二日続けて雑木林の中から見上げた図をご覧いただきました。そこでは晩秋から初冬へと移ろう季節の中で両者がせめぎ合う様を見ることができるのですが、結果は周知の通り。だからこそ惜しむ秋を、黄紅葉を愛でたくなるのですね。
さて、雑木林で上を見上げた後は、足元で薺(なずな。読めても書けない)とともに春の斥候を勤める仏の座(ほとけのざ。シソ科オドリコソウ属)。
仏の座と聞くと「あぁ、春の七草の・・・」と思われる方も多いかと思いますが、春の七草の一つである仏の座の本名は小鬼田平子(こおにたびらこ。キク科ヤブタビラコ属で本家の仏の座とは別科別属)。本家の仏の座(上の写真)に毒はないようですが、食べて美味しい訳ではないようですので間違えて食べたりされませんように。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月10日に撮影した写真を5点掲載しております。秋に逆戻りしたかのように暖かくなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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