残りの炒り豆

 昨日は小さな声で豆をまき、頑張って歳の数だけ食べてはみたけれど例年のことではあるが袋に半分ほどの豆が残った。その豆をポリッカリッとか齧りながらウイスキーを飲む立春の夜である。

 立春とは云え今のカレンダー上の二月四日は一年で一番寒い時期である。そうは云いながらもあと三週間ほどの辛抱で弥生三月。衣を重ね着する衣更着(きさらぎ)から転じたと云う如月よりも、木草弥生い茂る弥生(やよい)の方が、言葉を聞いただけで暖かさを感じるからなお三月が待ち遠しい。

 例年であれば誰しも待ち望む春の到来ではあるけれど、その前にコロナ退却を望まずにはいられない今年の二月である。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは1月29日に撮影した写真を5点掲載しております。冬の曇り空の下の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/52a0c98b803d676eca07aab0f18e1248

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#弥生 #三月 #衣更着 #如月 #木草弥生い茂る #節分 #立春

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