考えない郷秋<Gauche>の『考える人』


 新潮社の季刊雑誌『考える人』、創刊号(2002年夏号)から2016年冬号までの既刊分55冊全巻揃い。
 今日まであちらこちらに分散保管、と云うと聞こえは良いけれど、実は単に散らかし放題にしていたものを、ようやく一箇所に集めることができたと云うお話です。年に4冊と云えども14年分ともなるとかなりの分量で、計ってみたら73センチありました。ごく普通の本棚一段分ですな。

 『考える人』は、雑誌とは云えなかなか読み応えのある本です。この内容で毎月届いたらとても読みきれません。だから季刊がちょーどいい。もっとも最近ではそれでも読みきれず、老後の楽しみにと(既に老後だろうと云う声も聞こえて来ますが)取ってあると云う次第です。

 『考える人』の創刊当時は、盛大に平積みされたものが次号発行の直前になってもその山が低くならず、必要もないのに郷秋<Gauche>ごときが存続の心配をしてみたりもした訳ですが、14年の間に掲載された連載記事が単行本になりその数が40冊に及ぶと云うのですから、ある意味新潮社の看板雑誌と云えるまでに成長したと云っても良いのでしょうね。めでたしめでたし。


 横浜市青葉区の里山「恩田の森」の四季の移ろいを毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」も是非ご覧ください。只今は1月10日撮影の写真を4点掲載いたしております。
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