食事が美味しいという当たり前に感じていた事が、
すんなり胃が受け付けてくれないと、そのありがたさが分かります。
冷蔵庫を開いても食欲が出ず4~5日位で調子が戻ったと思う頃
良くない症状が出て検診の結果日帰り手術を22日にいたしました。
手術終了後2時半に部屋に戻って、横になり
6時の回診を受けその後会計書を受け取って帰宅という事になっていました。
婦長さんが”ララさんは先生が手紙を書いていますから待っていてください”と言われ
病状なら直接話される筈
数名の他の患者さんは?と部屋を見ると何方のドアーも開けっ放しで電灯は消えていました。
私だけがとり残されて一抹の不安が過ぎりました。
数分が長く感ぜられそれからの随分たっても私の部屋だけが暗闇の中でした。
娘に忘れ去られているのでは?と受付に尋ねさせると”もう少しお待ちください”との返事。
私達は何だろう!他の大病院への紹介状?それにしても長すぎるわねーと娘までが
なるようになると腹をくくっていました。
それから10分程してかん高い呼び出し放送で不安を抱きながら、
受付窓口に走りよりました。
其処には2通の手紙がしたたまれていました。
真っ先に目に入ったあて先は、私が通院している整形外科と内科名でした。
看護婦さんの”使っておられる薬に対しての今日の処置内容報告です。”
の言葉に過密なスケジュールで緊張の長時間をやっと終えられた先生が
尊い時間を割いてしたためて頂いていた事に胸が感謝の気持ちで熱くなってきました。
頭の下がる思いでした。
”『先生に有難うございました』とお伝えください”とその場を離れました。
夜布団の中に入ってつい溜息がでました。
それはやっと快方をむかえた安堵の溜息でした。
暫くは通院が続きますが、もう目の前の最後の踏み台が近づきました。
ブログ再開できるのを心待ちにいたしています。
直長い閉鎖状態にもかかわらず来て頂きました皆様に感謝いたします。
「有難うございました。」