気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

サンダース大学付属高校 シャーマンファイアフライ(劇場版仕様) 作ります!! その2

2016年09月06日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5ではボギーを組み立てます。ガイド指示の通りに進めますが、内部に入れる三枚の発砲ゴムシートは、キットに入っているVVSSサスペンションスペーサーに交換します。VVSSサスペンションスペーサーにはA、B、Cの3種がありますが、今回の車輌には初期型サスペンション用のAを使います。パーツ表面にAの字がモールドされているものです。

 ステップ6では、車体下部を組み立てます。タミヤ等のキットでは一体成型で箱型パーツになっていることが多い部分ですが、今回のアスカのキットでは分割されていて箱組みで作ります。一見して難しそうに見えますが、実際にはパーツの合いがしっかりしているので、一つ一つきちんと接着してしけば、難なく仕上がります。
 また、リヤパネルのE24にて穴開けの指示がありますが、劇中車には無い部分ですので開ける必要はありません。


 ボギーの組み立てに使用するパーツを切り出して並べました。左上隅にかたまっている長円形のパーツが、VVSSサスペンションスペーサーのAです。


 改めて、VVSSサスペンションスペーサー取付説明書とパーツを図示しておきます。これを使うと、サスペンションの高さを固定出来るので、三枚の発砲ゴムシートを使う場合よりも足回りの揺れが小さくなります。
 また、私の制作においては、第一および第六転輪のサスペンションアームも接着して固定する予定です。固定しておかないと、ベルト式履帯を装着した際に、その張力に第一および第六転輪が引っ張られてしまい、転輪全体の並びが前後で浮き上がるという不自然な状態になるからです。


 組み立てが完了しました。アスカのこの部分のパーツは精度も出来栄えも群を抜いています。上部のスキッドの接合ボルトまできちんと再現してあるのは、アスカの製品だけです。このメーカーのシャーマン愛がよく伝わってきます。


 車体下部の組み立てにかかりました。各面が別パーツとなっているので、箱組みの面白さが味わえます。


 難なく組み上がりました。タミヤのキットよりも組み立て易い、との評判は正鵠を得ています。


 ステップ7および8では、リヤパネルを組み立てます。細かいパーツが色々とありますが、劇中車には無いものも少なくありません。パーツの幾つかは不要となります。
 ステップ7においては、E22、エッチング18、D8が不要で、ステップ8では牽引フック関連のパーツF24、F28、F46、F47、F49、エッチング3、そしてE20、E26が不要です。またE19、E25も完成すれば見えなくなる位置につくので、不要パーツに入れてもよいかと思います。
 また、ステップ7においてエンジン点検ハッチのE35に穴開けの指示がありますが、下端の1mmの二ヶ所だけを開口します。


 改めて公式設定資料図の劇中車の背面を見てみましょう。御覧のように牽引フックが無く、ホールドに牽引リングがありません。スモークエミッター電源部に相当するE22、エッチング18のパーツもありません。
 総じて、ケイ搭乗車やアリサ搭乗車のリヤパネル部になるべく合わせてシンプルになっているという印象を受けます。連結器形の牽引フックが無い代わりに、スモークエミッターが付けられています。


 スモークエミッターのパーツはエッチングパーツも含めますので、瞬間接着剤が必要です。


 組み立てが終わりました。


 各パーツをドンドン切り出して、取り付けてゆきました。


 途中で、リアパネルE24の下端にある二つの不要モールドを削り取ります。


 二つの不要モールドを削り取りました。牽引フックの基部と点検用ステップの取付位置、でした。


 ステップ7の工程が完了しました。後でハンドルC13を付け忘れたことに気付きましたので、後のステップにて取り付けました。


 誘導輪の軸部のパーツC25は、ガイドの指示通りに接着していません。ベルト式履帯の装着時に誘導輪の位置を自在に決められるからです。


 ステップ8の工程が完了しました。エッチング11は一応取り付けましたが、完成すれば、外からは全く見えない部分です。 (続く)

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