唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
F1 2005年シーズン最終戦 中国GPを振り返る
長かった2005年シーズンが終了した。シーズンの総括は既に昨日書いているので繰り返すことはしない。
アロンソはペースカーが2度入るという荒れたレースをポールtoフィニッシュで終え、今季7勝とし宿敵ライッコネンにならび、チャンピョンとして相応しい速さを備えていることを自ら証明して見せた。そして、残念ながらコンストラクターズ・タイイトルもまたルノーがその手中に納める結果となった。
昨日の予選から幾つかのこのーナーで修正舵を当てていたライッコネンだが、レース後のライッコネンのコメントからもうかがうことが出来たが、やはりMP4/20のセッティングが決まらなかったようでレース中盤には既に左フロントタイヤの溝が消えかかるほど磨耗しておりセッティングの悪さがタイヤに負担をかけていたことが見てとれた。
今日のレースは、ルノーの勝ちである。
<中国GP結果>
1位:フェルナンド・アロンソ/ルノー/Q1/FL2/1'33.536
2位:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス/Q3/FL1/1'33.242
3位:ラルフ・シューマッハー/トヨタ/Q9/FL5/1'34.035
4位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー/Q2/FL3/1'33.563
5位:クリスチャン・クリエン/レッドブル・コスワース/Q14/FL4/1'33.727
6位:フェリペ・マッサ ザウバー・ペトロナス/Q11/FL6/1'34.094
7位:マーク・ウェバー ウイリアムズ・BMW/Q10/FL7/1'34.271
8位:ジェンソン・バトン BARホンダ/Q14/FL12/1'34.766
Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位 / 同タイム
上海インターナショナル・サーキットを誰よりも早く駆け抜けたのはライッコネンであったが、序盤からフィジケラに抑えられたのが最後まで響いたようだ。結局今シーズン、ライッコネンとアロンソによりるコース上での一騎打ちは見られずじまいとなってしまった。
予選から決勝レース中盤まではレッドブルのベテラン、クルサードが気を吐いたが、終盤はクリスチャン・クリエンの健闘が光った。ペースカーが入ったことによる幸運もあるが、ファステスト・ラップ・タイムを見れば5位という結果が決してフロックではないことがわかろう。
ラルフ・シューマッハー/トヨタの3位表彰台も賞賛に値しよう。予選の速さを決勝まで持続できないと何度か書いたが、最終戦で予選9番手から表彰台を獲得したトヨタチームは2006年開幕戦まで気持ちの良いオフ・シーズンを過ごすことが出来るだろう。オフは言え、来シーズン開幕戦までやるべきことは山ほどあるはずだが、気持ちよく取り組めることになる。最終戦の重要性は、ここにある。
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今日の1枚は、すすき野原ならぬ背高泡立草野原(セイタカアワダチソウ)。北アメリカ原産のこの植物は日本では戦後に広がり、今では全国各地で目にするようになりました。根から分泌する化学物質により他の植物を駆逐しますが、これだけになると自家中毒を起こし自ら衰えていくとのことです。
[ 撮影: なるせの森 ]
アロンソはペースカーが2度入るという荒れたレースをポールtoフィニッシュで終え、今季7勝とし宿敵ライッコネンにならび、チャンピョンとして相応しい速さを備えていることを自ら証明して見せた。そして、残念ながらコンストラクターズ・タイイトルもまたルノーがその手中に納める結果となった。
昨日の予選から幾つかのこのーナーで修正舵を当てていたライッコネンだが、レース後のライッコネンのコメントからもうかがうことが出来たが、やはりMP4/20のセッティングが決まらなかったようでレース中盤には既に左フロントタイヤの溝が消えかかるほど磨耗しておりセッティングの悪さがタイヤに負担をかけていたことが見てとれた。
今日のレースは、ルノーの勝ちである。
<中国GP結果>
1位:フェルナンド・アロンソ/ルノー/Q1/FL2/1'33.536
2位:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス/Q3/FL1/1'33.242
3位:ラルフ・シューマッハー/トヨタ/Q9/FL5/1'34.035
4位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー/Q2/FL3/1'33.563
5位:クリスチャン・クリエン/レッドブル・コスワース/Q14/FL4/1'33.727
6位:フェリペ・マッサ ザウバー・ペトロナス/Q11/FL6/1'34.094
7位:マーク・ウェバー ウイリアムズ・BMW/Q10/FL7/1'34.271
8位:ジェンソン・バトン BARホンダ/Q14/FL12/1'34.766
Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位 / 同タイム
上海インターナショナル・サーキットを誰よりも早く駆け抜けたのはライッコネンであったが、序盤からフィジケラに抑えられたのが最後まで響いたようだ。結局今シーズン、ライッコネンとアロンソによりるコース上での一騎打ちは見られずじまいとなってしまった。
予選から決勝レース中盤まではレッドブルのベテラン、クルサードが気を吐いたが、終盤はクリスチャン・クリエンの健闘が光った。ペースカーが入ったことによる幸運もあるが、ファステスト・ラップ・タイムを見れば5位という結果が決してフロックではないことがわかろう。
ラルフ・シューマッハー/トヨタの3位表彰台も賞賛に値しよう。予選の速さを決勝まで持続できないと何度か書いたが、最終戦で予選9番手から表彰台を獲得したトヨタチームは2006年開幕戦まで気持ちの良いオフ・シーズンを過ごすことが出来るだろう。オフは言え、来シーズン開幕戦までやるべきことは山ほどあるはずだが、気持ちよく取り組めることになる。最終戦の重要性は、ここにある。
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今日の1枚は、すすき野原ならぬ背高泡立草野原(セイタカアワダチソウ)。北アメリカ原産のこの植物は日本では戦後に広がり、今では全国各地で目にするようになりました。根から分泌する化学物質により他の植物を駆逐しますが、これだけになると自家中毒を起こし自ら衰えていくとのことです。
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F1 2005年シーズン最終戦 中国GP予選終了
19戦もあった今年のFormura One GPもいよいよ最終戦である。
今シーズンは序盤から信頼性の高いマシンを得たフェルナンド・アロンソ/ルノーR25と、壊れさしなければカミソリのような切れ味のキミ・ライッコネン/マクラーレンMP4-20の一騎打ち。結果は先刻ご存知の通り、第4戦までの貯金を生かしたアロンソが2戦を残して最年少チャンピョンに輝いた。
昨年まで永く栄華を誇ったフェラーリの、予想だにしなかった凋落。ミヒャエルをもってしても表彰台は僅かに4回(2位3回、3位1回、ちなみに郷秋<Gauche>はアメリカGPでの優勝を正当なものとは認めない)。ドライバーズポイントはアロンソの123に対し半分の62。それでもランキングではライッコネンに次ぐ3位はさすがと言うべきか。
別な見方をすれば、今シーズン最強のチームでありながら、ルノーのフィジケラ、マクラーレンのモントーヤがミヒャエルの後塵を拝すという、なんとも不甲斐ない結果であったとも言えるわけだが、更に視点を変えればそれ程までにアロンソとライッコネンの速さが突出していたということであり、これこそが今シーズンを総括するに最も公正な視点であると言えるのではないだろうか。
さて、既述のチーム以外のトピックも見ておくことが必要だろう。
トヨタ。予選の速さを本戦に生かせないままシーズン最後のレースを迎えてしまった。初優勝も夢ではなかった日本GPにおいても、そのチーム戦略の拙さからトップ争いから脱落するなど、チームの若さを露呈するシーズンであった。
ウイリアムズ。車椅子の闘将、フランク・ウイリアムズ率いるこのチームは、BMWエンジンで戦う最後のシーズンを飾ることは出来なかった。来期はワークスエンジンを失い、久々にフォードV8で戦うことになるが、ワークスエンジンを失い苦しいシーズンを戦うのも長いことではなのもまた、このチームの歴史を紐解けば判ること。フォードV8エンジンは2007年に強力なエンジンを得るまでの「つなぎ」であろうと郷秋<Gauche>は、読む。
ラッキーストライクB・A・R Honda。明日のレースを最後に消滅、元へ、発展的に解消しオール・ホンダとなる。2004年シーズンの快進撃から今シーズン最も期待されたチームの1つであったが、今年はマイナスのスパイラルから抜けだせないままシーズン最後のレースを迎えることになった。予選ではジェンソン・バトンが時折早さを見せるが、トヨタ同様その速さを本戦まで維持できず、チーム戦略の拙さとあいまって表彰台も霧のかなたの1年であった。2006年、オール・ホンダとなってこの悪しき連鎖を断ち切れるか。
さて、今年最後の予選の結果を見ておこう。
<中国GP予選結果>
1位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'34"080
2位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'34"401
3位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'34"488
4位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'34"801
5位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'35"188
6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'35"301
7位:デビッド・クルサード / レッドブル・コスワース1'35"428
8位:ルーベンス・バリチェロ / フェラーリ 1'35"610
青2台がフロント・ローを占領し、その後ろに銀が来るという珍しいスターティンググリッドとなった。フェラーリの2台が表彰台射程位置からのスタートというのも久々のことか。非力なコスワース・エンジンで2台のフェラーリの間に割って入ったクルサードは今シーズンの働き振りを最終戦でも十分にアピールしている。F1仕事人と言っても良かろう。
明日はいよいよ今年最後のレース。とくと拝見しようではないか。
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今日の1枚は溝蕎麦(ミゾソバ)。タデの仲間ですが、葉の形が蕎麦(ソバ)に似ていること、湿った溝などに生えていることから「溝蕎麦」。その花の形から金平糖花(コンペイトウバナ)と呼ばれることもあります。私はこの花を見るたびに「星の王子さま」の星を思い浮かべてしまいます。
[ 撮影:すみよしの森 ]
今シーズンは序盤から信頼性の高いマシンを得たフェルナンド・アロンソ/ルノーR25と、壊れさしなければカミソリのような切れ味のキミ・ライッコネン/マクラーレンMP4-20の一騎打ち。結果は先刻ご存知の通り、第4戦までの貯金を生かしたアロンソが2戦を残して最年少チャンピョンに輝いた。
昨年まで永く栄華を誇ったフェラーリの、予想だにしなかった凋落。ミヒャエルをもってしても表彰台は僅かに4回(2位3回、3位1回、ちなみに郷秋<Gauche>はアメリカGPでの優勝を正当なものとは認めない)。ドライバーズポイントはアロンソの123に対し半分の62。それでもランキングではライッコネンに次ぐ3位はさすがと言うべきか。
別な見方をすれば、今シーズン最強のチームでありながら、ルノーのフィジケラ、マクラーレンのモントーヤがミヒャエルの後塵を拝すという、なんとも不甲斐ない結果であったとも言えるわけだが、更に視点を変えればそれ程までにアロンソとライッコネンの速さが突出していたということであり、これこそが今シーズンを総括するに最も公正な視点であると言えるのではないだろうか。
さて、既述のチーム以外のトピックも見ておくことが必要だろう。
トヨタ。予選の速さを本戦に生かせないままシーズン最後のレースを迎えてしまった。初優勝も夢ではなかった日本GPにおいても、そのチーム戦略の拙さからトップ争いから脱落するなど、チームの若さを露呈するシーズンであった。
ウイリアムズ。車椅子の闘将、フランク・ウイリアムズ率いるこのチームは、BMWエンジンで戦う最後のシーズンを飾ることは出来なかった。来期はワークスエンジンを失い、久々にフォードV8で戦うことになるが、ワークスエンジンを失い苦しいシーズンを戦うのも長いことではなのもまた、このチームの歴史を紐解けば判ること。フォードV8エンジンは2007年に強力なエンジンを得るまでの「つなぎ」であろうと郷秋<Gauche>は、読む。
ラッキーストライクB・A・R Honda。明日のレースを最後に消滅、元へ、発展的に解消しオール・ホンダとなる。2004年シーズンの快進撃から今シーズン最も期待されたチームの1つであったが、今年はマイナスのスパイラルから抜けだせないままシーズン最後のレースを迎えることになった。予選ではジェンソン・バトンが時折早さを見せるが、トヨタ同様その速さを本戦まで維持できず、チーム戦略の拙さとあいまって表彰台も霧のかなたの1年であった。2006年、オール・ホンダとなってこの悪しき連鎖を断ち切れるか。
さて、今年最後の予選の結果を見ておこう。
<中国GP予選結果>
1位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'34"080
2位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'34"401
3位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'34"488
4位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'34"801
5位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'35"188
6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'35"301
7位:デビッド・クルサード / レッドブル・コスワース1'35"428
8位:ルーベンス・バリチェロ / フェラーリ 1'35"610
青2台がフロント・ローを占領し、その後ろに銀が来るという珍しいスターティンググリッドとなった。フェラーリの2台が表彰台射程位置からのスタートというのも久々のことか。非力なコスワース・エンジンで2台のフェラーリの間に割って入ったクルサードは今シーズンの働き振りを最終戦でも十分にアピールしている。F1仕事人と言っても良かろう。
明日はいよいよ今年最後のレース。とくと拝見しようではないか。
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今日の1枚は溝蕎麦(ミゾソバ)。タデの仲間ですが、葉の形が蕎麦(ソバ)に似ていること、湿った溝などに生えていることから「溝蕎麦」。その花の形から金平糖花(コンペイトウバナ)と呼ばれることもあります。私はこの花を見るたびに「星の王子さま」の星を思い浮かべてしまいます。
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イエローガーデン
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今日もコスモス。昨日撮影したイエローガーデンです。10月半ばだというのに汗ばむほどとなった昨日は日差しも強く、薄い黄色の花びらの一部が「飛んで」しまいました。今年何度目の登場なのか忘れてしますくらい度々登場のコスモスですが、実は昨日・今日のコスモス撮影場所が黄色いコスモス、イエローガーデン、イエローキャンパスの発祥の地なのであります。
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ペンタックスもついに
8月15日に「デジタル方式一眼レフカメラ、秋の陣」と題して国内の一眼レフカメラ・メーカーの動向について書いた。ニコンとキヤノンは独立独歩でやっていける。単独ではその存立が難しくなってきているオリンパスはパナソニックと、同様にコニカミノルタはソニーと手を組むことで生き残りを模索することになったという記事である。
その時には書かなかったが、一眼レフメーカー5社の一角、ペンタックスはどうなるのだという疑問を2ヶ月間引きずってきたが、今日、その答えが公にされた(こちらをご覧ください)。
ペンタックスはデジタルメディア製品、半導体製品を取り扱っているサムスングループ(韓国)のサムスンテックウィンと提携することで、カメラメーカーとし生き残る道を見出そうとしているのだ。
ニコンとキヤノンはデジタル時代となった今日もカメラ5社の中では「勝ち組」と言える存在だが、ニコンについては社内カンパニー制(独立採算の事業部制)とは言え、半導体製造装置部門の好調に支えられているからこそと、言えなくもない。
キヤノンは言うに及ばずだがオリンパスにしてもコニカミノルタにしても、医療機器、あるいは事務機器分野と言ったカメラ部門以外の部門を持っており、そこでの収益によってカメラ部門が支えられている側面があることも事実である。
ところがカメラ5社の中で唯一、カメラこそが事業の中心であるペンタックスだけが、提携先もなく先行きが危ぶまれていたものであるが、ここに来ての韓国のビッグネーム「サムスン」との提携発表である。
これで「勝ち組」2社以外の3社がそろって、いずれも電子機器部門に強みを持つメーカーと提携し、カメラメーカーとしての存続を図ることになったのである。おそらくは来春には3社の提携先メーカーからそれぞれのブランドのデジタル方式一眼レフが発表されることになるだろうが、はてさてこの3社の中でどこが一番手として名乗りをあげるのか、提携したカメラメーカーとの力関係はどうなるのか、興味は尽きない。
この手のことを予想するためには膨大データを解析しなければならないのが常ではあるが、郷秋<Gauche>の勘ピュータ(古い・・・)を駆使して導き出された結論、一番手メーカーは、ソニーである。まっ、考えるまでもないか。だって自社でCCDやCMOS製造して、これまでもカメラメーカーに供給していた、言わばデジタルカメラ・メーカーの影の支配者だものな。

今日もコスモス。でも、ネタ切れ&苦し紛れのコスモスではなく、本日撮り下ろしのコスモスです。白っぽく見えているのは元祖黄色いコスモス、イエローガーデン。
[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
その時には書かなかったが、一眼レフメーカー5社の一角、ペンタックスはどうなるのだという疑問を2ヶ月間引きずってきたが、今日、その答えが公にされた(こちらをご覧ください)。
ペンタックスはデジタルメディア製品、半導体製品を取り扱っているサムスングループ(韓国)のサムスンテックウィンと提携することで、カメラメーカーとし生き残る道を見出そうとしているのだ。
ニコンとキヤノンはデジタル時代となった今日もカメラ5社の中では「勝ち組」と言える存在だが、ニコンについては社内カンパニー制(独立採算の事業部制)とは言え、半導体製造装置部門の好調に支えられているからこそと、言えなくもない。
キヤノンは言うに及ばずだがオリンパスにしてもコニカミノルタにしても、医療機器、あるいは事務機器分野と言ったカメラ部門以外の部門を持っており、そこでの収益によってカメラ部門が支えられている側面があることも事実である。
ところがカメラ5社の中で唯一、カメラこそが事業の中心であるペンタックスだけが、提携先もなく先行きが危ぶまれていたものであるが、ここに来ての韓国のビッグネーム「サムスン」との提携発表である。
これで「勝ち組」2社以外の3社がそろって、いずれも電子機器部門に強みを持つメーカーと提携し、カメラメーカーとしての存続を図ることになったのである。おそらくは来春には3社の提携先メーカーからそれぞれのブランドのデジタル方式一眼レフが発表されることになるだろうが、はてさてこの3社の中でどこが一番手として名乗りをあげるのか、提携したカメラメーカーとの力関係はどうなるのか、興味は尽きない。
この手のことを予想するためには膨大データを解析しなければならないのが常ではあるが、郷秋<Gauche>の勘ピュータ(古い・・・)を駆使して導き出された結論、一番手メーカーは、ソニーである。まっ、考えるまでもないか。だって自社でCCDやCMOS製造して、これまでもカメラメーカーに供給していた、言わばデジタルカメラ・メーカーの影の支配者だものな。
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今日もコスモス。でも、ネタ切れ&苦し紛れのコスモスではなく、本日撮り下ろしのコスモスです。白っぽく見えているのは元祖黄色いコスモス、イエローガーデン。
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ついにネタ切れ
4月のblogオープン以来半年、一日も休むことなく書き続けてきました。ということは毎日毎日書くネタに事欠かなかったということなのですが、ついに今日は「ネタ切れ」です。
これまでも写真1枚という日もありましたが、それは「ネタ切れ」ではなく、書きたいこと、書くべきことはあるんだけれど、とにかく疲れて眠くて、という日です。書こうと思っても書くべきことがない、思いつかないという日はこの半年の間、一度もなかったのです。
まったく不思議なことです。仕事帰りのクルマの中で「今日はネタがないな。どうしようか・・・」という日もなかったわけではないのですが、いざPCに向かうと何かしら書くべきことが湧いてきたものですが、ホントに今日はネタがない。って、ネタがないことをネタに書いてしまえるというのもたいした事か?読者諸氏が読んで楽しいと思える内容ではないと思うけれど。
さて、4月以来半年間、毎日書き続けてきたけれど、どのくらいの人がお読みくださっているかというとこれがなんとも心もとないのです。
アクセスの統計を見ると、ここひとつきはおおよそ350pv/日、150ip/日というところです。gooのblogは今日現在で350,000くらいあるけれど、一日150のアクセスというのは、だいたいトップ1,000にギリギリ入らないといったところですね。日によって若干違いますが、おおよそ160ipになるとちょうど350,000件中の1,000位といったところになります(1,000位といっても350,000件中の上位0.3%です!)。
今までに一番多かったのは8月22日で675pv、291ipで当時の300,000件中386位でした。この日はと言えば、F1第14戦トルコGPのことについて書いた翌日です。それまでの経験からTBを送るとその分だけアクセス(pv、ipともに)が増えるがわかっていましたのでどこまで増えるものかと思い、たまたま夏休みということもあり「トルコGP」で検索してヒットしたblogに片っ端からTBを送りました。
その結果の「675pv、291ip、300,000件中の386位」でした。私のblogにもコメントが22、TBが58送られて来ました。でも、大変だったのです。何がって、コメントをお送りくださった方へのRe:コメント、TBが大忙しで、はっきり言って疲れました。コメントやTBくださった方のblogをゆっくり読んでいる時間もありませんでした。
この時に学んだことは、アクセスが増えたからと言って儲かるわけではないのだから、ホントに私の書いたものを楽しみにしていてくださる方、毎日お訪ねくださる方を大切に、そして何よりも書きたいと思ったこと自分の言葉で書き続けよう、ということでした。
それ以来、無茶なTBは止めました。その結果、F1ネタの次の日もコメントが10、TBが15くらいで落ち着いたのです。このくらいだとコメント、TBくださった方のblogをじっくり読んで楽しみ、Re:コメントも出来ますね。blogは自分自身の楽しみであり、私の楽しみを共に楽しんでくださる、お訪ねくださる方に失礼のないよう、こじんまりと続けていけばいいよなと思うこの頃です。って、「ネタ切れ」をネタに今日もグダグダと書いてしまった郷秋<Gauche>でありました(^^;。
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実は写真も「ネタ切れ」で・・・。またかよ、と言われそうな秋桜です。今日の秋桜はあかねの森の北側で撮影したものです。ですからバックの森はあかねの森、右上奥にチョロリと見えているのがなるせの森です。
これまでも写真1枚という日もありましたが、それは「ネタ切れ」ではなく、書きたいこと、書くべきことはあるんだけれど、とにかく疲れて眠くて、という日です。書こうと思っても書くべきことがない、思いつかないという日はこの半年の間、一度もなかったのです。
まったく不思議なことです。仕事帰りのクルマの中で「今日はネタがないな。どうしようか・・・」という日もなかったわけではないのですが、いざPCに向かうと何かしら書くべきことが湧いてきたものですが、ホントに今日はネタがない。って、ネタがないことをネタに書いてしまえるというのもたいした事か?読者諸氏が読んで楽しいと思える内容ではないと思うけれど。
さて、4月以来半年間、毎日書き続けてきたけれど、どのくらいの人がお読みくださっているかというとこれがなんとも心もとないのです。
アクセスの統計を見ると、ここひとつきはおおよそ350pv/日、150ip/日というところです。gooのblogは今日現在で350,000くらいあるけれど、一日150のアクセスというのは、だいたいトップ1,000にギリギリ入らないといったところですね。日によって若干違いますが、おおよそ160ipになるとちょうど350,000件中の1,000位といったところになります(1,000位といっても350,000件中の上位0.3%です!)。
今までに一番多かったのは8月22日で675pv、291ipで当時の300,000件中386位でした。この日はと言えば、F1第14戦トルコGPのことについて書いた翌日です。それまでの経験からTBを送るとその分だけアクセス(pv、ipともに)が増えるがわかっていましたのでどこまで増えるものかと思い、たまたま夏休みということもあり「トルコGP」で検索してヒットしたblogに片っ端からTBを送りました。
その結果の「675pv、291ip、300,000件中の386位」でした。私のblogにもコメントが22、TBが58送られて来ました。でも、大変だったのです。何がって、コメントをお送りくださった方へのRe:コメント、TBが大忙しで、はっきり言って疲れました。コメントやTBくださった方のblogをゆっくり読んでいる時間もありませんでした。
この時に学んだことは、アクセスが増えたからと言って儲かるわけではないのだから、ホントに私の書いたものを楽しみにしていてくださる方、毎日お訪ねくださる方を大切に、そして何よりも書きたいと思ったこと自分の言葉で書き続けよう、ということでした。
それ以来、無茶なTBは止めました。その結果、F1ネタの次の日もコメントが10、TBが15くらいで落ち着いたのです。このくらいだとコメント、TBくださった方のblogをじっくり読んで楽しみ、Re:コメントも出来ますね。blogは自分自身の楽しみであり、私の楽しみを共に楽しんでくださる、お訪ねくださる方に失礼のないよう、こじんまりと続けていけばいいよなと思うこの頃です。って、「ネタ切れ」をネタに今日もグダグダと書いてしまった郷秋<Gauche>でありました(^^;。
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実は写真も「ネタ切れ」で・・・。またかよ、と言われそうな秋桜です。今日の秋桜はあかねの森の北側で撮影したものです。ですからバックの森はあかねの森、右上奥にチョロリと見えているのがなるせの森です。
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東京奇譚集
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そのことを考えただけでも、ちょうど1年前に出版された「アフター・ダーク」(郷秋<Gauche>的書評はblog化以前の「独り言」2004年9月20日の項を見られたし)を読んでの落胆を、村上春樹的に解消してくれるものと期待をしたのだが、はたしてその期待は裏切られることはなかった。
村上の代表作である「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」(1985年)、「ダンス・ダンス・ダンス」(1988年)、「ねじまき鳥クロニクル」(1994-95年)はいずれも長編であり、ともすると村上を「長編作家」としがちであるが、初期には「中国行きのスロウ・ボート」(1983年)、「回転木馬のデッド・ヒート」(1985年)、「パン屋再襲撃」(1986年)といった短編集を残している。「東京奇譚集」は村上の短編愛好家にとっては待望の書と言える。
本書には5編の「奇譚」が収められているが、4編は「新潮」の本年3月号から6月号に掲載されたものであり、最後の1編「品川猿」のみが書下ろし作品である。「奇譚」であるから特にその物語には触れないが、登場人物はおなじみ「村上ワールド」の人々であり、その舞台もあるときには「ダンス・ダンス・ダンス」と同じ場所であったり、あるいは物語の重要な登場人物の一人が「消えて」しまったりと、読者を楽しませてくれる。
おなじみ「村上ワールド」と書いたが、今回の作者はその色を何とか押さえようとした努力の跡が見られる。これまでは堂々と「村上ワールド」を歌い上げていたものだが、本作品では何かの意図をもってその色を薄めようとしているように、私には思える。残念ながら余り成功しているとは言いがたいが。しかし、村上作品の愛好者は「村上ワールド」を楽しみたいが故に自分の作品を読むのだからと、消そうとしたけれども消せませんでした的な色の残り具合までをも作者は計算したのだろうか。
「火曜日になると一人で、ホンダのオープン・2シーター(グリーン、マニュアル・シフト)に乗って多摩川を越え・・・」(偶然の旅人)、「彼女の車(ブルーのプジョー306、オートマチック)で二人はその店に食事に行って、クレソンのサラダと、スズキのグリルを注文した」(同)。
そのクルマの車種は、色は、と気になるのはクルマ好きかつ読書好きの性ではあるけれど、括弧書きで説明されるのではなんとも味気ない。その味気なさまでをも村上は計算したのか。それはそうと、ホンダのオープン・2シーターって、なんだ。S2000にはグリーンの塗色はない。オートマチック車の設定もないからわざわざ「マニュアル・シフト」と書く必要もない。
ホンダのオープン・2シーターはその車種が書かれていないのに、彼女の車は「プジョー306」と車種が明らかにされている。306には確かにマニュアル・シフト車もあったけれど、特にクルマ好きの彼女であることは書かれていないから、マニュアル・シフトであるわけもなく、らわざわざ「オートマチック」とことわる必要は無い。それに、色はブルーではなくてルシファー・レッドだろう。いつまで経ってもクルマに関する部分が上手く書けるようにならない村上を、カワイイと評するべきだろうか。
村上春樹著 東京奇譚集
新潮社 2005年9月発行
1,470円(税込)
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CFの撮影現場
8月の末、福島県にあるBritish Hillsに行ったときのことです。入園料を払ったときに係りの方から「撮影をしているので多少にぎやかかも知れません」と言われたのです。いったい何の撮影で何がにぎやかなのかと思っていたのですが、それはスコットランド風のレストラン(ウエイターもイギリス人で英語しか話さない)で昼食を食べて外にでた時にわかりました。
今月3日に発売になったトヨタのラクティスという新型車のCF撮影をしていたのです。それはマナーハウス前のコートヤードで行われていました。建物に向かってゆるい上りになった石畳の道を走ってきたラクティスはコートヤードにあるロータリーをクルリと回っていま来た道を戻っていくのです。そのシーンをマナーハウス正面上階の窓から撮影するわけです。
ラクティスについて書くつもりはありません。いかにもトヨタらしいそつなくまとまったクルマですが、特にラクティスがなくても誰も困らない、という類のクルマです。最初はルノーのグラン・セニックかと思いましたが、ちょっと小さいなと思って(事実グラン・セニックより二回り程小さい)クルマに近づいてみるとトヨタのマークがありましたのでトヨタの新型車だと知ることができました。
そのとき私は300mmまでの見た目にもちょっと長いレンズをつけた愛用のD70を肩にかけていました。そのカメラを見つけたからなのでしょう、気がつくと私の後方5メートル程のところにいかにも人相の悪い中年男が二人、じっと私を見ているのです。私がクルマから離れると二人も私から少し離れるのですが私からは目を離しません。
明らかに私がそのクルマを撮影するのを警戒しているのです。そうだろ、と私も思っていましたし、同じトヨタでもRVX05ならいざ知らず、ラクティス(だと後でわかったそのクルマ)はまったく私の興味を引きませんでしたし、撮影すればどういうことになるのか、おおよそ予想が出来ましたので勿論レンズを向けたりはしませんでした。
コートヤードの向こうから大学生風の5、6人のグループがやって来たのはその時でした。「ウォッ、撮影してるぜ。新型車だ」とかなんとか言いながら。まずいことになるなと思いながら見ていると案の定、その中の一人が手に持っていたコンパクトなデジタルカメラのレンズをそのクルマに向けてシャッターボタンを押したのです。
その途端、今の今まで私をマークしていた二人がその大学生のところに飛んでいったのです。後はご想像の通り。傍で見ていた私までなんとも嫌な気分になるようなやり取りが始まりました。
写真を撮られてまずいようなものを白昼堂々と人の前に引っ張りだす方が悪いのです。だいたい、みんな正規の入場料を払って入場しているわけで、写真を撮らないことを条件に入場料が安くなったりしているわけじゃない。そんなに写真を撮られたくないなら貸切にして撮影すればいいんです。
似たようなことはどこのメーカーでもしているのでしょう。それがたまたまトヨタのラクティスだったというだけの話なんですよね。そもそもが、私をマークし、写真を撮った大学生を「取り押さえ」た二人だってトヨタの人間じゃない。トヨタの仕事をもらった制作会社の下請けの下請けでしょうね。でも、私の中のトヨタの株が思いっきり下がったこともまた事実。トヨタ、ストップ安。当分値上がりの見込みなし、です。

今日の1枚は、これ。残念ながら名前がわかりません。チューリップのように地面からすっと茎が伸びて花が咲いていました。葉っぱはなかったと思います。名前をご存知の方がいましたら、ぜひ教えてください。
[ 撮影:横浜市青葉区 ]
今月3日に発売になったトヨタのラクティスという新型車のCF撮影をしていたのです。それはマナーハウス前のコートヤードで行われていました。建物に向かってゆるい上りになった石畳の道を走ってきたラクティスはコートヤードにあるロータリーをクルリと回っていま来た道を戻っていくのです。そのシーンをマナーハウス正面上階の窓から撮影するわけです。
ラクティスについて書くつもりはありません。いかにもトヨタらしいそつなくまとまったクルマですが、特にラクティスがなくても誰も困らない、という類のクルマです。最初はルノーのグラン・セニックかと思いましたが、ちょっと小さいなと思って(事実グラン・セニックより二回り程小さい)クルマに近づいてみるとトヨタのマークがありましたのでトヨタの新型車だと知ることができました。
そのとき私は300mmまでの見た目にもちょっと長いレンズをつけた愛用のD70を肩にかけていました。そのカメラを見つけたからなのでしょう、気がつくと私の後方5メートル程のところにいかにも人相の悪い中年男が二人、じっと私を見ているのです。私がクルマから離れると二人も私から少し離れるのですが私からは目を離しません。
明らかに私がそのクルマを撮影するのを警戒しているのです。そうだろ、と私も思っていましたし、同じトヨタでもRVX05ならいざ知らず、ラクティス(だと後でわかったそのクルマ)はまったく私の興味を引きませんでしたし、撮影すればどういうことになるのか、おおよそ予想が出来ましたので勿論レンズを向けたりはしませんでした。
コートヤードの向こうから大学生風の5、6人のグループがやって来たのはその時でした。「ウォッ、撮影してるぜ。新型車だ」とかなんとか言いながら。まずいことになるなと思いながら見ていると案の定、その中の一人が手に持っていたコンパクトなデジタルカメラのレンズをそのクルマに向けてシャッターボタンを押したのです。
その途端、今の今まで私をマークしていた二人がその大学生のところに飛んでいったのです。後はご想像の通り。傍で見ていた私までなんとも嫌な気分になるようなやり取りが始まりました。
写真を撮られてまずいようなものを白昼堂々と人の前に引っ張りだす方が悪いのです。だいたい、みんな正規の入場料を払って入場しているわけで、写真を撮らないことを条件に入場料が安くなったりしているわけじゃない。そんなに写真を撮られたくないなら貸切にして撮影すればいいんです。
似たようなことはどこのメーカーでもしているのでしょう。それがたまたまトヨタのラクティスだったというだけの話なんですよね。そもそもが、私をマークし、写真を撮った大学生を「取り押さえ」た二人だってトヨタの人間じゃない。トヨタの仕事をもらった制作会社の下請けの下請けでしょうね。でも、私の中のトヨタの株が思いっきり下がったこともまた事実。トヨタ、ストップ安。当分値上がりの見込みなし、です。
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今日の1枚は、これ。残念ながら名前がわかりません。チューリップのように地面からすっと茎が伸びて花が咲いていました。葉っぱはなかったと思います。名前をご存知の方がいましたら、ぜひ教えてください。
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F1 第18戦日本GPを振り返る
鈴鹿が終わった。既にドライバーズ・チャンピョンシップは前戦で決定しているから、鈴鹿での興味はコンストラクターズ・チャンピョンの行方だったが、マクラーレンはライッコネン一人が頑張って10ポイント、ルノーは二人合わせて14ポイントとなり、ブラジルGP終了後のマクラーレン2ポイント先行をひっくり返してルノーは2ポイントリードとし、決着は最終戦、来週の中国GPに持ち込まれた。
<日本GP結果>
1位:キミ・ライコネン/マクラーレ・メルセデス/Q17/FL1/1:31.540
2位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー/Q3/FL3/1:32.522
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー/Q16/FL2/1:31.599
4位:マーク・ウェバー/ウイリアムズ・BMW/Q7/FL7/1:33.022
5位:ジェンソン・バトン/BARホンダ/Q2/FL4/1:32.754
6位:デイビッド・クルサード/レッドブル・コスワース/Q6/FL8/1:33.023
7位:ミヒャル・シューマッハ/フェラーリ/Q14/FL5/1:32.763
8位:ラルフ・シューマッハ/トヨタ/Q11/FL6/1:32.795
Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位
チャンピョンシップはアロンソに譲ったライッコネンだが、ここ鈴鹿での勝利により今季優勝を「7」としアロンソをリード。自らの速さを更にアピールすることとなった。それにしてもライッコネン&マクラーレンは予選順位に関係なく表彰台にあがるという凄まじいまでの速さを見せ付けている。チャンピョンシップを取れなかったのが不思議なくらいの強さだ。
ライッコネン&マクラーレンと勝負できたのはアロンソただ一人。この二人だけが31秒半ばの異次元の速さで走り、3位のフィジケラはこの二人から既に1秒遅れ。これではまったく勝負にならない。
BARホンダ、バトンはフロントロー発進ながら結果は5位。シーズン序盤と比べれば随分と良くはなっているけれどマクラーレ、ルノーには遠く及ばないようだ。オールホンダ体制となる来年に期待だな。
トップ2に追いつけないのはトヨタも同様。これまでも予選ではいいところを見せながらも決勝では表彰台未満ポイント圏内というレースが多かったが、今回も3ストップ作戦を見事にハズシて同様の結果。セーフティーカーが入った時点で、普通は作戦変更だろう。
ミヒャエルは14番手からスタートし7位フィニッシュ。今年のマシンを考えれば悪くないとも言える。しかしだ、コース上でライッコネンに、そしてアロンソには2回もパスされている。7度のワールド・チャンピョンとしてはいささか寂しいと言わざるを得ないだろう。2000年から5年間、鈴鹿で勝ち続けてきたフェラーリも。
さて、琢磨だ。・・・琢磨いついては、書くまい。
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今日の1枚は、これ。まだ色づいてはいませんが、実は随分と大きくなっています。柚子にしては少し大きすぎるような気もするのですが・・・
[ 撮影: かつらの森 ]
<日本GP結果>
1位:キミ・ライコネン/マクラーレ・メルセデス/Q17/FL1/1:31.540
2位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー/Q3/FL3/1:32.522
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー/Q16/FL2/1:31.599
4位:マーク・ウェバー/ウイリアムズ・BMW/Q7/FL7/1:33.022
5位:ジェンソン・バトン/BARホンダ/Q2/FL4/1:32.754
6位:デイビッド・クルサード/レッドブル・コスワース/Q6/FL8/1:33.023
7位:ミヒャル・シューマッハ/フェラーリ/Q14/FL5/1:32.763
8位:ラルフ・シューマッハ/トヨタ/Q11/FL6/1:32.795
Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位
チャンピョンシップはアロンソに譲ったライッコネンだが、ここ鈴鹿での勝利により今季優勝を「7」としアロンソをリード。自らの速さを更にアピールすることとなった。それにしてもライッコネン&マクラーレンは予選順位に関係なく表彰台にあがるという凄まじいまでの速さを見せ付けている。チャンピョンシップを取れなかったのが不思議なくらいの強さだ。
ライッコネン&マクラーレンと勝負できたのはアロンソただ一人。この二人だけが31秒半ばの異次元の速さで走り、3位のフィジケラはこの二人から既に1秒遅れ。これではまったく勝負にならない。
BARホンダ、バトンはフロントロー発進ながら結果は5位。シーズン序盤と比べれば随分と良くはなっているけれどマクラーレ、ルノーには遠く及ばないようだ。オールホンダ体制となる来年に期待だな。
トップ2に追いつけないのはトヨタも同様。これまでも予選ではいいところを見せながらも決勝では表彰台未満ポイント圏内というレースが多かったが、今回も3ストップ作戦を見事にハズシて同様の結果。セーフティーカーが入った時点で、普通は作戦変更だろう。
ミヒャエルは14番手からスタートし7位フィニッシュ。今年のマシンを考えれば悪くないとも言える。しかしだ、コース上でライッコネンに、そしてアロンソには2回もパスされている。7度のワールド・チャンピョンとしてはいささか寂しいと言わざるを得ないだろう。2000年から5年間、鈴鹿で勝ち続けてきたフェラーリも。
さて、琢磨だ。・・・琢磨いついては、書くまい。
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今日の1枚は、これ。まだ色づいてはいませんが、実は随分と大きくなっています。柚子にしては少し大きすぎるような気もするのですが・・・
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F1 第18戦日本GP予選終了
久々に予選を見ちゃいました。って、勿論TV観戦ですが(^^;。
予想した通りのウエット・コンディションでの予選となりましたね。琢磨のアタック時間には降っていなかったのにトップ5のアタックが始まろうとする頃には激しい雨でタイムは延びずに13番手アタックのラルフが日本GPでトヨタにPPをプレゼント。BRAホンダのバトンが2位と、フロント・ローにトヨタとホンダが並ぶ日本のファンには嬉しい結果となった。
<日本GP予選結果>
1位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ 1'46"106
2位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'46"141
3位:ジャン-カルロ・フィジケラ / ルノー 1'46"276
4位:クリスチャン・クリエン/ レッドブル・コスワース1'46"464
5位:佐藤琢磨 / BARホンダ1'46"841
6位:デイビッド・クルサード / レッドブル・コスワース1'46"892
7位:マーク・ウェバー/ ウイリアムズ・BMW1'47"233
8位:ジャック・ビルヌーブ / ザウバー・ペトロナス 1'47"440
14位:ミヒャル・シューマッハ / フェラーリ 1'52"676 BS
16位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'54"667
17位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 2'02"309
NoTime:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ
NoTime:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス
8位のビルヌーブまでが降り出す前のアタッカーだ。ライッコネンは金曜日のエンジン交換により最後尾スタートが確定している。モントーヤは後半ペースを落としピットに入る作戦にでた。明日の天気がどうなるのか、確定要素が大きいことを考えるとピットスタートながら、マシンのセッティングを変えて望む方が得策のようにも思える。
さて、琢磨が5番手、3列目につけた。トップチームのドライバーが後方に沈み、既にチャンピョン・シップにも決着が着いていること、目をつぶっていても走れる鈴鹿であること、大応援団の過給気圧が最大に達していることを考えると、おかしなボタンを押したりしない限り、かなりの結果が期待できそうだな。
ことろでこの雨の中、いつもお邪魔しているblogのguwaさんとちょこさんが鈴鹿に観戦・応援に行っているはず。風邪をひいたりしないように気をつけてくださいね。

今日の1枚はいつもながら記事内容とは何の関係もない、風船唐綿(フウセントウワタ)。アフリカ南部原産といわれる植物が何故横浜の畑脇にあるのか不思議です。写真は花ではなく実。鶏の卵ほどの大きさで秋の終わり頃には表皮が裂けてタンポポの種を大きくしたような綿毛をつけた種がふわりふらりと飛び出します。
[ 撮影:すみよしの森 ]
予想した通りのウエット・コンディションでの予選となりましたね。琢磨のアタック時間には降っていなかったのにトップ5のアタックが始まろうとする頃には激しい雨でタイムは延びずに13番手アタックのラルフが日本GPでトヨタにPPをプレゼント。BRAホンダのバトンが2位と、フロント・ローにトヨタとホンダが並ぶ日本のファンには嬉しい結果となった。
<日本GP予選結果>
1位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ 1'46"106
2位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'46"141
3位:ジャン-カルロ・フィジケラ / ルノー 1'46"276
4位:クリスチャン・クリエン/ レッドブル・コスワース1'46"464
5位:佐藤琢磨 / BARホンダ1'46"841
6位:デイビッド・クルサード / レッドブル・コスワース1'46"892
7位:マーク・ウェバー/ ウイリアムズ・BMW1'47"233
8位:ジャック・ビルヌーブ / ザウバー・ペトロナス 1'47"440
14位:ミヒャル・シューマッハ / フェラーリ 1'52"676 BS
16位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'54"667
17位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 2'02"309
NoTime:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ
NoTime:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス
8位のビルヌーブまでが降り出す前のアタッカーだ。ライッコネンは金曜日のエンジン交換により最後尾スタートが確定している。モントーヤは後半ペースを落としピットに入る作戦にでた。明日の天気がどうなるのか、確定要素が大きいことを考えるとピットスタートながら、マシンのセッティングを変えて望む方が得策のようにも思える。
さて、琢磨が5番手、3列目につけた。トップチームのドライバーが後方に沈み、既にチャンピョン・シップにも決着が着いていること、目をつぶっていても走れる鈴鹿であること、大応援団の過給気圧が最大に達していることを考えると、おかしなボタンを押したりしない限り、かなりの結果が期待できそうだな。
ことろでこの雨の中、いつもお邪魔しているblogのguwaさんとちょこさんが鈴鹿に観戦・応援に行っているはず。風邪をひいたりしないように気をつけてくださいね。
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今日の1枚はいつもながら記事内容とは何の関係もない、風船唐綿(フウセントウワタ)。アフリカ南部原産といわれる植物が何故横浜の畑脇にあるのか不思議です。写真は花ではなく実。鶏の卵ほどの大きさで秋の終わり頃には表皮が裂けてタンポポの種を大きくしたような綿毛をつけた種がふわりふらりと飛び出します。
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F1 日本GP開幕
ついに始まった。ドライバーズ・チャンピョンは前戦で決まってしまったけれど、コンストラクターズ・チャンピョンはマクラーレン、ルノーのポイント差はわずか3ポイントと、残り2戦の結果により女神がどちらのチームに微笑むのか予断を許さない状況。消化試合とならないためのせめてもの救いだ。
鈴鹿で行われる日本GPは今年で19年目。例年最終戦近くのスケジュールとなるために鈴鹿でチャンピョンが決定することも幾度となくあるなど、毎年白熱したレースが展開される。が、今年は既に金曜日の時点でコンストラクターズ・チャンピョン獲得に燃えるライッコネンのメルセデス・エンジンがブローして交換、10位降番となるなど波乱の様相。
日曜日はドライ・タイヤでのレースのなりそうだけれど、スターティング・グリッドを決める明日は雨の予報だ。11番手あるいは12番手スタートとなるだろうライッコネンが、2番手あるいは3番手スタートになるであろう2005年のチャンピョン、フェルナンド・アロンソにどこまで迫れるか、楽しみだ。
来シーズンBRAホンダを去る琢磨はいかに鈴鹿を戦うのか。過去3年入賞しているだけに、今季不振と言えども期待は高まる。チームを去ることが決まっているからこそ、置き土産に、あるいは捨て台詞代わりに表彰台のリザルトを残して行くのもオツなものだよ、琢磨くん。
さて、その琢磨、どうやら2006年シーズンも何とかレースドライバーとしてのシートを確保できそうだとのニュースが飛び交っている。チーム名が明かされないまま、オファーがあったとかホンダがV8エンジンを供給するとかいろんな噂が流れているよね。
郷秋<Gauche>としてはだな、そのチームは「ダッラーラ」ではないかとの予想をここに書いておく。ダッラーラは琢磨が2001年に参戦したイギリスF3で12勝してみごとチャンピョンに輝いた時のシャシー・コンストラクターだ(当初「チーム」と書いていたがこれは誤りでチームはカーリン・モータースポーツ。ちなみにエンジン無限ホンダ。mpreza98さんのblogを読んで間違っていたのに気付きました。ちなみにカーリン・モータースポーツも「噂」の1つとしてあげられていますね)
ダッラーラはF3、F2-F3000のコンストラクターとして有名だけれど、1988-1992年にはF1にも参戦している(チーム名はスクーデリア・イタリア)。最初はコスワースDFZだったエンジンもジャドV10さらにはフェラーリV12とグレードアップしてきたが、結局はたいしたリザルトを残すことが出来ないまま戦列を離脱している。
結果は残せなかったけれど、マールボロがスポンサーに付いたイタリアン・レッドのそのマシンは、コンベンショナルなものがらもフェラーリのジュニア・チームのようにも見えた。ドライバーもJJレートやピエル-ルイジ・マルティニを起用するなど期待させるものも多く、郷秋<Gauche>は結構応援したものであったな。
そう言えば琢磨がイギリスF3チャンピョンになった時のダッラーラのエンジンは無限ホンダじゃなかったか?ダッラーラ・ホンダ!いいじゃないか!!

里の秋
[ 撮影:すみよしの森 ]
鈴鹿で行われる日本GPは今年で19年目。例年最終戦近くのスケジュールとなるために鈴鹿でチャンピョンが決定することも幾度となくあるなど、毎年白熱したレースが展開される。が、今年は既に金曜日の時点でコンストラクターズ・チャンピョン獲得に燃えるライッコネンのメルセデス・エンジンがブローして交換、10位降番となるなど波乱の様相。
日曜日はドライ・タイヤでのレースのなりそうだけれど、スターティング・グリッドを決める明日は雨の予報だ。11番手あるいは12番手スタートとなるだろうライッコネンが、2番手あるいは3番手スタートになるであろう2005年のチャンピョン、フェルナンド・アロンソにどこまで迫れるか、楽しみだ。
来シーズンBRAホンダを去る琢磨はいかに鈴鹿を戦うのか。過去3年入賞しているだけに、今季不振と言えども期待は高まる。チームを去ることが決まっているからこそ、置き土産に、あるいは捨て台詞代わりに表彰台のリザルトを残して行くのもオツなものだよ、琢磨くん。
さて、その琢磨、どうやら2006年シーズンも何とかレースドライバーとしてのシートを確保できそうだとのニュースが飛び交っている。チーム名が明かされないまま、オファーがあったとかホンダがV8エンジンを供給するとかいろんな噂が流れているよね。
郷秋<Gauche>としてはだな、そのチームは「ダッラーラ」ではないかとの予想をここに書いておく。ダッラーラは琢磨が2001年に参戦したイギリスF3で12勝してみごとチャンピョンに輝いた時のシャシー・コンストラクターだ(当初「チーム」と書いていたがこれは誤りでチームはカーリン・モータースポーツ。ちなみにエンジン無限ホンダ。mpreza98さんのblogを読んで間違っていたのに気付きました。ちなみにカーリン・モータースポーツも「噂」の1つとしてあげられていますね)
ダッラーラはF3、F2-F3000のコンストラクターとして有名だけれど、1988-1992年にはF1にも参戦している(チーム名はスクーデリア・イタリア)。最初はコスワースDFZだったエンジンもジャドV10さらにはフェラーリV12とグレードアップしてきたが、結局はたいしたリザルトを残すことが出来ないまま戦列を離脱している。
結果は残せなかったけれど、マールボロがスポンサーに付いたイタリアン・レッドのそのマシンは、コンベンショナルなものがらもフェラーリのジュニア・チームのようにも見えた。ドライバーもJJレートやピエル-ルイジ・マルティニを起用するなど期待させるものも多く、郷秋<Gauche>は結構応援したものであったな。
そう言えば琢磨がイギリスF3チャンピョンになった時のダッラーラのエンジンは無限ホンダじゃなかったか?ダッラーラ・ホンダ!いいじゃないか!!
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里の秋
[ 撮影:すみよしの森 ]
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トラヴィック≠ザフィーラ
昨晩、GMが富士重工業(スバル)の持ち株を手放し、その株をトヨタが購入する、つまりスバルがGMグループを離脱し、トヨタグループの一員なる話を書いた。この中でGMグループの一員として、日本では(今は)お世辞にも成功しているとは言えないオペルのミニバン、ザフィーラをトラヴィックの名でスバルが販売していると書いたが、この続きを少しだけ書いておきたい。
ザフィーラとトラヴィック、正確にはnot equalなのである。ザフィーラはドイルツのボーフム工場で生産され1.8Lエンジンを積むが、トラヴィックはタイの工場で生産され2.2Lのエンジンが搭載されるという違いがあるのだ。
一見同じように見えるこのザフィーラとトラヴィック、生産される国も違えば積まれるエンジンも別者なのである。ザフィーラは以前からオペル車を扱っているヤナセが販売していたが、スバルがトラヴィックの販売を始めるのを機にザフィーラの販売を取止めている。簡単に言えばヤナセの持ち駒であるザフィーラをスバルに譲り渡し、スバルはザフィーラそのものではなく、国産車に近い価格で販売できるタイ製のトラヴィックの販売を開始したということである。
さて、このトラヴィック、スバルがGMグループを離脱したことから遠からず販売が中止されるものと思っていたが、実は既にスバルのラインナップから落とされていることが判明。このページの上部にある車種一覧には「TRAVIQ」の文字は既に無い。
実はトラヴィックのオリジナルたるザフィーラは今年の3月のジュネーブショーでその2代目がお披露目され、ヨーロッパではこの夏から路上を走り始めているのだ。ちょうどいいタイミングと言うべきなのか、モデルチェンジの時期がたまたまスバルのGMグループ離脱と重なっただけなのか、スバル上層部ではこのことを予見し、トラヴィックを自社のカタログから落としたか。
トラヴィックがスバルの店頭から消えて数か月後、来年始めには今度は2代目ザフィーラが日本に上陸することになりそうだ。販売は、ヤナセなんだろうな。
でもさ、ヤナセは初代ザフィーラを販売したのはいいけれど、2年程で販売を中止している。結構売れていた同じオペルのビータの販売を止めて売れもしないメリーバに切り替えたりと、どうも企業姿勢に問題ありのように思えるのです。今度こそはしっかりと腰を据えて取り組ん欲しいものですね。

今日の1枚は紫式部(ムラサキシキブ)。紫式部と聞くと源氏物語を思い浮かべるけれど、江戸時代には「実むささき」「玉むらさき」などと呼ばれていたようなので、直接の関係はなさそうです。
ザフィーラとトラヴィック、正確にはnot equalなのである。ザフィーラはドイルツのボーフム工場で生産され1.8Lエンジンを積むが、トラヴィックはタイの工場で生産され2.2Lのエンジンが搭載されるという違いがあるのだ。
一見同じように見えるこのザフィーラとトラヴィック、生産される国も違えば積まれるエンジンも別者なのである。ザフィーラは以前からオペル車を扱っているヤナセが販売していたが、スバルがトラヴィックの販売を始めるのを機にザフィーラの販売を取止めている。簡単に言えばヤナセの持ち駒であるザフィーラをスバルに譲り渡し、スバルはザフィーラそのものではなく、国産車に近い価格で販売できるタイ製のトラヴィックの販売を開始したということである。
さて、このトラヴィック、スバルがGMグループを離脱したことから遠からず販売が中止されるものと思っていたが、実は既にスバルのラインナップから落とされていることが判明。このページの上部にある車種一覧には「TRAVIQ」の文字は既に無い。
実はトラヴィックのオリジナルたるザフィーラは今年の3月のジュネーブショーでその2代目がお披露目され、ヨーロッパではこの夏から路上を走り始めているのだ。ちょうどいいタイミングと言うべきなのか、モデルチェンジの時期がたまたまスバルのGMグループ離脱と重なっただけなのか、スバル上層部ではこのことを予見し、トラヴィックを自社のカタログから落としたか。
トラヴィックがスバルの店頭から消えて数か月後、来年始めには今度は2代目ザフィーラが日本に上陸することになりそうだ。販売は、ヤナセなんだろうな。
でもさ、ヤナセは初代ザフィーラを販売したのはいいけれど、2年程で販売を中止している。結構売れていた同じオペルのビータの販売を止めて売れもしないメリーバに切り替えたりと、どうも企業姿勢に問題ありのように思えるのです。今度こそはしっかりと腰を据えて取り組ん欲しいものですね。
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今日の1枚は紫式部(ムラサキシキブ)。紫式部と聞くと源氏物語を思い浮かべるけれど、江戸時代には「実むささき」「玉むらさき」などと呼ばれていたようなので、直接の関係はなさそうです。
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スバル、GMと決別
2000年4月に富士重工業(スバル)の筆頭株主となったGM(ゼネラル・モーターズ)が、北米での販売の苦戦を主原因とする経営不振を理由に、保有するスバル株の20.1%(1億5,700万株)を年末までに全て手放し、スバルとの提携を解消するという。
更に、GMが手放す株のうち8.7%(6,800万株)をトヨタが取得することも同時に発表された。つまりスバルはGMグループを離脱し、トヨタグループの一員として生き残りを図ることになるというのだ。
2000年の資本提携からわずか5年でこの有様だ。スバルの竹中社長は記者会見の席上で「GMと、スバルは両社のカルチャー(文化)の違いから十分な成果を見込みにくいと判断した」と述べたと伝えられるが、そんなことは端からわかっていたことではないのか。こんなことをするから日本での外資の評判はいつまで経ってもよくならないのだな。
まっ、経営の話はどうでもいい。郷秋<Gauche>的にはこれまで同じGMグループ同士として新型車の共同開発を進めていたスウェーデンのSAABとの関係が気になるところだが、新型車の共同開発は中止なんだと。まっ、当然だろうな。
4月26日に紹介した「9-3Sport Combi」のスウェーデン語版のカタログを送ってくれた友人のS君は、毎月のようにスウェーデンに出張して共同開発の新型車のための仕事をしていたけれど、かなり進んでいたらしい仕事が突然中止。肩を落とした(それとも怒りに肩を震わせているのか)S君の顔が見えるようだ。
スバルはSAABにインプレッサを提供し、SAABはインプレッサのフロントに9-3や9-5と同じマスクを付け9-2として販売していたけれど、これも終わりだろう。(日本では)販売不振のSAAB車のために、スバルのディーラーのいくつかがSAABを販売していたが、このSAAB店も間もなく終了だろう。あぁ良かった、スバルの店でSAABを買わなくって。って、郷秋<Gauche>は買っていない(^^;。
スバルとGMグループ離脱の影響はSAABとの関係だけではない。スバルの店ではこれまで同じくGMグループのオペルが作るミニバン、ザフィーラをトラヴィック(まかり間違ってミニバンを買わなければならない状況になった時にはこれしかないなと、実は密かに心に決めていた)という名前で販売しているけれど、この関係も遠からず終わることになるんだろう。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の1枚は、玉簾(タマスダレ)。ひと月近く前にご紹介しましたが、同じ場所でまだ咲いていました。前とはちょっと違った感じで。
[ 撮影:あかねの森 ]
更に、GMが手放す株のうち8.7%(6,800万株)をトヨタが取得することも同時に発表された。つまりスバルはGMグループを離脱し、トヨタグループの一員として生き残りを図ることになるというのだ。
2000年の資本提携からわずか5年でこの有様だ。スバルの竹中社長は記者会見の席上で「GMと、スバルは両社のカルチャー(文化)の違いから十分な成果を見込みにくいと判断した」と述べたと伝えられるが、そんなことは端からわかっていたことではないのか。こんなことをするから日本での外資の評判はいつまで経ってもよくならないのだな。
まっ、経営の話はどうでもいい。郷秋<Gauche>的にはこれまで同じGMグループ同士として新型車の共同開発を進めていたスウェーデンのSAABとの関係が気になるところだが、新型車の共同開発は中止なんだと。まっ、当然だろうな。
4月26日に紹介した「9-3Sport Combi」のスウェーデン語版のカタログを送ってくれた友人のS君は、毎月のようにスウェーデンに出張して共同開発の新型車のための仕事をしていたけれど、かなり進んでいたらしい仕事が突然中止。肩を落とした(それとも怒りに肩を震わせているのか)S君の顔が見えるようだ。
スバルはSAABにインプレッサを提供し、SAABはインプレッサのフロントに9-3や9-5と同じマスクを付け9-2として販売していたけれど、これも終わりだろう。(日本では)販売不振のSAAB車のために、スバルのディーラーのいくつかがSAABを販売していたが、このSAAB店も間もなく終了だろう。あぁ良かった、スバルの店でSAABを買わなくって。って、郷秋<Gauche>は買っていない(^^;。
スバルとGMグループ離脱の影響はSAABとの関係だけではない。スバルの店ではこれまで同じくGMグループのオペルが作るミニバン、ザフィーラをトラヴィック(まかり間違ってミニバンを買わなければならない状況になった時にはこれしかないなと、実は密かに心に決めていた)という名前で販売しているけれど、この関係も遠からず終わることになるんだろう。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の1枚は、玉簾(タマスダレ)。ひと月近く前にご紹介しましたが、同じ場所でまだ咲いていました。前とはちょっと違った感じで。
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いまは・・・もう秋
10日振りの森は、もうすっかり秋でした。一箇所だけを残して稲刈はすっかり終わり、ドングリの実もたくさん落ちていました。蝉の鳴き声は聞こえず、聞こえるのは虫の声。今年は彼岸花が随分遅くまで咲いているような気がします。秋桜(コスモス)も盛りですね。百日紅(サルスベリ)がまだ咲いていたなぁ。
そうそう、秋桜(あきざくら)とはコスモスのことだけれど、漢字で「秋桜」と書いてあったら、「コスモス」のことだと思いながらも、やっぱり「あきざくら」と読むのが「正しい」のではないかと思います。秋桜を俳号にした方に水原秋櫻子がいます。秋櫻子は「しゅうおうし」と読みます。「子」が付きますが女性ではなく男性です。
ちなみに、俳号で「子」が付くのは多くの場合男性で「し」と読みます。桜桃子、誓子、紫陽子、莫秋子などがそうです。ちなみに女性俳人の俳号には「女」が付くことが多く「じょ」と読みます。真砂女、久女、汀女などがそうです。
そうそう、コンビエンス・ストアにも季節があるのを発見して驚きました。森に出かけたときには、いつもあかねの森となるせの森の間にあるコンビエンス・ストアで昼食を買って、なるせの森の「風の広場」で食べます。夏前から約4カ月間「ミニ冷やし中華」が定番になっていて、それとおにぎりかサンドイッチでしたが、今日寄ったらもう「ミニ冷やし中華」は置いてありませんでした。その他の「冷やし系麺類」もすべて。仕方がないので今日は「グリルチキンのパスタサラダ」とおにぎりにしました。でも7-11の「グリルチキンのパスタサラダ」は美味しいです。9/24から今日までの間に「7-11的季節変わり」があったようですね。コンビエンス・ストアで季節を感じるのもナンだか変だけれど・・・。
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今日の1枚は、たわわに実った柿と彼岸花
[ 撮影:すみよしの森 ]
今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
恩田Now
そうそう、秋桜(あきざくら)とはコスモスのことだけれど、漢字で「秋桜」と書いてあったら、「コスモス」のことだと思いながらも、やっぱり「あきざくら」と読むのが「正しい」のではないかと思います。秋桜を俳号にした方に水原秋櫻子がいます。秋櫻子は「しゅうおうし」と読みます。「子」が付きますが女性ではなく男性です。
ちなみに、俳号で「子」が付くのは多くの場合男性で「し」と読みます。桜桃子、誓子、紫陽子、莫秋子などがそうです。ちなみに女性俳人の俳号には「女」が付くことが多く「じょ」と読みます。真砂女、久女、汀女などがそうです。
そうそう、コンビエンス・ストアにも季節があるのを発見して驚きました。森に出かけたときには、いつもあかねの森となるせの森の間にあるコンビエンス・ストアで昼食を買って、なるせの森の「風の広場」で食べます。夏前から約4カ月間「ミニ冷やし中華」が定番になっていて、それとおにぎりかサンドイッチでしたが、今日寄ったらもう「ミニ冷やし中華」は置いてありませんでした。その他の「冷やし系麺類」もすべて。仕方がないので今日は「グリルチキンのパスタサラダ」とおにぎりにしました。でも7-11の「グリルチキンのパスタサラダ」は美味しいです。9/24から今日までの間に「7-11的季節変わり」があったようですね。コンビエンス・ストアで季節を感じるのもナンだか変だけれど・・・。
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今日の1枚は、たわわに実った柿と彼岸花
[ 撮影:すみよしの森 ]
今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
恩田Now
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明日は散歩
先週末はなんだかんだと忙しくて恩田の森の様子を見に行くことが出来ませんでした。今週末も何かと予定があり行けない可能性もあるので明日、仕事をサボって行って来ることにしました。「仕事をサボって」というのは誤解を招きますね。ここ10日ばかり頑張ったご褒美のお休みです。って、実は取りきれていなかった夏休みの最後の1日の消化なんです。
天気はいまひとつのようですが、雨が降らなければむしろピーカンよりは写真を撮るのにはいいくらいです。もう稲刈りもすっかり終わっているんだろうな。木々がどの程度色づき始めているのか、どんな花が咲いているのか今から楽しみです。
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今日の1枚は2週間前に撮ったこれ。稲刈りの終わったなるせの森の台地の田んぼです。
天気はいまひとつのようですが、雨が降らなければむしろピーカンよりは写真を撮るのにはいいくらいです。もう稲刈りもすっかり終わっているんだろうな。木々がどの程度色づき始めているのか、どんな花が咲いているのか今から楽しみです。
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今日の1枚は2週間前に撮ったこれ。稲刈りの終わったなるせの森の台地の田んぼです。
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