画像は https://trafficnews.jp/post/118165 より
ウクライナの人たちのためにと、駐日ウクライナ大使館に届けられた支援物資の保管場所が足りなくなり、取り壊し予定の保育園の一部を借りて保管しているが、現地に送る手立てがなくて困っていることをニュースで知っておりましたが、28日に来日したドイツのオラフ・ショルツ首相が乗ってきたドイツ政府専用機で運んでもらえることになったとのこと。
注:報道では「ショルツ首相が搭乗する専用機で」とありましたが、27日に飛来している副務機(A350)に搭載ではないかと私は思います。
ドイツ政府専用機は2011年頃から4発機のA340-300型(ルフトハンザから購入した中古機)をベースにしたものがドイツ空軍によって運用されて来ていますが、ここに来て双発のA350-900XWBベースのものにリプレイスを進めており、ショルツ首相は28日にA340に搭乗しての来日でした、前日に到着していた随伴機は新型のA350のようでした。ちなみに日本の政府専用機も、2019年に4発のB747-400ベースから双発のB777_300ERベースにリプレイスされておりますが、エアラインの機材同様、政府専用機の4発機から双発機へのリプレイスは世界的な流れになっています。
しかしですよ、2トンくらいの荷物、どうしてANAやJALは無償で運んでくれないのでしょうか。政府がウクライナからの避難民のために席を借りあげたりしているのですから、(特に税金の投入によって再建できた会社は)そのくらいの貢献があっても然るべきだと思うのですが、結局ドイツ政府の好意で運んでもらうことになるとは、なんとも情けない話ではありませんか。
追記1:ウクライナ大使館は「支援物資を現地に届けるためにかなりの費用がかかるため、大使館に送る際には事前に連絡をお願いします」とアナウンスしているようです。
追記2:FLy Teamの情報によれば、ショルツ首相は29日、支援物資を積み込んだA350に乗り換えて(主務機-副務機入替)離日したそうです。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月23日に撮影した写真を8点掲載しております。花盛りとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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