
ステップ9では、車体のノーズ部にあたるデファレンシャルカバーを組み立てます。牽引ホールドにつけるリングのD8は劇中車にありませんので不要です。
ステップ10では、車体後部につくディフレクターを組み立てます。

デファレンシャルカバーの各パーツです。このうちのC50の上部には、キット型式番号とみられる数字が刻まれていますが、劇中車にはありませんので、組み立て前に削り取っておきます。

デファレンシャルカバーが組み上がりました。パーツの合わせが楽で、しっかりと組み合わさるので、まったくストレスを感じません。

ディフレクターの各パーツです。ガイドの指示通りに組んでゆきます。

ディフレクターが組み上がりました。

ディフレクターの車体への取り付けは、後のステップ12にて行うのですが、ここでは前倒ししてそのまま取り付けました。

ステップ11では、車体上部の各部品を取り付けます。車体パーツのH2および背面部パーツのE15にドリルで穴を開ける旨の指示がありますが、劇中車の特徴にしたがって、H2では塗装例1の1mm二ヶ所のみ、E15では1.2mmの二ヶ所のみを開口します。車外装備品の多くは、キットの指示位置と劇中車の装備位置とが異なるからです。
また、キャップD7の向きを劇中車に合わせて斜めにセットします。E27とE28は劇中車にありませんので不要です。
さらに、グローサーボックスカバーのC30、C31にはエッチング9を付けないままにしました。劇中車では、ケイ搭乗車やアリサ搭乗車と同様にボックス内のメッシュが見えず黒一色の表現になっているからです。
ステップ12では、車体の各パーツを組み合わせます。このうちディフレクターは、既に取り付け済みです。ステップ13のドライバーズハッチの組み立ては、ガイドの指示通りに次のステップ14にてまとめて行ないます。

各パーツを切り出して車体の周囲に置き、順に取り付けてゆきました。

背面部パーツのE15にて、1.2mmの二ヶ所のみを開口しました。劇中車はキットの車輌よりも装備品が少ないため、ダボ穴の幾つかは開口する必要がありません。

全てのパーツを取り付け終わりました。

キャップのD7は、ガイドの指示と劇中車とで向きが異なります。劇中車に合わせて取り付けました。

車体の各パーツを組み合わせました。隙間なくピッタリと組み合わさりました。さすがはアスカモデルだなあ、とタミヤに劣らぬその組み易さに感心しました。
この状態で、ケイ搭乗車の無印M4と比較してみました。僅かに車長が長いので、まさしくVCファイアフライだな、と思ったことでした。 (続く)