唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ニコンからフルフレーム・ノンレフレックス機が登場?
例によってNikon Rumorsが元ネタだ。
http://nikonrumors.com/2015/04/20/new-nikon-full-frame-mirrorless-camera-on-the-horizon.aspx/
はっきり云ってぱっとしません。Nikon(ニコン)じゃなくてFUJIFILMと書かれていたら「ふーん、いかにも富士フイルムらしい冴えないデザインだね」で終わってしまうことでしょう。ホントに、このままの姿で出てきたりしたら、残念としか言いようのないデザインだ。
さすがにこのまま出てくることはないとは思うけれど、火の無いところに煙は立たぬと云う諺通りで、ニコンがフルフレーム・ノンレフレックス(世間で云われるところのミラーレス)機の開発を進めていることはまず間違いない。”the official announcement is expected in late 2015 or early 2016” とのことだから、自分へのクリスマスプレゼントにはもってこいだ(^^)
NRの記事にごく簡単な仕様が記載されているが、気になるのは”regular F mount” 。だってそうだろう。SLRとノン・レフレックスとでは当然フランジバックの寸法が違う。Fマウントのフランジバックは46.5mm。フルフレーム・ノンレフレックスのフランジバックがどのくらいになるかと云えば、ソニーEマウントのフランジバックの例だが、18mmと大幅に短くなる。
注:ちなみにミラーボックスの無いSシリーズ(レンジファインダー)用のSマウントは31.95mmであるが、これは当時のレンズの設計技術、取り分けバックフォーカスの問題からミラーボックスが無いにも関わらず大きくなっている。
と云う訳で、噂のフルフレーム・ノンレフレックス機のマウントが仮に「F」だったとしても、機械的には旧来からのニッコールレンズを装着することが出来たとしても、実際の撮影は出来ないと云う事になるわけだ。あるいはフランジバックを短くするための光学系が仕込んであるとか。いや、それは無いだろうな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、土曜日に撮った八重桜。