
ステップ21では、主砲を組み立てます。マズルブレーキは二種類があり、劇中車は丸穴のタイプですので、パーツはF8およびF9を選びます。
ステップ22では、各種の砲塔部品を組み立てます。無線機収納ボックスはAタイプを選びます。サーチライトは劇中車ではセットされていませんので、D13とG15は不要です。

主砲関連のパーツを切り出しました。

組み立てが完了しました。

続いてコマンダーズハッチ、無線機収納ボックスのパーツを切り出しました。無線機収納ボックスはAタイプで作ります。

コマンダーズハッチのパーツC8にモールドされるペリスコープは、劇中車と違って横に向けられた状態でモールドされていますが、回転式なのでどの方向に向いていても構いません。よって、モールドを修正して劇中車と同じ前向きにする必要は無いと判断しました。
また、C8の上面には、劇中車にない突起がありますので、これはカットします。

C8の上面の突起をカットしました。

ステップ23、24にて砲塔を組み立てます。劇中車では砲塔右前面の増加装甲が装備されていませんので、C5は不要です。砲塔左側のベルトループの模様もありませんので、エッチング10は不要です。他にC39、F22も不要ですので、ダボ穴は埋めます。
また、砲塔本体H4にも不要のモールドが幾つかありますので、削り取ります。

砲塔本体の上下のパーツです。

砲塔本体パーツH4のオリジナルの状態です。

劇中車の砲塔は、パーツH4よりもシンプルな形状になっています。

赤円内の突起やモールドなどが劇中車にはありません。またアンテナは黄色円内の位置につける指示がガイドにありますが、劇中車では別の位置に付くので、ダボ穴は埋める必要があります。

修正後の状態です。

各パーツを取り付けてゆきました。砲塔上面のペリスコープは、劇中車では二つとも開状態ですが、動きを表して変化を持たせるために右側のみ閉状態でセットしました。

コマンダーズハッチの各パーツです。

このうち、キューボラ部のパーツC14においてガルパン仕様への改造が必要です。

劇中車では、御覧のように機銃支持架の基部が前後2ヶ所についています。

パーツC14では片方だけなので、もう片方をプラ材等で適当に再現しました。

以上で、砲塔部分の組み立てが全て完了しました。この範囲もガルパン仕様への修正および改造が幾つか集中していますが、いずれも簡単なものばかりでした。 (続く)