ステップ5です。ここで取り付けるパーツは外回りの部品のみです。D8、D9、D48はサスペンションの基部となりますので取り付け位置およびパーツの向きを間違えないように注意します。
取り付けるパーツは上図の通りです。インテリアのパーツおよびエッチングパーツは全て省きますので不要です。
組み上がりました。次にていよいよ、今回のキットの最大の難関である足回りの複雑なトラス機構を組みます。
ステップ6で組み付ける、足回りの複雑なトラス機構です。こんな構造の軸部は初めて見ました。パーツの区別をきちんと行って順番に慎重に取り付けますが、一部のパーツは交差するため、接着剤が乾かないうちに全てのパーツを取り付けておいて、形をしっかりと整えておく必要があります。
車輪の軸部を支えるパーツが細い棒ばかりなので、強度的にも不安がつきまといます。形を整えたらさらに流し込み接着剤で固着度を高めて少しでもガッチリしたトラスに仕上げなければなりません。
片側の足回りトラス機構だけで上図の多くのパーツを組み合わせて作りますので、パーツを間違えずに、取り付け位置も間違えずに、組み合わせも間違えずに、そして接着はしっかりと入念に行なわなければなりません。
30分ほど悪戦苦闘しつつも、なんとか組み上がりました。こんな複雑なサスペンションのトラス構造は、ガルパン車輌プラモでも初めて経験しました。
こんな状態になるわけです。パーツが複雑に絡み合って繋がることでトラス状にまとまりますが、位置がずれてくる場合も少なくないので、修正や微調整にも相当の手間をかけました。
こんな大変な組み付け作業を、まだ片側の半分しかやっていないのに、ものすごく消耗してしまい、作業はこれでいったん中断して寝ました。横になった途端に疲労感がドッと押し寄せました。ガルパン戦車を作り出してからもう数年になりますが、組み立て作業でこんなに疲れたのは初めてでした。
ステップ7は、残る片側の足回りトラス機構の組み立てです。翌日が休日でしたので気合を入れて朝から作業を再開しました。
ああ、ややこしいこれらのパーツをまた組み付けるのか・・・。
またも苦戦の30分余り、なんとか組み上げました。ブロンコモデルさんも、よくこんな複雑なサスペンションをうまくパーツ割りしたもんですね・・・。
やっとこさ完成しました。この足回りの組み立てだけで一日分の気力と集中力を使い果たした気がしました。私自身のなかでは間違いなく、「二度と作りたくないキット」に確定です。 (続く)