冬に入る



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 今日は秋分と冬至のちょうど真ん中の日、立冬です。
 今日から冬の支度をする、そんな日なのだと云う事ではあるのですが温暖な関東南部、そして長かった夏のせいで今頃になって半袖を畳んでクロゼットのセーターと入れ替えをしている郷秋<Gauche>です。

 冬に向かう頃に北向きの小さな音楽室で独りチェロを弾いていると、どうしても宮沢賢治の「ゴーシュ」が硬い木の椅子に腰かけて北向きの窓に向かってセロを弾いている場面が目に浮かび、「ちいさい秋みつけた」(サトーハチロー作詞 中田喜直作曲)のメロディーが頭の中を駆け巡ります。

 郷秋<Gauche>は九月にも書きましたが(こちらをクリック)立冬の日を迎えて、北海道や北東北ならいざ知らず、南関東に住まう者にとっては—サトーハチローも中田喜直も東京生まれ東京育ちのはずなのですが—あれはどう考えても冬の初めの頃の詩であり旋律であるなぁと、つくづくと想うのです。

 と云う訳で今日の一枚は、野葡萄。俳句の世界の野葡萄は初秋の季語とされておりますが、横浜辺りでは今頃になって美しく色付くのです

横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは11月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。素晴らしい秋晴れとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/.../b7788bf906009c1a9757234003731bba

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