まずは本題を。
2月27日土曜日 28日日曜日と 岐阜市で完成見学会を行います。ブロzグでもたまに話題にしてきた、三方を高いビルで囲まれた街中の住宅です。
今回もいいですよ。自分で言うもなんですが、いい空間になっています。
詳しくはこちらをクリック。 タマゴグミ見学会
そうそう、空間といえば、私はよく「空間」という言葉を使うのですが、これには理由があります。
建築は空間を与える商売、設計士は空間を計画するのが仕事
と教えられてきたからです。
先日、大阪で久々にデザインされた住宅を見てきました。よくチラシで見る「デザイナ~住宅」というやつではないですよ。こんな感じです
当初は住宅として造られたのですが、今は事務所兼スタジオで使用しているそうです。
一部だけですが、なんとなくわかってもらえるでしょうか?どんなシーンでもスッと飲み込む力があるデザイン。
この建物の設計が凄いなと思うのは、色々細部がデザインされているのに(たとえば格子の扉とか、モルタル磨きの壁とか)存在を主張していないところです。
建築は主張しないほうがいいのです。「○○風」なんて大きなお世話なのです。
空間を完結させるのは、最後はお客様なのです。
納豆をマゼマゼしながら新聞を読む こんなシーンもサッと飲み込む空間がよい空間と私は思っています。
壁でもそうです。
絵画をぶら下げても、小学校でお子様が書いてきた絵をぶら下げても、「うん、いいじゃん。」という壁が理想の壁なのです。
そんな思いでタマゴグミは家を造っています。
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