昨日は恩田薬師堂の十体の石仏石塔をご覧いただきましたが、今日は同じく境内の無患子(むくろじ。ムクロジ科ムクロジ属)の果実。
山門をくぐってすぐに気がついた無患子の落果。まだまだ厳しい暑さが続いてはおりますが木の実が落ちているのを見ると、秋も近いのかなと思ったりもいたします。
無患子の果皮にはサポニンが含まれており、サポニンには水に溶かすと泡立つ成分がありかつては石鹸代わりに用いられていたとのこと。ただし、石鹸が代わりに使うのは熟して黄変した果皮であろうと想像するところです。
こちらはしっかりと木についている無患子の青い果実。先に書きました石鹸がわりのほか、その種子は硬く丸いことから数珠や羽根突きの羽根元の玉の材にされたと云うことです。先人たちは自然の恵みを余すことなく利用していたのですね。
横浜の住宅と地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは8月19日に撮影した写真を9点掲載しております。白露前の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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お知らせ:命も危うくなる程の猛暑が続いております。多少なりとも気温の低い日を選んでの散歩・撮影となっておりますので更新も毎週末とはいかず不定期となっておりますことをご承知おきください。
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