「花の命は短くて」と云うけれど、実際どれくらいなのだろう。
さっと咲いてさっと散る代表は桜だろうか。見頃は一週間もなく、一斉に咲いて一斉に散ってしまう染井吉野なぞはその散り際の潔さから日本人に愛されている。逆に長く咲いている花には、百日紅などといかにも長そうな名前が付けられているものもある。百日紅の花期は確かに長いけれど、実は次々に咲いては散っていくと云った具合で、一つの花がずっと咲き続けているわけではない。一方、百日紅よりももっと「長い名前」の千日紅は、一つの花がずっと咲いているような気がする。胡蝶蘭のように一つの花が何カ月も美しさを保っている花もある。
椿の花の撮影は意外と難しい。実は、撮影が難しいと云うよりは美しい花を見つけるのが難しいのだ。咲いた直後はいざ知らず、花弁が傷みやすいようで見かける花の多くは花弁の所々が茶色に変色してしまっているのです。そして花の終わりは花弁がハラハラと散っていくのではなく、首からボトッと落花する。それ故に首をはねられるようで縁起が悪いと、武士には嫌われていたとか。
果たして椿の花は開花から何日後に落ちるのか。自宅に椿の木があれば観察ができるのだが・・・。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは1月15日に撮影した写真を4点掲載しております。冬枯れの森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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