気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その7

2013年12月16日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6の続きです。ガルパン仕様への工作の六番目は、上画像の円内部分の滑り止めモールドを削って平滑にすることでした。ガルパン仕様では、滑り止めが全くついていませんが、全部の滑り止めを無くすには大変な作業量が必要となるうえ、後の工程に必要なモールドやパーツを誤って削ってしまう危険がありますので、この円内部分のみにとどめておくことにしました。
 また、キットではノテックライトC57を取り付ける支柱がモールドされているのですが、ガルパン仕様ではノテックライトがありませんので、C57は不要となり、支柱のモールドも削り取りました。あと、フェンダーに着く固定バネが四ヶ所にあり、C19とC20のパーツが二個ずつありますが、ガルパン仕様では見当たらないので、これらのパーツも不要となりました。


 前照灯のC55はキットのパーツを使用しますが、ホーンのC71は前期型なので、ガルパン仕様の後期型にすべく、「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」のE1と交換しました。黄色い方がE1です。また前照灯のC55には、ライト部分にマイナスモールドを入れる小改造を施しました。ラインチゼルで薄く削ればOKでした。


 前照灯とホーンを取り付けた状態です。


 続くガルパン仕様への工作の七番目は、上画像の円内の突起部分の形状の修正でした。御覧のように蓋の形で蝶番がついています。


 ところがキットでは、蝶番がモールドされておらず、また左側に長いモールドがあります。


 そこで、左側の長いモールドを削り取り、右側に蝶番をプラ板と伸ばしランナーの切れ端とで、それらしく再現しました。


 ガルパン仕様への工作の八番目は、上画像の円内の丸い蓋状部分のリベットの数および位置の修正でした。御覧のように、公式設定資料図では、跳弾防止ガイドの延長上にリベットが二つ並ぶ状態になっています。


 これに対して、キットのモールドは、リベットが三つあって三角形状に並びます。


 そこで、これらのリベットを丁寧に削り取って、そのうちの二つだけを跳弾防止ガイドの延長上に並ぶように付け替えました。
 ステップ6の工程は、あともう一つ残っているのですが、今回の作業で二時間を要したので、続きは明日に回しました。

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にいてんご 西住姉妹

2013年12月15日 | ガールズ&パンツァー

 2014年の春からは、ガルパン関連の商品が次々に発売されるので、ファンの多くは頭を痛めていると思いますが、トイズワークスからもついにガルパンキャラがリリースされるようですね。
 しかも、電撃ホビーマガジンと電撃G.sマガジンの姉妹雑誌の付録という形で、西住姉妹を出してくるとは・・・。なかなかやりますなあ。これでもう、電撃ホビーマガジンと電撃G.sマガジンの2014年5月号は、予約殺到、発売日に瞬殺が確実となりますね・・・。私なんか、この雑誌は両方とも今まで買ったことが無いのに、買う気でいるんですから・・・。


 にいてんごのシリーズは、けっこう模型店や玩具店でも見かけるので以前から知っていましたが、たった6センチぐらいの大きさなのに、ディティールが細かくてアニメキャラの再現度が半端ないわけです。
 模型サークルの知人が、これの幾つかを改造して、「アイドルマスター」や「灼眼のシャナ」の痛車を作ったのに乗せていたりしたのを見たことがあります。そういえば、カラコレよりらやや大きい程度のサイズでもあるので、1/35スケールのガルパン戦車模型キットとあわせてもあまり違和感が無いと思います。
 そうなると、西住みほの方はⅣ号戦車D型に付ければよいですが、西住まほの方はどうしてもティーガーⅠ初期型を作らないといけない成り行きになりますね・・・。また一つ、戦車模型キットが増えるのか・・・。参ったな・・・。

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あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その6

2013年12月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6の続きです。ガルパン仕様への工作の四番目は、車体の搭乗員ハッチの改造です。タミヤのキットのパーツが実際のドイツ軍の仕様とも異なっており、ガルパン仕様はドイツ軍仕様とほぼ同じなので、上画像を参考にして改造を試みました。


 まず、ハッチC8、C9の中央の円蓋のモールドを削って、そこから蝶番部分を切って残しました。ステップ2で使わなかった転輪キャップのC5をヤスリで薄くして、ハッチの中央に貼り付けました。これに、残しておいた蝶番部分を取り付けて、円蓋部分を再現しました。続いてハッチの隅の三角モールドも位置と向きがおかしいので、削ってプラ板で作り直しました。


 ガルパン仕様への工作の五番目は、上画像の円内の部分のボルトの位置と数を修正することでした。前部フェンダー上という、目立つ部分なので、追加工作は必須となります。


 公式設定資料画像でも、この部分の左右にリベットが三つずつ並ぶのが確認出来ます。


 ところが、キットでは御覧のように大きなボルトが中央寄りに二つ並んでいます。なので、これを削り取りました。


 削った後に、リベットを左右に三つずつ並べました。三式中戦車チヌを作った際のリベットの余りが沢山あるのが、とても役に立ちました。


 その後、C22のパーツを接着しました。最初に改造した機銃マウントの形状も、まずまずの仕上がりでしたので、機銃C16を取り付けました。この日の作業は、ここで打ち切りました。

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あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その5

2013年12月13日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6です。この段階で、一気にガルパン仕様への追加工作や小改造の作業が増えました。公式設定資料の画像や劇中のシーンを参考にしながら、一つ一つ自分なりに取り組んでゆきました。


 ガルパン仕様への工作の一番目は、前面機銃のマウント部分です。まずは公式設定資料の画像を御覧下さい。


 続いて、劇中のワンシーンを御覧下さい。機銃の穴が横長になっているのが分かります。


 ところが、キットのパーツC22に表されるマウントの穴は大きな正方形なんですね。これを修正しないといけないわけです。


 正方形の穴の上下に細長いプラ板を張り付け、隙間をパテで埋めたのち、内部に付けるパーツC15の代わりにプラ板で上画像のような部品を作り、右側にピンバイスで穴をあけました。この穴は、前掲の公式設定資料の画像にあるように、機銃席の覗き穴です。この覗き穴は、タミヤのパーツには再現されていないので、こうした小改造が必要でした。


 マウントの改造を終えた状態です。使用しなかったC15は、ガルパン仕様のピストルホールの形状に近いので、キットのパーツC14と交換して、パーツC22の中央部の斜め部分に接着しました。


 ガルパン仕様への工作の二番目は、車体左右のクラッペC28の改造でした。キットのパーツは薄っぺらなのですが、ガルパン仕様のは厚みがあって中央スリット部分が盛り上がっています。それで、上画像のようにプラ板を張り付けて、ヤスリで膨らみを表現し、最後にラインチゼルでスリットを彫りました。


 ガルパン仕様への工作の三番目は、公式設定資料の画像の円内のフェンダーピンの追加でした。タミヤのキットでは全くモールドされていない部分です。


 劇中のワンシーンでも、このフェンダーピンはけっこう目立っています。これが有るのと無いのとでは、キットの外観にかなり差が出てくるわけです。しかも実際のドイツ軍のⅣ号戦車D型のフェンダーピンとは向きが逆ですので、ガルパンオリジナルの特徴のひとつと言えます。だから、ガルパン仕様に近づけるならば、どうしても再現しないといけないポイントです。


 0.02ミリの真鍮線をブライヤーで曲げたり折ったりして、それらしい形に作りました。小さな部分なので、ブライヤーとピンセットを使わないと出来ず、二回失敗しました。外側をクリップ状に小さく折り曲げるのがものすごく難しかったです。
 なんとか形になるものを左右二つこしらえて、瞬間接着剤で貼り付けました。

 ここまでの作業を、三時間もかけてやっと終えました。まだステップ6の工程の三分の一にも達していなかったのですが、この日はフェンダーピンとの悪戦苦闘によって力尽きてしまいました。タミヤのキットでガルパンのⅣ号戦車D型を作るのは楽だ、と言われていますが、実際にやってみると、改造や追加工作が多くて、かなり難度が高いんじゃないかと気付きました。

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五十鈴華と、いわゆる「華さん盛り」

2013年12月12日 | ガールズ&パンツァー

 前回の記事で「華さん盛り」と書きましたが、これはあんこうチームの五十鈴華の食事の量が他の人の二、三倍以上はあることに因みます。あの細っこいボディで、なんでそんなに食べられるのか分かりませんが、とにかくその並外れた食べっぷりを劇中にて見てゆきましょう。


 TVシリーズにて、最初に登場した食事シーンがこれですね。この時点ではまだ、御飯の大盛りとおかず一品、って感じでそんなに違和感は無かったんですね。これぐらいなら、職場の食堂やレストランや宴会などで結構食べてる人は居ますからね。


 その直後のシーンで、おかず一品が実はラーメンだと判り、さらに酢豚が追加されてるので、びっくりしました。それだけの量を普通に毎日の昼食で食べてるのか、と驚きました。隣の武部沙織の和食メニューと比べれば、量の違いが分かります。
 藤乃屋のガルパンメニューのひとつ「華さんの学食」1300円は、このシーンの完全な再現なんですね・・・。


 別の日の昼食では、御飯の大盛りに加えて特大ハンバーグが。チーズフォンデュとケチャップをかけてありますが、チーズフォンデュの部分だけでも大きいですよ。実際のレストラン等のハンバーグ定食で「特大」を謳っていても、このシーンの巨大さには及ばないでしょう。これ、大洗町のどこかのレストランか洋食店で実際にメニュー化したら、話題になるでしょうね。
 それにも増して笑えるのは、隣の武部沙織の和食メニューが前回とほとんど変わらないことです。一飯一汁一菜に納豆の組み合わせなんですね。納豆を省いたら、私の普段の食事とあんまり変わらないので、個人的には親しみがわきますね。


 続いては74アイスを食べてるシーンです。ここでも五十鈴華の食べてるアイスの量が多いですね。西住みほや武部沙織が普通に一個でチョイスしているのに対して、パッケージで三個ぐらい注文してますね・・・。
 これだと、セブンイレブンの「塩バニラ シチリアの塩使用」なんか四個ぐらいは軽くいっちゃうんじゃないですかね。あれはアイス嫌いの私でも食べられたほどに美味しいですもんね。


 こちらは、Ⅳ号戦車の後部エンジンフード上でのランチ風景です。ここでも五十鈴華のサンドイッチの量が一斤ぐらいはあるんですよ。武部沙織や冷泉麻子はメロンパン一個だけなのにね。
 ちなみにパンの袋は、公式スポンサーのサークルケイサンクスの袋ですね。でも一斤サイズのサンドイッチなんて、売ってるの見たことありませんけどね。大洗のどこかのカフェで、実際にメニュー化したら人気スポットになるのは間違い無しでょう。


 これは学園艦の展望所でのランチ風景ですね。ここでは牛丼のようですが、サイズが吉野家の特盛を超えてる気がするのですが。器がバスケットサイズなので、特盛の倍ぐらいはあるんじゃないでしょうか。
 隣の武部沙織が食べてるのが、ここでも納豆なのが笑えます。大洗町では武部沙織フードとして「肉じゃが」が定着しているようですが、本当は納豆の方をアピールするべきだと思うんですよ。納豆の産地にも近いですし。
 なお、吉野家は水戸市にも店舗展開していますから、五十鈴華が水戸市出身であるのに因んで地域限定で「華さん特倍盛」なんてのを出したら案外ウケるんじゃないでしょうかね。


 黒森峰女学院との決戦前夜、西住みほの寮での夕食タイムです。ここでは五十鈴華の御飯が、TVシリーズを通して最大のボリュームに達しているように思えます。他の三人の御飯の10倍以上はあるんじゃないですかね・・・。しっかり梅干しも乗っけてありますし。

 今は廃業されて久しいですが、かつて奈良市秋篠町に中華料理店「らいらい」という店がありまして、その「唐揚げ定食」というのがすごいボリュームなので有名でした。唐揚げが通常の五倍ぐらい、御飯が三杯分はありまして、奈良大学の学生たちにも人気がありました。近所だったので私も何度か食べたことがありますが、いつも店の御主人と雑談を楽しみながら、一時間以上かけてゆっくり食べていたんですよ。でも、五十鈴華だったら、さらっと数分で食べちゃうんでしょうね・・・。


 ラストは、戦車喫茶でのシーンです。ここでは珍しく、五十鈴華も皆と同じサイズのケーキを一つだけチョイスしていますね。その後に続けて何個も食べた、というようなシーンは無かったのです。ああ、食べる量が少ない場合もあるんだ、と何かホッとしてしまうのは、私だけでしょうかね・・・。
コメント (6)
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五十鈴華さん誕生日イベント

2013年12月11日 | ガールズ&パンツァー

 来たる12月16日は、あんこうチームの五十鈴華の誕生日です。劇中では、Ⅳ号戦車D型の砲手を務めていて、その腕は大洗女子学園チームのなかでも抜きん出て優れています。華道の家元の娘でありながら、伝統や形式に囚われない自身なりの新しい「型」を戦車道履修を通して模索してゆく、その情熱的でひたむきな姿勢が、多くのストーリーを生んでいます。ガルパンキャラの中でも人気が高いです。


 で、当然ながら大洗では、五十鈴華さんの誕生日イベントが2013年12月16日(月)に開催されます。会場は、永町商店街の駐車場です。イベントの詳細は、常陸屋さんのブログにて紹介されています。


 周知のように、五十鈴華のパネルは 永町商店街に属する団子屋の「たかはし」に置いてありますから、誕生日イベントを永町商店街にて開催することになったもののようです。
 あと、今回の誕生日イベントをアナウンスしておられる常陸屋さんは、五十鈴家の奉公人である「新三郎」のパネルを置いていますので、形とてしては「新三郎」が「お嬢」こと五十鈴華のために誕生日イベントを・・・・という感じなのですね。こういうのは、ガルパンファンとしては、グッとくるものがありますね・・・。

 実は、この12月16日には、ひょっとすると私も大洗に居るかもしれないのですよ。以前の記事にて、仕事がらみで東京へ行く用事があるので、それに合わせて休みを取って大洗へ足を延ばそうか、と書きましたが、その可能性が高くなりつつあります。年末年始にも行こうかな、と思っていたのですが、そちらは年末に仕事が入ったので実現不可能となりました。なので、年内に再び行くのであれば、12月中旬が最後のチャンスとなりましょう。

 もし12月中旬に大洗へ行けた場合、誕生日イベントに参加することも可能です。でも、それとは別に行きたい所、見たい場所、食べたいものが沢山あります。前回の訪問時に行けなかった所も少なくないです。それで、現時点で考えているコースというかスケジュールがもう色々と過密気味になっています。誕生日イベントに参加するのであれば、16日のコースとかを大幅に変更しなければなりませんので、いま、悩んでおります。

 誕生日イベントの方は、スタンプラリーが11時スタートで、バースディケーキのイベントが15時頃ということです。ほぼ半日をイベント行動に費やすことになるのですね・・・。昼食は「華さん盛サービス」って・・・、あれは前回、藤乃屋の看板でも見たけれど、量が半端無いのですよ。あれを食べたら、また色んなおやつとかが食べられなくなるんですよね・・・。
 でも、ガルパンキャラの誕生日イベントに行けるっていうのは、今回が稀有のチャンスだろうと思うので、とりあえず会場には出かけてみようか、と。その場の雰囲気にのまれて、勢いでワーッと参加しちゃいそうですね・・・。

 同じ日に、ホテルレイクビュー水戸でも、五十鈴華の誕生日を記念して「五十鈴華さんBirthdayおめでとうタンブラー」を限定販売するそうです。公式サイトの方ではアナウンスがなく、ツイッターの方に情報が出されています。
 私はそれはパスしますが、多くのファンはそちらにも行きたいと思っている筈なので、大洗での誕生日イベントのスケジュールとどう合わせるか、でものすごく悩んでいると思いますね・・・。
 と言うか、複数地点でのイベントの同日開催というのは、ちょっと考えものですね。やるのであれば、開催元が連携して、もっと早くから予告を出して、時間的に無理なく全てのイベントを楽しめるように開催スケジュールを合わせてくれれば良いと思いますね・・・。

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あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その4

2013年12月10日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4です。車輪は全て塗装してから接着する予定ですので、ここではフックのパーツC41、C42のみを接着しました。


 続いてステップ5です。こちらはC45を除いてあとは組み立て説明の指示通りに接着しました。その後、車体パーツとの組み合わせを再チェックしましたが、もともとピッタリはまるように出来ていないらしく、隙間が出来る箇所がみられました。とりあえず、前面の合わせ目をしっかり合わせれば良いかな、と判断しました。
 なお、人形はつけませんので、D7の人形台は不要でした。


 ステップ5の組み立てが、C45を除いて完了しました。C45のパーツにおいては、ガルパン仕様への小改造が必要となるため、改造後に接着することになります。


 公式設定資料の図では、このように背面にフックがついています。この背面部分にあたるC45には、フックがモールドされていません。そこで、フックなどを追加することにしました。


 まず、C45のフックの位置を確かめてから、プラ板を切って作ったパーツを、公式設定資料の図を参考にして貼り付けました。その上下端にリベットを付けました。リベットは、三式中戦車チヌを製作した際に余ったものを利用しました。


 0.04ミリの真鍮線をブライヤーで直角に曲げてL字形のフックを二つ作り、フックを差し込む穴をピンバイスで開けておきました。フックはやや長めに作って、差し込んでから切って調整することにしました。


 瞬間接着剤を用いてフックを差し込み、固まってから先端を少し切り詰めました。やっつけ作業にしては、割とうまくいったように思います。


 この状態でC45を上部車体パーツに接着しました。車体パーツと仮組みした状態でチェックしてみましたが、特に違和感は無いので、これでステップ5は完了、ということにしました。

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あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その3

2013年12月09日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2に移りました。ロードホイール以外は、組み立て説明の指示どおりに作ってゆきました。ガルパン仕様では、予備ホイルを装着していませんので、C5、D18、D28は不要でした。


 ロードホイールつまり転輪は、そのキャップC2が前期型です。しかし、ガルパン仕様では中期型となっていますので、同じタミヤのⅣ号戦車H型のキットのパーツA17と交換しました。黄色のパーツがA17です。


 ロードホイールは、塗装のことを考えて、ランナーにつけたまま組み立てました。全部で16個もあるうえに、ゴムタイヤ部分が大きめなので、塗装も手間がかかるだろうと思いました。


 起動輪、誘導輪、上部転輪も全て完成しました。これでステップ2は完了です。


 続いてステップ3に移りました。この段階では、上部転輪は塗装のために接着しないでおきました。


 リヤパネルは既に接着済みでしたので、両サイドのA8、A9、A16、A17を組み立て説明の指示どおりに接着してゆきました。


 A8、A9、A16、A17の全てを着け終りました。底面のモールドは完全に省略されているうえ、モーターライズキット当時のネジ穴やスイッチの穴が開いたままになっています。完成すれば全く見えない部分であるので、そのままにしておくことにしました。


 しかし、両サイドにあるこの穴だけは、塞いでおかなければなりません。転輪や履帯をはめても目立つ場所なので、埋めることにしました。


 ランナーの切れ端を穴に合わせて削り、接着剤を少し多めにつけて強く押し込んで、穴を塞ぎました。


 接着剤が乾いてから、余分な部分を切り取りました。


 切り取った後は、僅かな凸凹面をサンドペーパーでヤスってフラットに仕上げました。


 残る工程は、前面の二つの牽引ホールドを四個のパーツC24、C25、C26、C27で作ることですが、キットの部品はサイズが小さく、細部が省略気味なうえに、ホールドの向きが真っ直ぐになっています。


 公式設定資料の画像を見ますと、御覧のようにホールドの大きさはタミヤのパーツよりも大きく、ホールドがやや内側に向いています。実際のⅣ号戦車の写真でもそうなっていますし、D型のみならず、H型でもJ型でも同じ形になっています。


 そこで、作り替えることにしました。パーツはC24、C25だけを使用し、ボルトだけを残してホールド部分を全て削り取りました。その後に車体前面の所定の位置に接着しました。細かい部分なので、削り取るのに手間取りました。


 そこで、いよいよタミヤの「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」の出番です。タミヤのⅣ号戦車D型のキットは発売時期が古いので、パーツの精度も現在の水準からみると甘く、大きさもきっちり合っていないものもあります。その後に発売されたH型やJ型のキットに比べると全然違う点も少なくないので、こうした装備品セットによって補完する必要があるわけです。
 このセットは、ガルパン仕様に仕上げる場合においても必須となります。車外装備品の大部分を交換することになるからです。


 「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」のD18、D19のパーツを使用してホールドを作りました。やや内側に向く点も忠実に再現されていますので、ディティールアップにも最適です。

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あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その2

2013年12月08日 | ガルパン模型制作記

 ステップ1の続きです。リヤパネルの方は、まだC38などは接着していません。


 再び、ガルパン公式設定資料の画像を確認しました。問題はC39とC47の取り付けです。C39の発煙筒を、画像のようにC47の枠の内部に収めるわけです。


 まず、リヤパネル本体C48を、車体パーツに接着して、定位置を確保しました。


 続いて枠C47を取り付けました。キットのダボ穴にそのまま差し込むと、やはり上へ向いてしまいますので、ダボ穴の角度よりやや後ろに倒す感じで、C47を接着しました。その際に、ダボ穴をアートナイフで少し調整しました。


 続いて、発電機エンジン用マフラーを取り付けました。C47の取り付け角度によって、発電機エンジン用マフラーの位置も微妙に変わるので、この二つのパーツはやはり関連し合っていました。接着順を後に回しておいて正解でした。


 一時間ほど置いて、接着剤が固まってから、C47にC39の発煙筒を取り付けました。地面に対して水平になるように付けますので、流し込み接着剤をつけながら微調整しました。


 上から見るとこんな感じです。実際のドイツ軍戦車の写真では、発煙筒は外側に突き出しています。ところがガルパン仕様では上画像のように内側に突き出ているのです。どうやってこういう相違点が生まれるんでしょうかね・・・。


 最後に、C38とC44のパーツを接着して、ステップ1の工程が完了しました。ここまでくるのに一時間余りかかったのですが、主な原因は、パーツのバリを削ったり、合わせ目などをヤスって消したりする作業に手間取ったからです。


 とりあえず、これで一段落です。リヤパネル本体C48のモールドの甘さが目立ちますが、あまり細かい所にも手を入れるとキリが無くなるので、ほどほどにしておきました。

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あんこうチーム Ⅳ号戦車D型 作ります !!  その1

2013年12月07日 | ガルパン模型制作記

 大洗への旅から帰って二週間後の11月27日、ガルパン戦車模型キットの第二作目に取りかかりました。以前に述べた製作予定の案にて、作り易いキットと難しいキットとを交互に作るパターンにして、作りたいと思ったキットを選んでゆこう、と書いたのですが、その方針にて、製作予定案の5番目であるタミヤのⅣ号戦車D型(あんこうチーム)をチョイスしました。上画像は、その箱絵です。

 このキットは、以前の記事で書きましたように、昔に一度作ったことがあります。タミヤスタンダードといいますか、パーツ構成が初心者向けで制作ガイドにも不備がなく、安心して組み立てられると思います。
 ただ、そのまま組み立てると、当然ながら実際のドイツ軍のⅣ号戦車D型として仕上がるので、ガルパン仕様にするために各所の小改造や作り変えを行う必要があります。今回は、これらの小改造や作り変えにも、可能な限り挑戦してみることにしました。


 箱の中身です。ランナーは4つで、部品数も総計158点と少なく、戦車に関しては初心者レベルの私にも、楽に作れそうな感じです。プラッツの公式キットの部品数1000点以上の中身を見た時の驚愕や絶望感というものが、タミヤのキットでは微塵も感じられませんでした。


 車体パーツの内部には、モーターや乾電池の据え付けガイドがモールドされていて、このキットが元はモーターライズであったことを物語っています。車輪部分のポリキャップなどは今も付属品となっており、誘導輪以外はハメ込み式になっています。
 後で分かったのですが、元がモーターライズのキットであったためか、車体パーツと上部車体パーツの合いがハッキリしないところがあります。仮組みの段階で、合わせ位置が分かり辛かったです。なので、最初に車体パーツと上部車体パーツとの合わせ方を一度チェックしておく必要があります。


 ビニール袋を開ける前に、袋の底をチェックして、ランナーから取れてしまっているパーツが無いか確認しました。製造時期の古いキットほど、パーツが取れてしまって、ビニール袋の底に落ち込んでいるのをよく見かけます。
 私のキットでは、上画像のように、発煙筒のパーツC39が取れてしまっていました。むやみにビニール袋を開けて中身を出しますと、こういうパーツを紛失してしまう可能性があるので、気をつけなければいけません。
 

 製作ガイドの組み立て説明のステップ1です。内容にそのまま従って組み立てましたが、参考までにガルパン公式設定資料の図や劇中の画像なども揃えておき、見比べながら仮組みし、その後に接着するという手順にしました。


 最初にリヤパネルのマフラー部分を組み立てました。発煙筒部分のC39、枠のC47だけは、製作ガイドの通りに作るとガルパン仕様と異なりますので、ひとまず接着しないでおきました。


 しかも、C39をC47にそのまま組むと、実際のドイツ軍戦車の発煙筒の形状になります。C39がC47の外側へに突き出る状態になるのですが、これがガルパン仕様と異なります。


 ガルパン公式設定資料の画像を見ますと、発煙筒C39は枠C47の内側に収められている形です。それで、C47の内側についているモールドを削って調整する必要がありました。
 また、C47を接着する角度が、製作ガイドの組み立て説明だけでは分かりにくいので、リアパネル全体の定位置を確定してから接着することにしました。


 そこで、続いて発電機エンジン用マフラーを組み立てました。これも、リアパネル全体の定位置を確定してから接着することにしました。


 マフラー部分をリヤパネルC48に接着し、C43、C46などの主なパーツも付けました。C41のキャップは、組み立て説明では斜めに接着するようになっていますが、上掲の公式設定資料画像では横向きになっているので、横向きに着けました。
 これでまだステップ1の三分の二ぐらいです。発煙筒部分のC39、C47の取り付けが思ったより難しそうなので、続きは接着剤が固まってから翌日にやることにしました。

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大洗プレミアム付き商品券

2013年12月06日 | ガールズ&パンツァー

 大洗町では、各商店街によって時々色んなイベントが催されていますが、この12月7日より「がんばっぺ大洗プレミアム付商品券」が利用可能となっています。地元の商店街限定の商品券なのに、ガルパン仕様にしてあるのは、明らかに大多数のガルパンファンを意識していますね・・・。
 12月7日からの即売会には、おそらく県外から大勢のガルパンファンが押しかけるでしょうね。商品券というより、ガルパン記念シートみたいな感じでコレクションに加えられますからね。私も普通に欲しいですよ、これは・・・。

 奈良でも、過去のシルクロード博や遷都1300年祭などの時にこういった地域商品券が出回ってたんですが、使えない店も沢山あるという矛盾したことになっていて、しかも観光客はおろか地域住民でも存在を知らないのが多くて、デッドストックが大量に残ったという噂を聞きました。広報誌や回覧板ぐらいにしか情報が出てこないものだから、奈良市民の私でも知らなかったんですよ。実物すら手にしたことも無いままに終わりました。

 そこへいくと大洗町は全然違いますね。ガルパン効果もありますから、販売前からもう前評判が凄いことになっています。去る11月17日のあんこう祭に10万人も動員して大儲けしたというのに、また仕掛けてくるのか、という感じで、ガルパン交流板ではみんなが騒いでいますね。また財布が軽くなってしまうだろバカヤロー、と言いつつも、はい喜んで、と笑顔で買いに突撃しちゃう連中が多いんですよね・・・。みんな一様に、即売会の日を待ち焦がれているに違いありません。


 で、商店街の配布しているチラシの一部を見ますと、1000円券が12枚で、10000円なんですね。10000円は高い、と思われるかもしれませんが、ガルパンファンとして大洗に行って土産を買ったりおやつを食べたり食事をしたりすると、どう節約しても一日に5000円ぐらいは軽く吹っ飛ぶんですよ。だから、2000円分がお得、ってのはかなり大きいですね。この商品券は、商店街のほとんどの店で使えますから、私としては、良い企画だと思います。

 商品券は即売会にて完売する可能性が高いようです。売れ残った場合は大洗町商工会で販売するそうなので、もし12月中旬に大洗へ行けた場合は、ひとつ大洗町商工会へも立ち寄ってみることにしましょう。買えたらラッキーですね。

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ガールズ&パンツァー 2014年 午年 お年玉付年賀はがきセット

2013年12月05日 | ガールズ&パンツァー

 去る11月17日のあんこう祭にて、ガルパンの年賀状に関するアナウンスがありましたが、いよいよ正式に発売されることになりましたね。ずうっと待ってました。これはもう、絶対買います !!

 正式には、「ガールズ&パンツァー 2014年 午年 お年玉付年賀はがき8柄21枚セット」といいます。12月中旬頃から全国のサークルKサンクスで販売するほか、カルワザオンラインでも購入出来ます。あんこうチームの五人と角谷生徒会長にアンチョビが加わっているのは、たぶん2014年春に公開予定のアンツィオ戦OVAに絡めてのサービスでしょうね。

 各キャラクター2枚ずつ、宝船が7枚、計21枚で3360円となりますが、単品バラ売りはないので、この21枚セットを買う形ですね。ガルパンファンの多くは、これを実際に使わずにグッズの一種として入手するんだろうなー、と思います。
 私もたぶんそうなりそうですね。使ったとしても、各キャラクターの1枚と宝船1枚は確実に記念品として額にでも入れて大切に保管しそうな気がします。そういうことを想定しての、各キャラクター2枚ずつのセットなのでしょうね。


(追記)
 12月14日夜からの大洗行きの際、京都駅八条口近くのサークルKサンクスをのぞいたら、21枚セットは売り切れていて、キャラクター毎の単品バラ売りが僅かに残っているだけでした。夜行バスで12月15日の朝に水戸駅南口に着いたおりに、ターミナル横のサンクスに寄ってみましたら、21枚セットは扱っておらず、単品バラ売りのみでした。それで、店頭では単品バラ売りも実施するのだと知りました。このバラ売りというのは、キャラ絵2枚と宝船1枚の計3枚でワンセットです。
 なお、大洗滞在中に、宿で一緒になったガルパンファンの方の話では、都市部や駅周辺のサークルKサンクスにて重点的に販売しているらしい、とのことでした。私自身は梅田のサンクスで21枚セットを買いましたが、東京や上野経由で大洗に来たガルパンファンの方は、それぞれの駅近くのサークルKサンクスで買ったと話していました。


 上画像は、梅田のサンクスで買った21枚セットです。キャラ毎の計3枚セットが七人分束ねてある形でした。


 裏面は、御覧の通りです。見ていて気が付いたのですが、武部沙織と秋山優花里と冷泉麻子の衣装および持ち物は、Ⅳ号戦車D型(H型仕様)の車体や装備品の一部なんですね。
 例えば、秋山優花里は毘沙門天に扮してるわけですが、兜の代わりにⅣ号戦車の車体を被ってて、左手には宝塔の代わりに砲弾、右手には戟の代わりにクリーニングロッドを持っています。弁財天に扮した武部沙織は、通信用ヘッドホンをつけ、琵琶の代わりにスコップを持ち、髪飾りはキューポラの一部と転輪です。大黒天の冷泉麻子は、小槌の代わりにハンマーを持っています。あと、アンチョビの頭上にあの白旗が立っているのが笑えます。

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「ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く」 のまとめと反省点、および関連情報など

2013年12月04日 | 大洗巡礼記
 ようやく20回にわたるレポートを終えることが出来、ホッとしています。今回は、初めてのガルパン聖地巡礼を振り返ってのまとめ、および反省点を簡単に述べ、次回訪問への教訓として位置付けてみたいと思います。
 
 既に書きましたように、今回の大洗行きは、水戸市の有賀神社の大洗への「御磯下り」神事が11月11日であることを、前日の10日に友人に知らされていきなり決まったわけですが、往路の夜行バスのチケットも11日の宿も奇跡的に予約出来たために、意外なほどスムーズに実現しました。大洗へは、2001年9月に一度訪れていますが、その頃はガルパンなんてものはなく、普通の海辺の情緒ある街を散歩した形でした。
 ガルパンに出会って、ファンになってからは、いずれ大洗へ再訪することになるだろうと思っていました。こんな形で突発的に実現するとは夢にも思っていなかったのですが、しかし、今回行ってみて、タイミング的にはちょうど良かったのではないか、と感じています。有賀祭の神事の一端を垣間見ることが出来た点も大きいのですが、大洗町におけるガルパンブームの定着ぶりが予想以上だったことにも驚かされました。

 それに加えて重要だったのは、来年の春にアンツィオ戦OVA、冬に劇場版が公開されることが決まっているため、2012年末からのガルパンブームの状況や傾向というものが、今年2013年いっぱいで一区切りつくのではないか、と思われることでした。
 例えば、街なかに設置されているパネルを挙げますと、キャラクターは54人、戦車は45台あり、この形でずっと大洗町の巡礼コースが整備されて定着しているわけです。お店のグッズやおやつや名物土産のラインナップは、これらのパネルの配置に即して生み出されてきている流れがあります。基本的にはこの流れでファンが巡礼して大洗の商店街を隅々まで見て回ると言うコースがほぼ完成していると思います。最近に発売された「大洗ガルパン・トラベル・ガイド ~ガルパン聖地巡礼の手引き~」が、そのコースの情報を詳細にわたって補完する形でまとめられているのも、それ以外のコースや巡礼スポットが有り得ない状態になっていることを示唆していると思います。

 こういう状態が、来年からはどこかで、何らかの形で、明らかに変わると思います。周知のように、アンツィオ戦OVAでは新キャラクターが二人発表されました。イタリア戦車の幾つかが初めて登場するはずです。劇場版では、大洗が再び舞台となることが発表されました。
 これらによって、街なかに設置されているパネルの数が間違いなく増えます。成り行きによっては配置も一新されるかもしれません。劇場版において、大洗で新たな戦車戦が行われたりしますと、その戦闘場所や移動ルートが、新たなスポットまたはコースとして追加されると思います。
 そうなると、来年2014年からの大洗という街は、新たな要素を加えてさらに一皮むけたガルパン聖地へと生まれ変わることになるのではないかと予想されます。少なくとも、2013年いっぱいまでの大洗の姿、状況、といったものがあり、それらの景色、風景の幾つかが、2014年には間違いなく過去のものとなる筈です。

 それで、私としては、2013年の現時点での大洗を巡って、いまのガルパンブームの状態や雰囲気を味わっておくことは、大きな意味があると考えたのです。今回、色々なものを見て、様々な話を聞きましたが、来年になったら今度はアンツィオ戦OVAや劇場版の影響というものにも出会うことになるだろう、それはたぶん、今回の訪問で感じた大洗町の姿に何かを加えて変貌をせまる性質のものかもしれない、と思うのです。
 そういった思いは、今回の訪問を通して、より強くなったと思います。出会ったガルパンファンの何人かが、「年内に行けるだけ行っておきたい」と話していたその気持ちも、本当によく理解出来ます。

 今回の訪問のテーマは、大きく分けて二つありました。一つは有賀神社の神事を拝むこと、もう一つは「ガルパン街なかかくれんぼ」の54人のキャラクター等身大パネルを巡ること、でした。前者は夜行バスの車中と大洗商店街での二度にわたって御神体巡行を拝むことが叶いましたので良かったと思います。後者は54人のうち、3人分を未見のままに残しました。これは店舗の定休日の情報をきちんと調べていなかったためでした。事前調査をもっと入念にやるべきでしたね・・・。

 続いて反省すべきは、食事やおやつの時間をうまく配分出来ずに、おやつの方でほとんど食べられなかった事でした。思った以上に宿での食事や商店街での昼食が素晴らしかったので、ずっと満腹感が続いて、他のおやつをほとんどスルーする結果になりました。おやつを食べ歩くのであれば、朝、昼、夜の食事量を減らす、または省く必要があるわけです。
 この悩みは、たぶん大洗を訪れたガルパンファンならば共通でしょうね・・・。ネット上の各レポートを見ても「食べられなかった」「余り食べると太るから止めた」などの意見が多いですから・・・。

 三つ目の反省点は、写真撮影の枚数が予想以上に増えてしまったことでした。今回はデジカメのメモリが限界になってしまったのですが、デジカメを使いだしてから10年以上になる私にとって初めてのアクシデントでした。300枚以上も撮るという状況が今まで無かったのです。だいたい、一つの町の商店街を隅々まで回って各店舗ごとに写真を撮る、ということ自体が初めてだったのです。京都や奈良の古社寺巡りでも、そんなに頻繁に撮影することは無くて、多くてもせいぜい100枚ぐらいだったのでした。それが300枚超えとなったので、自分でもびっくりしてしまいました。
 今回はわりあいに控えて撮っていましたので、ラストのポイントまでなんとか収めることが出来ましたが、もし、何でもかんでも撮影しまくっていたら、下手すれば二日目の午前中にメモリが尽きたと思います。危ないところでした。次回訪問時には予備のメモリーカードも準備しなければなりませんね。


 上画像は、今回購入したグッズ類です。他に友人に「ガルパン箸セット」や「クリアファイルセット」を贈っていますが、とにかくグッズ類の購入だけで一万円以上を費やしました。
 画像に写っているのは、タオルセット2種、メガネ拭き6種、茨城交通ラッピングバスキット、生徒手帳、あんこうチーム名札5種、優勝記念ステッカー、大勘荘宿泊特典グッズ、潮騒の湯トートバッグ、冷泉麻子キーホルダー、などです。その下にはパンフレットやマリンタワー入場券、箸袋などの「記念品」も並べています。


 上画像は、今回いただいたガルパンキャラ名刺の全部を並べたものです。全16種、18枚あります。これらは全て、買い物や宿泊時に頂いたものであり、タダでは貰えません。「あんこう祭」などのイベント時に限定でタダで配布する名刺もありますが、ごく一部に過ぎません。事前調査の段階では、全14種でしたから、訪問時までに2種が追加されたことになります。その後、新たに2、3種の名刺が加わったようですが、キャラクター名刺は1種だけらしく、詳細がよく分かりません。
 私自身は、ガルパンキャラ名刺は、支払い時に受け取るレシートと同じようなものである、と認識しております。だから、名刺を持っているお店では、必ず何かを買ったり食べたりしていたのでした。

 なお、最近の情報によれば、これらの名刺をネットオークションにて不当な高値で売ろうとする輩が跋扈していたようで、ついにバンダイビジュアルさんから名刺配布に関するNGが出されたらしいです。それで試しにネットオークションをのぞいてみたら、一枚の名刺を7960円もの高値で売りつけているケースがありました。同じ名刺が、大洗ではまだある所に何枚もあって、普通に配布されていると聞いていますが・・・。そんな金額に出す金があるならば、大洗へ行って楽しく商店街の方と会話して買い物しながら頂くほうがマシだと思いますけどね・・・。


 上画像は、今回貰った缶バッジの全部です。同じデザインのものが数個あったりしますが、買い物の特典だったり、おやつのおまけだったりしますが、店に行くだけで貰えたのも少しあります。
 実は私は、缶バッジというものはあんまり調べてなかったし、意識してなかったんですよ。でも行って見ると、色んなところで缶バッジが手に入るので、次はどこでどんな缶バッジが貰えるのかな、と楽しみになってきて、商店街を隅から隅まで回る気持ちが強くなっちゃったんですね。
 今回は見送ったおやつや土産の多くに缶バッジがおまけでついていたので、全部ゲットしていれば、もっと増えた筈なんですよ。ショッピングでポイントを貯めるのに似た感覚がありますし、何よりも記念品としては手ごろでかさぱらないのが良いと思います。
 最近は、ガルパン交流板などで、大洗の缶バッジの情報や一覧表を作ろうという試みがあるようですが、要するにものすごく種類があるんですね。ブーム初期の缶バッジだけでも、私が知っている限りでは10種類ぐらいあります。
 こうした缶バッジ、次回の訪問時にはどんなのが貰えるか、楽しみになってきます。

 あと、色々な情報をさらりと書き流しておきます。

夜行バスや列車について
 私は近畿在住ですので、大洗へ行く際の起点は京都または大阪になります。夜行バスと列車の二通りの方法がありますが、今回は往路を夜行バス、復路を列車にしました。所要時間は、夜行バスが約8時間、列車が約5時間でした。大洗での所要散策時間を考えると、夜行バスの方が便利で、早ければ7時半ぐらいに終点の水戸駅南口に着きますので、それから鹿島臨海鉄道を利用して8時台には大洗に着きます。列車の場合は、新大阪を6時に発つ新幹線のぞみの始発に乗ったとしても、大洗へ着くのは10時35分になります。
 今回は、水戸の友人のすすめで夜行バスを利用しましたが、結果的には正解だったと思います。大洗においては、一時間や二時間の余裕があるかないかで廻れる範囲が大きく違ってきますし、キャラクターや戦車のパネルを探しながら回るのは思った以上に時間がかかります。もし、往路で列車を選んでいたら、今回の54種のキャラクターパネルの設置場所を全て回るということは不可能だったろうと思います。
 利用した交通機関などのサイトです。
 1 夜行バス関連 関東鉄道および発車オーライネット
 2 JRなど 駅から時刻表
 3 鹿島臨海鉄道
 4 参考となる情報 JR東日本水戸支社の「おすすめ旅行商品」案内  

大洗での交通手段について
 大洗町での交通手段は、バス、タクシー、レンタサイクルの三種類があります。私は今回は商店街巡りをメインとしたので、レンタサイクルを利用しましたが、もっと広い範囲を回るのであればバスも魅力的です。徒歩も健康的で良いですが、時間がかかるのと、広い範囲を歩き回れば疲れてしまいます。パネル巡りを徒歩でやると、一日かかっても全部を回れないので、この場合は泊りがけが前提となるでしょう。
 1 大洗町への交通案内 大洗観光協会「よかっぺ大洗」の記事
 2 大洗町のバス情報 ルートや運賃、時刻表など(ルートマップがダウンロード出来ます)
 2 大洗町のタクシー 「大洗町」「タクシー」で検索してみて下さい。合わせて三社のタクシーが営業しています。
 3 レンタサイクルは、以下の三ヵ所で扱っています。
   a 大洗駅内のレンタサイクル 鹿島臨海鉄道大洗駅構内 029-267-5203 8:30~16:00 一日500円(保証金1000円)
   b 大洗リゾートアウトレットのガルパン仕様レンタサイクルの案内情報
   c 「エノキザワ」こと榎澤輪業商会さん 0292-67-2745 一日500円 利用時に缶バッジが貰えます。
   d 曲がり松商店街の「肴屋本店」のガルパン仕様レンタサイクル 029-267-2211 7:30~21:00 一日500円
 また、水戸市からのレンタカーサービスにて「ガルパンレンタカー」が利用出来ます。情報はこちら

大洗町の観光コースや見どころ情報など
 大洗町の現在の観光コースは、ガルパンブームを反映して聖地巡礼やパネル巡りなどの形がメインになっています。また商店街が主催するイベント絡みでのルートも生まれ、クイズラリーやキャラ誕生日イベントにともなうコースもあって多彩になっています。実質的には、聖地という枠組みを既に脱して、ファンと住民との交流の輪が広がるなか、コースも点から面への拡がりをみせつつある感じになっています。これらの骨格を形成したのが、「ガルパン街なかかくれんぼ」や「ガルパン街なか戦車せいぞろい!」のコースであると思います。
 それとは別に、大洗町本来の観光スポットも少なくありません。豊富な史跡や文化財を含めて大洗町の歴史的風土を観るのも良し、鹿島灘に面した風光明媚な海辺の自然を愛でるのも良し、です。
 1 大洗観光協会「よかっぺ大洗」
 2 「ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)まとめwiki」「大洗町」の記事群
 3 「ガルパン街なかかくれんぼ」のマップ(ダウンロード出来ます)
 4 「ガルパン街なか戦車せいぞろい!」のマップ(ダウンロード出来ます)
 5 くらもちジイジ謹製「市街戦攻略地図」(ダウンロード出来ます)
 6 大洗町の史跡や文化財などの情報 「大洗町観光情報」の「歴史施設」記事
 7 大洗町の情報などの電子書籍ポータルサイト「おおあらいebooks」にて大洗町観光の案内や諸施設のパンフレット、町内バス情報などを閲覧出来ます。

宿の予約について
 宿の予約は、直接電話をかけて問い合わせるのがベストです。ネットでの予約で満室になっていても、それはネットの予約枠でのことなので、それ以外の部屋数というものが別にあるわけです。大洗の旅館や民宿は、海水浴場の宿としての形態が長く続いたために、ネット予約よりも電話やメールでの直接予約を重んじる傾向がある、ということです。
 1 大洗観光協会の宿泊施設一覧 「ガルパン応援プラン」実施施設の情報も含まれます。
 2 大洗町民宿組合オフィシャルサイト

手荷物について
 大洗を回りますと、とにかく土産やグッズを買ってしまうので手荷物が増えます。しかし町内にはコインロッカーが全くありません。大洗駅にもありません。手荷物預かり所も無いと聞きました。
 以前はリゾートアウトレットにコインロッカーがあったようですが、例の震災で流されて以降は設置しておらず、レンタサイクルを利用する際に手荷物預かりが利用出来るシステムになっています。だから、荷物は最低限にまとめ、必要なものは大洗で調達するというケースも想定した方が良いと思います。今回はそのことを念頭に置いてザックひとつにまとめたため、移動も買い物も楽に出来ました。
 また、商店街では宅配代行サービスの窓口を持っている店もありますので、手荷物が増えてきたら、思い切って宅配便でまとめて送ってしまうのも良いでしょう。
 なお、大洗町内で宅配便を扱っている郵便局やコンビニが幾つかあり、商店街に最も近いのは役場の東にある大洗郵便局で、ゆうパックが利用出来ます。他に県道2号線沿いの大洗海鮮市場の横にあるファミリーマートでは宅急便が利用出来ます。また、大洗駅から東に5分ほどの所にセブンイレブンがあり、宅急便が利用出来ます。
 1 大洗郵便局
 2 ファミリーマート 大洗磯浜店
 3 セブンイレブン 大洗駅前通り店
 4 セブンイレブン 大洗海岸店

商店街での会話について
 商店街でお店の方と話す時は、話題を明確に絞った方が会話が弾むようです。私の場合はなるべくガルパン関連は控えて、有賀祭のこと、古社寺や文化財の事、おでぃば山の事、水戸藩および守山藩の歴史の事、など大洗町の風土や歴史に関する質問を積極的にやったので、全ての方が積極的に熱心に教えて下さいました。大洗のことを大洗の住民に色々教えてもらう、というのが商店街での会話の基本ポイントだと改めて実感しました。
 面白かったのは、祝町の遊郭街のエピソード、明治の頃の鰯加工業の話、昔走っていた大洗鉄道水浜線の事、マリンタワーやアウトレット地域の埋め立て工事の事、などでした。私自身がそういう話題が好きなせいもありますけどね。

大洗町の店舗や食事処など
 大洗町の各商店街の店舗やグルメスポットなどの記事を、事前調査の際にネットで探して私なりにまとめていたものです。「食べログ」などの記事も含まれます。( )内は設置してあるパネルの名前です。ご参考までに。
 1 大洗海鮮市場の「海鮮どんぶり亭」 
 2 大洗町漁業組合の「かあちゃんの店」
 3 めんたいパーク大洗
 4 お魚天国
 5 大洗リゾートアウトレット
 6 「よかっぺ大洗」の飲食店ガイド
 7 大洗町健康福祉センター「ゆっくら健康館」「ゆっくら亭」
 8 天然温泉「潮騒の湯」 (マウス)
 9 株式会社カジマの店舗案内 (ホシノ)
 10 手打ちそば常陸屋 (新三郎)
 11 磯料理いそや (澤梓)
 12 蕎麦屋あんばいや (ナオミ)
 13 寿司店栗崎屋 (ティーガーⅠ)
 14 ヴィンテージむらい (オレンジペコ)
 15 梅干しと漬物の吉田屋
 16 月の井酒造店 (蝶野亜美)
 17 割烹旅館 さかなや隠居 (西住まほ)
 18 平成魚松 (西住まほ)
 19 魚忠の「ちゅう心」 (近藤妙子)
 20 喫茶店の「ブロンズ」
 21 カフェ「グーテ」 (チャーチル歩兵戦車)
 22 ラーメンの「麺屋渡来人」 (ヘッツアー)
 23 ラーメンの「藤乃屋」 (ぴよたん)
 24 食事処の「桜井食堂」 (Ⅲ号突撃砲F型)
 25 蕎麦屋の「大進」 (園みどり子)
 26 干物の「飯岡屋水産」 (ケイ)
 27 干物の「森寅ひもの館」 (ノンナ)
 28 しらす丼の「五十隼矢」
 29 蕎麦屋の「そば処 武山」
 30 居酒屋の「ぎらばり」
 31 寿司の「悠久」
 32 洋食の「大野屋」
 33 海鮮料理の「えんやどっと丸」
 34 お好み焼きの「道」 (大野あや)
 35 ラーメンの「昭来軒」

 こんなところでしょうか。

 実は、ひょっとすると12月中旬に再び大洗へ行くかもしれません。仕事がらみで東京へ行く用事があるので、それに合わせて休みを取って大洗へ足を延ばそうか、と思案しております。

 それとは別に、今度の年末年始を、大洗で過ごしてみようかな、と考えています。12月31日の午後までにゆっくり移動して、宿に入って、大洗磯前神社に夜中の初詣をやり、一眠りして神磯の鳥居のところで初日の出を拝み、元旦営業の施設や店舗をゆっくり回って、さらに一泊して1月2日にのんびり帰る、という感じでどうかな、と考えています。

(追記) 2014年1月11、12、13日に三度目のガルパン大洗巡りに行ってきましたので、その際に見かけたり入ったりした食事処などの情報を8件追加しました。2014年7月20日に記事の追加およびリンク切れ修正を行ないました。
コメント (4)
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く その20 「豪海天丼です!!」

2013年12月03日 | 大洗巡礼記

 「石福」と交差点を挟んだ対の角には、27番の惣菜店「カワマタ」があります。建物の看板は「大串屋商店」になっていますが、そのテナントが「カワマタ」なのでしょうか。よく分かりませんでした。


 「カワマタ」の外観は、ガルパン関連の写真やポスターや張り紙などが多く、人気スポットの一つであることを伺わせます。人気キャラクターのひとり武部沙織のパネルが置いてあるからでしょう。


 武部沙織です。あんこうチームのメンバーに連なる二年生で、チームでは最初は戦車長、後に通信手を務めます。全てを恋愛と結びつけて考え、戦車道を嗜むとモテると思っていますが、現実は違ったようです。好きな言葉は「女の一念岩をも通す」。出身は茨城県大洗町、好きな花はピンクの薔薇、好きな戦車はM26パーシングです。


 店内のガルパンコーナーも内容が充実しています。武部沙織を描いたファンアートの多さが、人気の程を物語っています。他ではあまり見られない同人誌類やグッズがあり、ガルパンブーム初期に出回っていたレア物も少なくありません。早くからファンの溜まり場になっていたことがうかがえます。
 このお店で販売する「沙織の肉じゃが」は、有名な人気おやつですが、今回は次に昼食を控えていたので、次の楽しみにとっておくことにしました。


 次は、38番の割烹旅館「さかなや隠居」に行きました。店先にある「曲り松」が曲り松商店街の名前の由来にもなっている、由緒ある老舗ですが、食事処「平成魚松」を運営しています。この日の昼食はここでとる予定でした。以前の記事で述べたように、以前に食べた海老天丼をもう一度食べてみたかったのです。


 店先には、黒森峰女学院戦車道チームの隊長を務める三年生の西住まほが居ました。西住みほの姉で、西住流戦車道の後継者と目されている実力者であり、昨年度の高校生大会ではMVPに輝きました。国際強化選手としてメディア露出も多い有名人でもあります。出身は熊本県熊本市、好きな花は桜、好きな戦車はパンターF型です。


 さっそくお目当てのメニュー「豪海天丼」を注文しました。数分とかからずに、揚げたての天丼の定食が運ばれてきました。
 おお、これですよ、これ !! 見て下さいよ、このボリュームを。海老や穴子などの特大揃いなんですよ。いやー、以前に食べた時よりも大きくなってるような気がしたんですが、なんというか、もう、見るだけで満腹になってしまうそうな迫力でしたね・・・。素晴らしい !!


 この「豪海天丼」の凄さは、大海老、穴子、白身魚、ししとう、ナス、舞茸の天麩羅のいずれもが大きいことです。下の御飯の量の方が少ないので、天丼というよりも天麩羅の山を食べている、といった感じになります。衣は割合に厚手なのですが、サラッと揚げてあるのでサクサクと軽く味わえます。つゆは甘味を抑えて量も少なめにかけてあるので、天麩羅の風味と御飯の味をストレートに楽しめます。
 これに茶碗蒸し、味噌汁、漬物がつきますので、ゆっくり食べても満腹感がかなりのものになりました。ようやく再会出来たこの味と量に、とても幸せになりました。突然ではあったが、はるばる大洗に来た甲斐があった、と思いました。


 満腹になってしまったので、ちょっと運動量を増やさないといけないな、と考え、まだ見ていない二ヶ所のキャラクターパネルを歩いて回ることにしました。自転車を押しながらゆっくりと15分ほど歩き、47番の「さまた接骨院」に向かいました。ところが定休日のようで、西住しほのパネルも見当たりませんでした。

 仕方がないので、さらに15分ほど歩いて大洗磯前神社の一の鳥居をくぐり、52番の旅館「小林楼」に行きました。
 玄関口のガラス越しに、サンダース大付属高チームのアリサが居ました。二年生で、チームではケイ、ナオミに次ぐNo.3の位置にあって副隊長を務めます。勝利のためには手段を択ばない傾向があり、大洗女子学園チームとの試合では無断で無線傍受を行ってケイに怒られています。出身は長崎県佐世保市、好きな花はアネモネ、好きな戦車はM1エイブラムスです。
 ちなみに、上画像に写っている自転車が、今回レンタルした「エノキザワ」の自転車です。


 「小林楼」を出て西へ引き返し、今度は自転車にまたがって県道2号線を「ゆっくら健康館」の西側まで一気に走り抜けました。泊まった「大勘荘」の東をかすめて大貫商店街に入り、ラストとなる5番のお好み焼き屋「道」に行きました。
 このお店も外観がガルパン一色に染まっています。それどころか、看板の「道」の前に「戦」「車」の字が追加されていて「戦車道」になっています。ここもノリノリ感が全開ですね・・・。ジョークなんでしょうが、本気で店名を変えているのかと思ってしまいますね・・・。


 店先には、ウサギさんチームの大野あやが居ました。副砲の砲手を務める、明るい眼鏡っ娘の一年生で、カバンにつけているマスコットはチームのマークになりました。出身は茨城県笠間市、好きな花はパンジー、好きな戦車はオチキスH35です。


 実は、この店の名物である「たらし焼き」を、今回の訪問のラストのおやつに頂く積りだったのですが、昼食の天丼の満腹感がなかなか消えないので、次回に回すことにして諦めました。表の案内板に「駄菓子も販売しています」とあったので、帰りの列車内でのおやつにちょうど良いかな、と考えて駄菓子を購入しました。
 支払い時に、上画像の名刺を頂きました。これが、今回もらったガルパンキャラ名刺の18枚目となりました。


 「道」を出て、自転車を「エノキザワ」に返却し、大洗駅まで歩きました。すでにデジカメのメモリーは限界に達していて、最大撮影枚数314枚まであと1枚を残すのみとなっていました。それで、水戸駅から乗った「フレッシュひたち」の撮影がラストとなりました。上画像は、終点の上野駅に着いた直後のものです。
 それから山手線で品川まで移動し、新幹線に乗り換えて京都への帰途に着きました。帰宅したのは20時過ぎでした。 

 以上にて、「ガルパンの聖地・大洗を行く」のレポートを終わります。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く その19 「おでぃば山です!!」

2013年12月02日 | 大洗巡礼記

 大貫地区をほぼ一周する形で回った後は、永町商店街へ移動して、昨日見られなかったキャラクターパネルを順に見る事にしました。喉も渇いてきたので、16番の酒店兼喫茶店「ヴィンテージクラブ ムライ」へ寄って紅茶を頂くことにしました。


 玄関先には、聖グロリアーナ女学院チームのオレンジペコが居ました。ダージリンの搭乗する戦車の装填手を務める一年生で、口数は少ないがしっかり者で紅茶を入れるのが上手です。常にダージリンに付き添っており、共に大洗女子学園の試合を観戦しました。出身は神奈川県横浜市、好きな花はオレンジバラ、好きな戦車はクルセイダーです。


 店内のカウンターに案内され、紅茶を注文しました。室内を見回すと、玄関の横に妙なものが置いてあるのに気付きました。「これは旧日本軍の九六式軽機関銃じゃありませんか?」と尋ねると、店の主人が「よく御存知ですね。息子が趣味で作ったものなんですよ」と答えてきました。自作のモデルガン、というのにも驚きましたが、実物と見紛うほどの精巧さにも驚かされました。
 実は私は、20代から30代の頃に数度、太平洋戦争の戦跡巡拝および遺骨収集事業に参加して太平洋各地の戦跡を回ったことがあるんですよ。その際に、赤錆びたり、朽ち果てたりした九六式軽機関銃の実物を幾つも見ているのです。そのことを話すと、店の主人や奥さんは「いい活動をされて来られたのですね」と言いました。

 その後、大洗へ来た理由を尋ねられて、「ガルパンの聖地巡礼もあるんですが、第一の目的は有賀神社の御磯下りの巡行を拝むことでした」と答えたところ、主人が俄かに多弁になって、有賀祭のことを色々教えてくれました。やはり大洗磯前神社の重要な祭事だけあって、大洗の人々はみんな有賀祭に関しても篤い信仰心を抱いておられます。
 そして有賀祭の由来を「有賀の神様が、一年に一度、大洗磯前の神様と逢引をなさる、ってわけですよ」と説明して下さったのですが、他のお店の方と話した際には「大洗磯前神社の神と有賀神社の神は兄弟だから、一年に一度は必ず会う」という内容だったのです。
 ところが、大洗磯前神社の由緒書では、御磯下りの行事に関して「有賀さん(有賀神社)は大洗さま(大洗磯前神社)の側室の娘さんで、気立てがよく一年に一度、親孝行のためにおみやげをたんと持って大洗に里帰りしてくる」とあります。
 水戸の友人は、有賀神社の氏子だけあって、「有賀神は、大洗磯前神の娘さんだよ」と正確に理解していましたが、大洗町の人々においては、人ごとに有賀祭への理解がまちまちのようでした。日本人って、あまり宗教関係に深い知識をもとうとしないまま、とにかく有り難がってお参りを熱心にやる傾向がありますね・・・。


 会話がはずんで、長居をしてしまいました。慌てて支払いを済ませると、レシートと共に名刺も頂きました。
 次はどちらへ行かれるのですか、と尋ねられたので、「おでぃば山に行こうと思っています」と答えました。「ああ、うちの裏の山ですよ」と言い、わざわざ外に出て道を細かく教えて下さいました。御礼を言って自転車に戻ると、「途中に階段があるし、細い山道だから自転車ではちょっと無理ですよ。ここに置いといて結構ですので」と言われました。有難い御配慮に感激し、お言葉に甘えさせていただきました。


 教えられた通りに宅地の中の路地を北へ進み、左折して石段を登り、細い山道を50メートルほど歩くと、左手に古墳の姿が見えました。「常陸鏡塚」の別名を持つ、日下ヶ塚古墳です。4世紀代に造られた前方後円墳で、全長は約96メートル、高さは約11メートル、前方後円墳としては茨城県内有数の規模とされます。墳丘の周りに周溝がめぐりますが、現状では判りづらいです。昭和24年8月に埋葬施設の発掘調査が行われ、粘土郭や木棺が検出され、壮年の人骨や青銅鏡、石製模造品など、総数4000点以上にのぼる副葬品が発見されています。茨城県の史跡に指定されています。
 この日下ヶ塚古墳の北に車塚古墳があり、また日下ヶ塚古墳の前方部を水戸藩が海防施設に転用した磯浜海防陣屋の遺構もあり、これらがある高台一帯を、地元では「おでぃば山」と呼んでいます。江戸時代には「御台場山」と表記していましたから、もとは「おだいばやま」と呼んだのが訛った結果が「おでぃば山」の呼称だと分かります。
 上画像は、日下ヶ塚古墳の後円部頂上にある石碑です。


 日下ヶ塚古墳の後方部は、幕末に水戸藩が平らに均して海防施設に転用しています。磯浜海防陣屋といい、三段の平坦面が周囲に高い切岸を回している形で遺構が今も残っています。一般的に「おでぃば山」といえば、この磯浜海防陣屋の跡地一帯を指しているそうです。
 劇中の第4話では、ウサギさんチームの六人が高台の木に登って、西住みほたちの奮戦ぶりを遠望するシーンがあるのですが、その高台というのが「おでぃば山」に当たるとされています。公式設定資料などでは明確にされていないのですが、劇中のシーンや景色を見る限り、「おでぃば山」以外に候補地が見当たらないのです。ガルパンファンの間では、すでに「おでぃば山」は劇中の舞台の一つだ、という認識が定着しているようですので、私も興味を持って登ってみたわけです。


 現地に行ってみてびっくりしたのは、劇中にてウサギさんチームの六人が登っていた高台の木と、非常によく似た姿の木があることです。劇中のシーンの画像を持参していたので、他の木も全て見比べてチェックしたのてすが、やはり上画像の木が最も似ていました。木まで実在のものをそのまま写し取ったアニメなのか、と驚かされました。
 ですが、この木には、私はとても登れません。かなり高さがあるので、梯子が無いと高校生でも無理じゃないかと思います。劇中では、一番最初に登って、左に張り出した枝に腰かけているのが丸山紗希なんですね。無口だけど、行動は素早いみたいで、笑ってしまいますね・・・。
 そんなこんなで、「おでぃば山」もなかなか楽しい所でした。大洗町の街区や鹿島灘を見渡せる眺望の良い場所でもありますので、巡礼中の休憩スポットとしても最適だと思います。


 「おでぃば山」から下山して「ヴィンテージクラブ ムライ」に戻り、自転車を置かせて貰った御礼を言って、次の29番の茶店「国井屋」に移動しました。ここでもメニューに紅茶セットがありますが、次の楽しみにとっておきました。
 このお店の販売グッズの一つ、「茶ーちる歩兵煎茶」がガルパンファンに人気だと聞きました。「チャーチル歩兵戦車」に因んだネーミングが楽しいです。こういうノリノリ感が、ここ大洗では幾らでも発揮されていますね・・・。


 店先には、聖グロリアーナ女学院チームのアッサムが居ました。縦ロールの髪とリボンが特徴で、ダージリン同様ジョークを好むそうですが、劇中では全く台詞がありませんでした。 ダージリンの搭乗する戦車の砲手を務める三年生で、出身は神奈川県横浜市、好きな花はミニバラ、好きな戦車はチャレンジャーです。


 「国井屋」の隣に、28番の八百屋「石福」があります。ここの御主人とは、昨日の御神体巡行見学の直前に23番の「加藤豆腐店」でお会いしています。今日は、店先で忙しく立ち回っておられましたが、私を見て「ああ、昨日の」と話しかけてきたので、一度しか会っていない観光客の顔をよく覚えておられるなあ、と感心しました。お客の顔を絶対に忘れない、生粋の商売人とはこうでなくてはいけませんね・・・。
 店内には、カメさんチームの河嶋桃が居ました。生徒会の広報を務める三年生で、練習の指揮や作戦の立案などを行い、全国大会の試合では副隊長として西住みほを補佐しました。チームでは砲手および装填手を担当し、通信手も兼ねていましたが、角谷杏が砲手に就いてからは装填手に徹しました。出身は茨城県水戸市、好きな花はガーベラ、好きな戦車はティーガーⅡです。


 御主人が「関西のお人かね」と聞いてきたので、そうですと答えたら、「話し方ですぐ分かるもんな」と笑っていました。「ガルパンコーナーもあるよ、ゆっくり見て行ってくれ」と言いながら、上画像の名刺も下さいました。「周りがいろいろ名刺作って配ってるからな、ウチでも始めたよ」と話されたところをみると、これはガルパンキャラ名刺のなかで最も新しいもののようです。私が事前に調べておいた14種のキャラ名刺リストにもありませんでしたから、15番目の「磯辺典子」に続く16番目の名刺ということになります。
 この調子で、さらに増えていくのでしょうかね・・・。 (続く)

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