鈴木純の再現工作の続きです。ねんどろいど秋山澪の顔パーツに、きゅんキャラ鈴木純の頭髪パーツを分割のうえ貼りつけて固定しましたが、上図のように割とうまくいきました。
続いて、ボディは平沢憂のを使用することにしました。ソックスは、コミックス表紙では黒になっていますが、ストーリー内の描写は全て白ですので、平沢憂の足パーツがそのまま使用出来ます。コミックス表紙の黒にする場合は、中野梓の足パーツに換装します。
頭髪パーツの隙間をタミヤのエポキシパテで埋め、一日置いて乾燥させました。その後、タミヤのラッカーパテを薄く塗りました。
後頭部の大きな隙間も、上図のように埋めました。タミヤのエポキシパテを板状に伸ばして隙間に押し込むようにして詰め、硬化固着した後にラッカーパテを薄く塗りました。
元々頭デッカチなねんどろいどは、頭部重量が全体重量の三分の二近くを占め、重心が上に位置して不安定であるのが常となり、支持材無しには立たせられません。今回、ねんどろいどパーツよりも格段に軽いきゅんキャラパーツに替えたことで軽くなったので、隙間を埋めるパテの量も最小限にとどめました。
その甲斐あってか、「わかばガールズ」の5人のうち、鈴木純が最も倒れにくく、風や振動などで中野梓や平沢憂などがコロコロ倒れる時にも微動だにしませんでした。
乾燥して固着したパテを、アートナイフで削り、次いでスポンジヤスリで磨きました。上図のように、きゅんキャラの頭髪パーツにあった前髪と頭頂中央の分け目を、元通りに再現しました。その後、アートナイフで更にカンナがけの要領で表面を浚いました。
とにかく、ひたすら削りましたので削りカス対策が必須でした。細かい粉も舞い上がってきたりするので、作業時は、マスクを着用しました。
頭髪の塗装に先立ち、顔パーツを保護するべく、マスキングテープを貼りました。
鈴木純の頭髪は濃茶系のカラーですが、ミスターカラーの42番のマガホニーは、ピッタリの色でした。きゅんキャラの頭髪パーツの色と全く同じだったのでした。
塗装作業中の状態です。首回りを塗り終えたところですが、側面はキャラの頭髪パーツの色のままです。塗った色と、元の色とが同じであることが分かります。
塗装後、乾燥させたのち、つや消しクリアーを軽く吹き付けました。
塗装工程が完了しました。上画像では分かりにくいですが、頭髪のパテ埋め整形部分のみをミスターカラーの42番のマガホニーで塗っておりますので、元の状態のままの左右サイド部分はきゅんキャラパーツのままの色です。両者のカラーが全く同じであるため、一見すると頭髪全てを塗装したように見えます。
乾燥後に、つや消しクリアーを軽く吹き付けて仕上げました。
かくして、鈴木純の再現工作が完了しました。これで、「わかばガールズ」におけるねんどろいど改造対象の三人、奥田直、斉藤菫、鈴木純が出揃いました。
続いての工作は、彼女たちの担当楽器および機器ですが、準備が出来次第、少しずつ進めてゆきたいと思います。
鈴木純が完成したのが11月17日でしたので、二日後の19日に豊郷小学校にて開催されたイベントに連れて行くことが出来たのは、以前の記事の通りです。 (続く)