単ではないけれど、ざっくり、トヨタはVWの倍ほどの車種を生産・販売していると見ても見当はずれでは無いだろう。
ここから先はまさに「シロート考え」ではあるが、ほぼ同じ台数のクルマを販売したとするならば、その車種が少ない企業の方がより多くの利益を上げていると考えられる。つまり、販売台数は拮抗していたとしても、VWの方がより大きな利益を出しているのではないか。利益が大きいと云う事は将来に向けての設備投資、新車開発のための投資をたっぷり出来ることを意味している訳だ。つまり、将来に向けてはますますVWが有利だと云う事になる。
既に書いたように、両者の経営内容を分析した訳でもないし出来ようもないシロートの論である。まぁ、当たらない確率の方が高いかも知れないが、心情的には我が愛車を作っている会社を応援したくなると云うものです。頑張れ、VW(^^;
と云う訳で今日の一枚は、福島県は南会津の蕎麦畑に佇むVW。今では2世代前のゴルフV。