唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
素朴な疑問〜SLは許されるのか
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写真は朝日新聞14版1面より
記事全文は紙面またはWeb版等でご確認ください。
昨日の朝日新聞1面に「モクモクと復活」とのタイトルで、JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」の定期運行が再開したことが、威勢良く黒煙を上げて走るSL写真と共に掲載されていた。
ちょっと待て。地球環境を守るためにICE(internal combustion engine、内燃機関。つまり石化燃料を燃やすエンジン)を用いた自動車をEVに転換しようと云うのが世界的な流れ。日本においてもその過渡期にあり国は補助金まで出してBEVの他、PHV、HV車を推奨している。
鉄道においても、非電化区間のディーゼル気動車をHVに転換、電化区間走行中に充電し非電化区間はバッテリーとモーターで走行する列車も登場していると云う時代に石炭を燃やし、その真っ黒く臭い排気を盛大に放出する蒸気機関車が堂々と走行して良いのか? そのことを朝日新聞が誇らしげに報道して良いのか?
いや、郷秋<Gauche>が知らないだけで、黒い煙(排気)は、実は浄化装置を通して無害化された後に天然素材で黒く着色されているだけで無害無臭、環境負荷ゼロの煙であるのかも知れない。
今後は石炭火力発電所が廃止され、ICEどころか自宅の庭で自宅から出たゴミさえも焼却してはならないと云われている時代にSLの黒煙が許されるのか、「ここだけ、ちょっとだけ」だから許されるのか。別に反対している訳でも目くじらを立てている訳ではありません。郷秋<Gauche>の、本日の素朴な疑問です。
2024/05/14追記:最近運行されているSLの写真をいくつか確認したところ、黒煙を吐いているものは半分ほどで、他は白い煙(あるいは蒸気)である。黒い排気を浄化する装置を搭載しているSLがあるように思えるのだがどうなのだろうか。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月28日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり初夏の様相となった森をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/13f83e6eb6868754b621a51aa12966d3
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#JR山口線 #SLやまぐち号 #蒸気機関車 #ICE #internalcombustionengine #内燃機関 #石化燃料 #EV #PHV #HV
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マスコミはいわゆる二枚舌だからではないでしょうか? その上、記事になるものなら手段を選ばないというのが私のマスコミに抱く思いです。
あれは私がまだ中学生の頃、ある雑誌でミニコミ誌(多分音楽関係)の編集長にインタビューしている記事がありミニコミ誌の存在理由とはという風な記事だったと思います。
編集長は「大手の雑誌は真実は削って書いているから自分たちの誌の存在理由がある」と言っており当時は何のことやらよく分かりませんでしたが時が経つにつれてその意味が分かるようになりました。
以来マスコミは自分たちに都合の良いことしか書かないし、あくまで営利優先の企業なんだなと納得しました。
その様なわけで環境に悪い煙もくもくの機関車でも記事になるから掲載するのでしょうね。その一方で内燃機関のクルマを攻撃しているのは言うまでもないです。
こんにちは&コメントありがとございます。
蒸気機関車が廃れた理由の一つに大量の煙や排気ガスが大気汚染の原因となることがあったはずです。そんな乗り物の排気ガス、公害、大気汚染の元凶に対して舌鋒鋭い記事を書いてきた朝日新聞は過去のものとなりましたね。
マスコミなんてのは月下の走術師さんおっしゃる通り、そんなものですよ。分かりやすいのは同業他社の不祥事。他社の不祥事は大きく厳しい記事、自社の同類を報じる時には小さく極めて簡潔に(^^)