大晦日

 今年もあと3時間を残すばかりとなりました。
 一年365日、毎日24時間が過ぎると次の日となります。毎週7日が過ぎると次の週になります。毎月30日か31日が過ぎると次に月になり、そして毎年12か月が過ぎると次の年となります。

 一体誰がこのように決めたのが知りませんが、(多分)もう何百年もこのルールで1日が終わり、一週間が終わり、一か月が終わり、一年が終わる。人はそんな繰り返しの中で生きているんですね。

 今日もこれで終わり。あぁ、一週間が終わる、今月もこれで終わりかとはごく普通に思うのですが、なぜか「今日で今年も終わり」だけは特別なのです。なぜでしょうか。毎日のこと、毎週のこと、毎月のことではなく、年に一度のことだから取り分けそのように思うのでしょうか。

 今日の次に明日がやってくる、その繰り返しだけなのになぜか年の変わり目だけは特別の重きを感じるから不思議です。今日とは何の変わりもない明日がやって来るだけでしかなのに、不思議といえば不思議です。

 屁理屈はこのくらいにして、今年の総括。

 「代わり映えのしない一年でありました」と云ってしまえば身も蓋もない。いや、代わり映えしないことこそが大切なことなのかも知れません。飛び切り大きな歓びこそなかったけれど特別な不幸もなかった。わずかかも知れないけれど小さな進歩もあったかも知れない。これこそが「有難い」こと。小さな個人の、小さな家庭のささやかな幸せ。与えられた、あるいは守られたこの小さな幸せに感謝しつつ2018年を送り新しい年を迎えたいと思います。

 最後になりましたがこのblogをご覧くださっている皆さんにとって、新しい年が佳きものでありますことを祈りつつ今年最後のblogを閉じたいと思います。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは12月30日に撮影した写真を7点掲載いたしております。穏やかな年の瀬の森の様子をご覧いただければ幸いです。

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