多摩モノレールの町田延伸

画像はhttps://trafficnews.jp/post/115213より
方位に注意して地図をご覧ください。

 東京西部の多摩地区を南北に結ぶ多摩モノレール、その(全通時の)中央に位置する多摩センター駅から南端の町田市までの延伸計画が実現に向けて大きく動きました。2022年1月28日、東京都の委員会にて検討されていた4ルートのうち、多摩センター駅-町田駅を最短距離で結ぶ「Aルート」(13km)より3kmほど遠回りとなる「Bルート」が選定されたのです。今後の実地調査等によって変更の可能性も残されてはいますが、今回の具体的なルートの決定は延伸の実現に向けての大きな一歩を踏み出したと云えるでしょう。

 ルートについては、遠回りにはなるけれど将来的にも安定的に利用客が見込める施設や地域を経由した結果ですね。具体的には町田市立野津田公園(町田GIONスタジアム、野津田球場等々)、都立野津田高等学校、日本大学第三高等学校(日大三高)、小山田桜台団地、桜美林学園などを経由するルートです。

 いずれも鉄道の駅から遠く「陸の孤島」と揶揄されている、かつ幹線道路の大渋滞も日常的な地域に鉄道(鉄道事業法施行規則第4条においてモノレールは鉄道であると規定されている)が通る訳ですから、地元としては3kmほど遠回りとなっても歓迎されることでしょうね。今後の人口減を加味したとしても団地、高校や大学、スポーツ・レジャー施設を経由することにより「安定的な集客=モノレール利用者」が見込まれますから3km分の初期投資は比較的早い段階で回収できることでしょう。

 問題はいつ完成するのかです。町田市内では道路の拡幅整備と共にモノレール用地が確保されているところもありますが、町田駅近くには住宅密集地もありますので10年以上かかることは確実でしょうね。

 私の生活圏では東急田園都市線のあざみ野で止まっている横浜市営地下鉄ブルーラインの小田急線新百合ヶ丘駅までの延伸計画(2030)年開業目標)が進んでおりますが、多摩モノレールとどちらが先に開通するのか、楽しみではありますが果たして生きているうちに乗れるのかどうか・・・

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは2月5日に撮影した写真を5点掲載しております。立春過ぎとは云え寒い日が続きますが、それでも草木は正気に花を咲かせホントの春が近いことを知らせてくれます。その森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/d55487c6684d199aa4e34668b16b8dad

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#多摩モノレール #町田延伸 #横浜市営地下鉄ブルーライン #新百合ヶ丘延伸 #いつできるの?

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