気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく8 その1 宝ヶ池へ

2017年06月12日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2017年5月17日、数えて八回目の「けいおん!」巡礼を楽しみました。対象エリアは、2期第15話「マラソン大会!」に登場する幡枝、深泥、北山の範囲をメインにしました。これに隣接する宝ヶ池も含めてコースを設定し、時間があれば松ヶ崎にも立ち寄る、という計画でした。

 いつものように朝からスタートして西大路の下宿からJR京都駅に移動し、8時50分には京都駅烏丸口を出ました。下宿近くのバス停から市バスで行く事も出来ますが、バスよりは電車の方が時間的に確実ですので、JRと地下鉄と叡山電車を積極的に利用したルートに決めました。


 京都駅で地下鉄に乗り換え、松ヶ崎駅で下車しました。平沢唯の家がある松ヶ崎地区への最寄りの駅で、ファンにとっては巡礼スタートの定番です。同時に、宝ヶ池地区への最寄駅でもあり、一般のハイカーもここから宝ヶ池へ行く事が多いそうです。


 松ヶ崎駅の一番出口から北山通に出て、ローソンの前を東へ行くと薬局があります。その辻を北に進みました。


 北へまっすぐ進んでゆくと、突き当りに新宮神社の境内地があります。道は鳥居前で左に折れて山道に転じます。その山道へと登っていきました。


 山道といっても、上図のような幅広の歩きやすい道です。新宮神社鳥居前から約200メートルほど続いて宝ヶ池公園への側道に連絡しています。地元住民が朝のウォーキングなどに利用しているらしく、数人の方と挨拶をかわしつつすれ違いました。


 宝ヶ池公園への側道に出ました。そのまま北へ100メートルほど歩いて宝ヶ池通に合流します。


 宝ヶ池通との合流地点からさらに200メートルほど進めば、右手に宝ヶ池公園の南口駐車場が見えてきます。


 公園内の売店や食事処などは、まだ開店前でした。多くは10時台からの営業だそうです。上画像の左奥に見える三角屋根の建物と、右側の緑色の屋根の建物とが、1期第9話「新入部員!」に登場します。


 このシーンです。建物の並び方が逆になっていて、三角屋根の建物が右側にきています。駐車場スペースが歩道状に変えてあるので、それに合わせて建物の位置もアレンジしているようです。劇中では、たまに完全再現でない景色が出てきますが、この場面もその一つです。


 宝ヶ池です。8年ぐらい前に模型サークルの夏季交流会で来て以来です。その夏季交流会というのが、新たに入会してきた会員の方々を歓迎し親睦を深めるための催しでしたので、1期第9話「新入部員!」のあずにゃん歓迎ピクニックと、よく似た状況でした。
 どうも私の場合は、シンクロニシティというか、オーバーラップというのか、過去の思い出の幾つかが、「けいおん」シリーズの各場面に割と似ていたり重なったりしますので、回想も交えてリアルに劇中の雰囲気を疑似体験出来たりします。


 さて、最初の聖地スポットは簡単に特定出来ました。池に面した多目的広場のコンクリート製ステージの横になります。


 このシーンです。コンクリート製ステージの描写が形式的というか、実態に沿わない大雑把なものになっています。実物は半円形ステージですから各所に曲線のラインが見られますが、劇中のそれは何かの小屋みたいに見えます。
 また、中野梓の左にみえる進入禁止柵は、実際に昔はあったのですが、近年に撤去されたようです。


 さらに後ろに引いて撮った景色です。このアングルもだいたいの描写で劇中に出ています。


 このシーンです。コンクリート製ステージはもちろん、左右の木もあまり似ていません。ステージ前の石敷き広場が芝生面になっています。現地で取材せずに、過去の写真画像を参考にして適当に描いたような仕上がりです。
 「けいおん」シリーズには、たまにこういった場面が出てきますので、完全一致の景色を探し求める作業が徒労に終わるケースもあります。 (続く)

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