塗装後の組み立てが完了した状態です。続いてデカールを貼ります。
校章マークを2枚、砲塔左右側面に貼りました。
今回もモデルカステンのガルパンデカールセットにお世話になりました。黒森峰女学園チームに関しては専用セットと言えるVol.5が大変に便利に使えます。
薄くつや消しクリアを吹き付けて仕上げました。
私の一番好きな戦車ですから、もう何も言うことはございません。とにかくカッコ良い、素晴らしい、最高、ということで眺めるだけでテンションが上がります。
こんな走攻守揃った中戦車は、ガルパン世界でもなかなか無いのですが、どういうわけかガルパンでは冷遇されています。個人的には実に残念な状況であります。もう少し何とかならないものか、といつも思います。
グンゼ産業の製品はドラゴンの古い時期のキットにあたりますが、タミヤ製品と比べてもそんなに差がありません。組み立て易さも似たり寄ったりでした。ガルパン仕様への改造などの作業量はこちらの方が少なかったと思います。
とにかくカッコ良い。特にデザインが洗練されていて無駄がありません。
斜め後ろからのアングルが、いかにもパンターらしい独特のフォルムを際立たせています。
カメラを低く構えて撮ると、迫力も重量感も存在感も増してまいります。
個人的には汚しやスミ入れは一切かけません。実車とアニメ車輌との差異を明確にして、ともすれば第二次大戦中の実車の多様なイメージに囚われがちな潮流から、あえて抜け出してみたいと思っているからです。
なので、オモチャみたい、実際のパンターと違う、などと言われれば、それだけである意味当方の基本的な製作方針は成功していると言えましょう。
かくして、黒森峰女学園チームのパンターG型(2輌目)が完成しました。製作期間は2020年5月2日から10月25日までで、組み立てに11日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。
今回はグンゼ産業の古い製品を使用しましたが、中身はドラゴンの旧キットでした。ドラゴンのパンターの初期のキットらしく、現行のキット群よりもパーツ割が少なく、一体成型のパーツも多く、以前に作ったタミヤ製品とほぼ変わらない取扱い易さでした。ガルパン仕様への追加工作もタミヤキットより少なくて済みましたので、現時点では初心者クラスにも安心しておすすめ出来る適応キットの一つに数えて良い、と評価出来ます。
私の製作計画では、パンターG型はあと2輌作る予定です。同型車輌を複数作る場合はキットのメーカーを変えて作り比べる方針ですので、あとの2輌はたぶんタコム、ライフィールドモデルあたりを採って製作することになるかもしれません。この2製品にはインテリアキットも出ていますので、そちらで楽しんでみるという選択肢もあるでしょう。