昨日の散歩の途中で見つけた見事な実に見事な椿。調べてみたところ、江戸時代に九州・久留米あたりで作出された「吹上絞り」と云うらしい。
我が国の、江戸時代の園芸熱は凄まじいものであったらしく前期はツバキ、サクラ、ウメ、ツツジと云った樹木、中期以降はアサガオ、ハナショウブ、フクジュソウなどが盛んに栽培され、品種改良にも熱が入っていようで、かのロバート・フォーチュン(Robert Fortune、1812-1880)。スコットランド出身の植物学者、プラントハンター、商人。中国からインドへチャノキ(お茶の木)を持ち出しインドでの茶葉生産の増大をもたらしたたことで有名)をして「日本人の国民性の著しい特色は、庶民でも生来の花好きであることだ。花を愛する国民性が、人間の文化的レベルの高さを証明する物であるとすれば、日本の庶民は我が国の庶民と比べると、ずっと勝っているとみえる」と云わしめたほどの園芸大国であったようである。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月4日に撮影した写真を7点掲載しております。春本番へと移ろう季節のスピードを上げた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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